music mania ちばちゃん

11月22日(土)は21時から「第981回」の放送! 11月25日(火)の18時からは「第980回」の再放送! '25.9月から20年目に突入しました!

第979回ON AIRリスト(①2025年11月8日放送 ②2025年11月18日放送)

 さて、昨日から雪模様になり、今朝起きてみると積雪となっておりました。という訳で今シーズン初の“雪かき”をしました。ま、日中の予想気温を考えると、ほっといたら融けたかも知れませんが、最近は運動不足だったので丁度良い“運動”になりました。その後、朝食を食べ、息子の“インフルエンザ予防接種”の送り迎え。病院の開院より少し早く着くように行きましたが、開院を早めたみたいで息子は10番目ぐらいだったそうです。それでも20分程で終わったので良かったです。私は駐車場で車の中で待っていたのですが、その間に続々と接種希望者が来ていましたね。息子の早起きが無駄にならなくて良かった(笑)。

 先日、メルカリのお話しをしましたが、先頃の取引で面白い事が起きました。とある中古CDを300円で購入し到着いたしました。開封して商品を確認、取引相手を評価して終了。ま、これが通常の流れかと思います。今回もそのようにしました。数日後、中古CDのケースを空けると中身が布袋寅泰の「GUITARHYTHM FOREVER Vol.1」。ん、ケースはSALT&SUGAR「Concerts」なのに。出品者の凡ミスです。「GUITARHYTHM FOREVER Vol.1」は当然持っているし…。クレームを入れようかなと思いましたが「300円だからいいか」と評価はそのままにいたしました。SALT&SUGAR「Concerts」は改めてAmazonの中古で注文いたしました。

 息子の大学受験がいよいよ始まりました。後から後悔しないように頑張ってくれるのを願います!

 最近、車で流して聴いているのは佐藤竹善さん。良さに気付くのが少し遅かったと反省しております(笑)。

 ということで、

第979回放送の(’25年11月8日・’25年11月18日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. TESTAMENT / PRACTICE WHAT YOU PREACH ('89年発表 3rd「PRACTICE WHAT YOU PREACH」)
2. SYMPHONY X / SMOKE AND MIRRORS ('98発表 4th「TWILIGHT IN OLYMPUS」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. SIAM SHADE / I Believe ('97年発表 3rd SINGLE「Why not?」C/W)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. たま / 満月ブギ ('89年発表 EP「でんご」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. DREAMS COME TRUE / よろこびのうた ('97年発表 9th「SING OR DIE」)
6. DREAMS COME TRUE / 月光 ('97年発表 9th「SING OR DIE」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 斉藤由貴 / 悲しみよこんにちは ('86年発表 5th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. JACKS'N'JOKER / FREEDOM LAND ('90年発表 1st「JACKS'N'JOKER」)

 今回の目玉は、斉藤由貴悲しみよこんにちは。作曲は玉置浩二さん。名曲だと思います!

1. TESTAMENT / PRACTICE WHAT YOU PREACH

 TESTAMENTはアメリカ・カリフォルニア州出身のスラッシュメタルバンドであります。バンドは83年にエリック・ピーターソンを中心にLEGACYという名前で活動を始めました。86年、ボーカルのスティーヴ・スーザがEXODASに加入するため脱退。そのスティーヴの紹介で地元のグラムロック・バンドにいたチャック・ビリーが加入します。その後、同名のバンドがすでにデビューしていたことが判明し、バンド名を「TESTAMENT」に改め、翌87年、前身バンドの名を冠した1st「The Legacy」でメガフォース・レコードよりデビューを果たします。89年にこの3rd「Practice What You Preach」を発表、ビルボードチャートで77位を記録し、初の全米トップ100にランクインを果たしました。ところで、以前にもお話ししましたが、実は私、「ベイエリアスラッシュ」と呼ばれるバンドに関しては“ベストアルバムのみ”というのがほとんどであります。聴いてみると「あ、カッコイイなあ」とは思うのですが、いざ集めるとなるとちょっと面倒で(笑)。ただ、このような番組をやっているなら、このTESTAMENTとEXODUSぐらいは揃えないといけないな、とは思ってはいるのですが、実践できておりません。音の特徴としては“ザクザクと切り刻むようにソリッドに鳴らされるギタートーン”いわゆるベイエリア・クランチと呼ばれる音ですかね。これは確かにそれ程聴き込んでいない僕にも「お、カッコイイ!」となりますね。素直にかっこいい音だと思います。
 

