さて、先々週から放送している「Midnight Live」、放送を聴いての感想はまったく耳に入ってきませんですが(笑)、個人的には楽しんでいます。この番組、いくつかの作品では少しだけマニアックに編集していこうと考えています。それは「実際のライブでの演奏順での並び替え」。これまでの準備で手掛けた作品はLED ZEPPELIN、YMO、RAINBOW、D'ERLANGERなど。あまり違和感なく聴こえるように編集していますが、皆さんの耳にはどのように聴こえるのでしょうね。
明日はYU-KIクンの卒園式。というのに、彼は風邪をひいて熱を出してしまいました。明日は無理をしてでも出席してもらいます(笑)。
今週、通勤の車中で聴いた作品は、LED ZEPPELINのBOOT「ZEP HARD」。その名の通り、彼等の楽曲で“HARD”なモノを集めたアルバム。コレがなかなか良い!
ということで、
第388回放送の('14年3月15日・'14年6月22日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. CACOPHONY / SAVAGE ('87年発表 1st「SPEED METAL SYMPHONY」)
2. JERUSALEM SLIM / HUNDRED PROOF LOVE ('92年発表 1st「JERUSALEM SLIM」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. CRAZE / RISKY ('96年発表 2nd SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. 有頂天 / 赤いゲタの女の子 ('83年発表 1st「土俵王子」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 山口百恵 / 乙女座 宮('78年発表 21st SINGLE)
6. 山口百恵 / プレイバックPart2 ('78年発表 22nd SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
7. 野猿 feat.CA / First impression ('00年発表7th SINGLE)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. G∀LMET / Promised Dawn ('12年発表 1st「Dawn Of The Rebellion」)
今回の“目玉”は、 G∀LMET の Promised Dawn 。ツインギターの絡みがなかなかです。
1. CACOPHONY / SAVAGE
このバンドは後にメガデスに加入することになるギタリスト、マーティー・フリードマンが結成したバンドです。相方ののギタリストは現在、難病ALSで闘病中の“天才”と呼ばれたジェイソン・ベッカー。この二人は共に高速プレイが特徴で、泣きのギターのマーティーとクラシカルなプレイのジェイソンという個性がありました。そんな訳で、このバンドの聴きどころはやはりギタープレイです。この曲でもギターソロの部分で凄まじい演奏を聴かせてくれています。この2人、「光速変態ツインリード」とも言われていました。ちなみに当時、ジェイソンは17歳。やっぱり天才の名にふさわしいと思います。
このバンドは後にメガデスに加入することになるギタリスト、マーティー・フリードマンが結成したバンドです。相方ののギタリストは現在、難病ALSで闘病中の“天才”と呼ばれたジェイソン・ベッカー。この二人は共に高速プレイが特徴で、泣きのギターのマーティーとクラシカルなプレイのジェイソンという個性がありました。そんな訳で、このバンドの聴きどころはやはりギタープレイです。この曲でもギターソロの部分で凄まじい演奏を聴かせてくれています。この2人、「光速変態ツインリード」とも言われていました。ちなみに当時、ジェイソンは17歳。やっぱり天才の名にふさわしいと思います。
2. JERUSALEM SLIM / HUNDRED PROOF LOVE
このバンドはハノイロックス解散後にボーカルのマイケル・モンローがソロを経てギタリストのスティーヴ・スティーヴンスと結成したバンドです。が、アルバムのレコーディング終了後にスティーヴが脱退し、バンドはデビュー前に空中分解しました。完成したアルバムは「日本のみの発売」となってしまい、世界的には“幻の1枚”の扱いを受けています。個人的にはハノイよりメタリックな音で、しかもマイケルの華のあるボーカルに負けていない、スティーヴのギタープレイがカッコイイと思いました。
3. CRAZE / RISKY
メンバーが元デランジェ、元ジキル、元ジャスティーナスティーというV系バンド出身というだけでこの枠で登場させています(笑)。メンバーが以前に在籍していたバンドの音とは違い、メジャーコードの「ビートロック」を演奏している事に当時は一番驚きましたね。「耽美系」とは正反対の「健全な明るさ」が感じられます。このバンド、程なくしてボーカルの藤崎さんが脱退し、その後はボーカリストのチェンジが続いたバンドですが、個人的にはこの藤崎さん時代のCRAZEが一番しっくりきますね。楽曲的にもこの時期の曲に“代表曲”が多いと思います。
4. 有頂天 / 赤いゲタの女の子
当時の「インディーズ御三家」のひとつ有頂天。ほかの2バンド、ラフィンとウィラードの音楽性はパンクでしたが、彼等の音楽性はニューウェーブやテクノポップに属すると思います。やっぱり、今聴くと80年代初期のテクノポップ黎明期の音はチープで味がありますね(笑)。確か彼等は女子人気が高かったバンドだと記憶しています。ま、この音楽性は女性にウケる要素がありそうな感じですよね。ちなみに彼等の追っかけは所属レーベルにちなんで「ナゴムギャル」と呼ばれていて、“不思議ちゃん”系の子が多かったハズです。
5. 山口百恵 / 乙女座 宮
6. 山口百恵 / プレイバックPart2
百恵ちゃん特集、3週目です。僕は作曲の宇崎さんって「ハード目の楽曲」を書く人、と勝手に思っていたフシがありましたが、これまで3週お送りして判ったと思いますが、いずれも「ハード系」「ソフト系」の楽曲の組み合わせとなっていますね。改めて「ああ、宇崎さんって柔軟性のある方なんだな」と気付きました。個人的にはやっぱり「ハード系」の楽曲に彼女の魅力を感じますね。僕の見解ではこの方法論を引き継いだのが明菜様だと思うのですが、どうでしょう。
7. 野猿 feat.CA / First impression
この曲でメインボーカルを務めているのは当時、番組制作会社ニューテレスの社員で音声スタッフの荒井千佳さんです(笑)。CHIKA ARAIでCAという事ですね。彼女は素人にしては高い歌唱力を持っていましたが、本人は歌手活動に対する興味や憧れがまったく無く、このシングルとアルバム1作のみの参加となりました。堅実な道を選んだということですね。ちなみにこの曲、ドラマ主題歌にもなり結果的には野猿が発売したシングルでは最大のセールスを記録する事になります。
この曲でメインボーカルを務めているのは当時、番組制作会社ニューテレスの社員で音声スタッフの荒井千佳さんです(笑)。CHIKA ARAIでCAという事ですね。彼女は素人にしては高い歌唱力を持っていましたが、本人は歌手活動に対する興味や憧れがまったく無く、このシングルとアルバム1作のみの参加となりました。堅実な道を選んだということですね。ちなみにこの曲、ドラマ主題歌にもなり結果的には野猿が発売したシングルでは最大のセールスを記録する事になります。
8. G∀LMET / Promised Dawn
さて、嬢メタルシーンに遂に現れた「ガールズ・メロディックデスメタル・バンド」です。ということでメンバー全員が女性です(笑)。以前にミニアルバムを発表していた彼女達ですが、今回の作品でかなり楽曲の質が向上した感じを受けました。叙情的なツインギターなんかも結構サマになっていますしね。僕は女性のデスヴォイスというのには慣れてはいるのですが、一般の人が「デス声だから・・・」と敬遠するには勿体無いかなと思いましたね。一聴の価値アリではないでしょうかね。
来週はJAGATARAが登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
放送時間は1時間52分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!
以上!