2. SYMPHONY X / SMOKE AND MIRRORS

 SYMPHONY Xはギタリスト、マイケル・ロメオをリーダーとする米国のプログレッシヴメタルバンドであります。ロメオは88年から92年まで「PHANTOM’S OPERA」というバンドで活動していましたが、メンバー間の確執で3人が脱退し、バンドが機能しなくなります。そしてロメオはソロとしてインストゥルメンタルのデモテープを制作し、93年に発表しております。これが各方面で絶賛され、彼は再びバンド活動をすることを決意します。そして94年の春にラインナップが固まり、SYMPHONY Xが結成されます。同年末に1stを発表、95年に2nd、96年に3rdとコンスタントにアルバムを発表しますが、本国である米国では正規のリリースがされない状況であり、ここ日本が彼等の主戦場でありました。日本でのレーベルは美旋律のバンドを多く輩出した今は亡き「ゼロ・コーポレーション」でありました。4th発表後にレーベルを移籍し、やっと本国で作品が発表される状況になりました。彼等の音楽性は冒頭で紹介したとおり、基本的にはプログレメタルでありますが、ネオクラシカルメタルの要素もかなりあるので、プログレメタル」として聴くのも、「ネオクラ」として聴くのも、両方で楽しめるかなと思うのですが。
 

3. SIAM SHADE / I Believe

 彼等をこのコーナーで紹介しているのは、結成当初に“長髪に濃いメイク”というV系に倣ったコンセプトで活動していたからであります。SIAM SHADEは89年にボーカルの栄喜が「女の子にもてたい。そのためにも格好良いバンドを組んで目立とう!」と思い立ち、友人のNATCHINを誘って母体となるバンド「POWER」を結成したことでスタートします。数度のメンバーチェンジを経て、94年12月に1stミニ「SIAM SHADE」を発表、このアルバムがインディーズチャート2位を記録したことで注目のバンドとなります。僕が彼等の存在を知ったのがこの頃でしたね。ただ、この時点では「まだ、様子見かな」という感じで、手を出していません。ま、今思えば、当時、ネット環境が充実していて彼等の楽曲を聴くことができていたら、すぐに“買い”だったでしょうね。当時の彼等はライブで「コント」をやったり、その流れでライブにおけるコント内で高木ブーさんと共演したり、僕からみて「真面目に音楽をやれ!」という活動だったので、なかなか「聴いてみよう!」という気持ちにならなかったのは事実ですね。そんな事もあり、実際に彼等の楽曲をきちんと聴いたのはブレイク作「1/3の純情な感情」でしたね。楽曲のキャッチーさも良かったのですが、「演奏力の高さ」に魅かれましたね。SIAM SHADEのシングルに関しては「A面は売れ線で」「B面は自分達のやりたい事で」と完全に割り切っていたと思います。
 

4. たま / 満月ブギ

 たまは独自でそれぞれ音楽活動をしていたメンバーが集まって、84年に結成されたバンドであります。彼等はマイペースでライブ活動を続け、89年5月にインディーズのナゴムレコードからEP「でんご」を発表、同年末に1st「しおしお」を発表することになり、そのプロモーションを兼ねて出場したのが「イカ天」であります。当時、高3の僕は彼等の出場をリアルタイムで観ておりました。正直、「審査員は評価しているけど、どこが素晴らしいのかよく判らない…」というのが僕の感想でした。結果的に5週勝ち抜きで「第3代グランドイカ天キング」に輝き、90年にメジャーデビューを果たします。「どこが素晴らしいのかよく判らない」と思った僕ですが、彼等の人気が急上昇しているのが判った段階でEP「でんご」と1st「しおしお」を当時行きつけのインディーズショップで購入。音楽性に惹かれたのではなく、「持っていればネタになるかも」ぐらいの気持ちでの購入でありました。しかし、聴き込むうちに“素晴らしさ”が少し判った気がしました。オリジナリティーはもちろん、実はコーラスワークが素晴らしいバンドであります。一部では“平成のビートルズ”とも言われた彼等は「曲を作った人がボーカルをとる」というバンドでした。一般的には「一発屋」としか認知されていないかも知れませんが、彼等は一種の天才ですね。その世界観は唯一無比です!
 

5. DREAMS COME TRUE / よろこびのうた
6. DREAMS COME TRUE / 月光

 DREAMS COME TRUE特集、9週目、前作から1年7ヶ月ぶりのオリジナルアルバムであります。この作品はデビュー以来初めてマイク・ピラのプロデュースから離れると同時に、ユッスー・ンドゥールとのコラボレートなど、新しい試みを取り入れた作品であります。また、オリジナルアルバムとしては初めてのヴァージン・レコード・アメリカからの発売でありました。アルバムは2nd「LOVE GOES ON...」以来6作連続で、いずれも200万枚以上のセールスを記録していたのですが、本作は当初のバージョンではチャートで100万枚に届きませんでしたが、後に別バージョンによる販売でミリオンセラーを達成しました。バンドはこのあとしばらくアメリカ進出を強く意識することになり、英語版の作成などにも力を注ぐようになりますが、アメリカでの活動は芳しいものではなく、本格的なアメリカ進出作となったこの「SING OR DIE」にしても、ニューヨークのタワーレコードなどで週間売上の上位にランクインしたものの、実際には現地での購買層はほぼすべてが日本人であったとされます。中村さんは後にアメリカでのチャレンジは失敗だった。レコード会社もクビになったし、勉強不足も甚だしくて、そこでバンドが終わってもしょうがないっていう状況まで追い込まれた」と振り返っていました。
 

7. 斉藤由貴 / 悲しみよこんにちは

 しばしば不倫騒動を起こす斉藤さん(笑)。デビュー当時はポニーテールが似合う“清楚”な少女でした。この楽曲が発売された86年3月、僕が中2の3学期でしたね。個人的には中学から高校にかけてかなりお気に入りのアイドルでしたね。シングルもアルバムもしっかりチェックしていましたからね。この楽曲、シングルでは初の“アップテンポ”の楽曲でしたね。少し意外でしたね。作曲は安全地帯の玉置さんでアレンジは彼女の楽曲をすべて手掛けていた武部聡志さんです。当時の僕は“作詞者・作曲者”のみに注目していたので、“編曲者”には無関心でありましたが、改めて聴くと、やっぱりこの楽曲はアレンジが素晴らしいと思います。なんというか“楽曲を生かすアレンジ”というか。ただ、彼女の楽曲に関して、当時はこのようなアップテンポでポップな楽曲より、マイナーなメロディーの楽曲に魅かれましたね。このシングルと同時に2nd「ガラスの鼓動」が発表されるのですが、このアルバムで彼女は10曲中4曲の作詞を手掛けております。この後、作詞家としてもなかなかの才能を見せることになります。先頃、NHKのSONGSで彼女を拝見したのですが59歳とは思えぬ容姿で驚きましたね、正直、ナンノちゃんや浅香さんより綺麗でした(笑)。
 

8. JACKS'N'JOKER / FREEDOM LAND

 JACKS'N' JOKERはGASTUNK解散後にギタリストのTATSUが中心になって89年に結成されたバンドであります。当時の僕はまだGASTUNKを聴いていなかったので、それだけでは興味は湧かなかったのですが、彼等の楽曲のソノシートが雑誌「Rockin’ f」の付録に付いていて、それを聴いてみたところ「お、こりゃカッコイイ!」となりまして、「CDが発売されたら絶対に買う!」と決めました。その時のソノシート音源が「JOKER」という楽曲で今でもソノシートは自宅にあります。このバンド、最終的にはベーシストは後にジュディマリを結成する恩田さん、ドラマーは元REACTIONのUME-CHANが務めることになり、80年代ジャパメタシーンで活躍した人達が結集したカタチになりました。1st発表前にインディーズでミニアルバムを発表したのですが、試しに買って聴いてみたところ、これが非常に良くて、それからは解散まで聴き続けることになりましたね。ボーカリストのNIXXだけが“新人”でしたが、新人とは思えない堂々とした歌いっぷりが良かったですね。丁度この頃、90年代を迎えるにあたり、80年代のジャパメタバンドの再編が起こりました。僕は「GRAND SLAM」とこのJACKS'N' JOKERに注目しておりました。彼等はハードな部分もあり、ブルージーな部分もあり、と個人的はかなり気に入ったバンドでしたね。オリジナルアルバムが2枚半、というのが残念でしたね。
 
 次回は「MR.BIG」が登場します!

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