第662回ON AIRリスト（①2019年7月6日放送 ②2019年9月29日放送）

　さて、先週は土曜、日曜と１泊での「日ハム戦観戦」。結果は共に終盤で逆転されての２連敗。残念な結果でしたが、美味しい食事と楽しいショッピングができた２日間でした。個人的には面白そうな本を数冊ゲットできたのが収穫でしたね。

　ここ最近、YU-KIクンとの“男旅”が多いです。（カミさん、土曜出勤がおおいので）札幌での「食事処」もほぼ決まっています。回転寿司、居酒屋、パスタ店、カフェなどは大体同じ店ですね。店名は伏せますけど。ま、僕が元々、余り“新規の店”を開拓しない人なのでね。

　今年は札幌での宿泊予約に苦労しています。土曜の夜なんて、数ヶ月前からでないとまず無理ですね。どうにかならないものか。

　ということで、

第662回放送の（'19年7月6日・'19年9月29日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. FIREWIND / READY TO STRIKE ('06年発表 4th「ALLEGIANCE」)
　2. CARCASS / KEEP ON ROTTING IN THE FREE WORLD ('96年発表 5th「SWANSONG」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. Blue / MISTY ('97年発表 Mini「misty」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. GYMNOPEDIA / Too Late Night ('90年発表 3rd「GYPSY EYES」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 篠原涼子with t.komuro / 恋しさと せつなさと 心強さと ('94年発表4th SINGLE)
　6. 篠原涼子with t.komuro / もっと もっと… ('95年発表5th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 杉山清貴＆オメガトライブ / ROUTE 134 ('85年発表 4th「ANOTHER SUMMER」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. GYZE / A DYNASTY ('13年発表 1st「FASCINATING VIOLENCE」)

　今回の“目玉”は、 CARCASS の KEEP ON ROTTING IN THE FREE WORLD 。意外にカッコイイ！

1. FIREWIND / READY TO STRIKE
　今やすっかりメジャーな存在になったガスＧ。そのガスＧが当時掛け持ちしていたバンドをすべて止め、FIREWIND１本に専念して制作されたのがこのアルバムです。楽曲が充実しているのはもちろんですが、今作から加入したボーカル、アポロ・パパサナシオの歌唱が素晴らしいです。僕はこのバンド、1stからチェックしているのですが、1stを初めて聴いた時は「レビューで高評価だったけど、それほどでもないかな」なんて思っていました。個人的には作品を重ねるごとに良くなってきた感じですね。

　
2. CARCASS / KEEP ON ROTTING IN THE FREE WORLD
　CARCASSと言えばマイケル・アモット在籍時の「HEARTWORK」が“メロデスの元祖”みたいな呼称で有名ですが、本日はマイケル脱退後の作品にスポットを当ててみました。この5thはメロデスではなく、ヘヴィロックという感じの音ですね。当時、メタルファンは「ああ、普通になってしまった…」と嘆いたそうですが、“普通のロックファン”にはこのタイトなサウンドはとてもカッコ良く響いたのではないでしょうかね。もっと評価されても良い作品だと思います。この後、レーベルとの確執などもありバンドは解散の道を選びます。

　
3. Blue / MISTY
　このバンドはリアルタイムではスルーしていましたね。というより、存在自体を気にしていなかったような気がします。先日、古い雑誌を読み返していて、このバンドの紹介記事を読んでいたら「彼等の最大の武器である繊細なメロディセンスと大衆受けするポップセンス～」という文章が気になって中古で音源を購入してみました。聴いてみるとこんな音でした。明らかにLUNA SEAの影響下にあると思われる音ですね。ただ、こういう音、嫌いではないです(笑)。ボーカルが「パンチの効いていないRYUICHI」という感じですがね。

　
4. GYMNOPEDIA / Too Late Night
　80年代後期に活動していた３ピースバンドです。簡単に言うとブランキーと同じ編成。とあるレビューに「イカ天でブランキーが出てきたとき、ジムノとイメージが被った。90年代にブランキーに熱狂するなら、ジムノを聴いて欲しかった。」とありました。なるほどね、と思いましたね。歌詞も結構、胸に突き刺さってくる感じだし。好みはあるかも知れませんが、ボーカルの声質でいうと個人的にはジムノのヒデタカさんの方が僕は好みだったりします。再評価して欲しいバンドのひとつですね。

　
5. 篠原涼子with t.komuro / 恋しさと せつなさと 心強さと
6. 篠原涼子with t.komuro / もっと もっと…
　歌う女優「アクトレス・シンガー」、１０週目です。今ではすっかり“女優”としてビッグになった篠原さん。僕が彼女を知ったのは「ダウンタウンのごっつええ感じ」でコントを演じる彼女の姿でした。当時の彼女からは今の姿は正直、想像できませんでした。そんな彼女の特大ヒットが１曲目「恋しさと せつなさと 心強さと」です。女性ソロアーティストで初となるダブルミリオンを達成しました。小室さんプロデュースの楽曲ですね。この曲の勝因は“劇的なサビをあえて最初に持ってきた”ところでしょうね。2曲目「もっと もっと…」も小室さんプロデュースの楽曲で小室さん的にはこちらの方がお気に入りと言っています。決してとびきりの歌唱力ではありませんが、個人的には嫌いでない声質ですね。

　
7. 杉山清貴＆オメガトライブ / ROUTE 134
　夏になったら必ずチョイスしてしまうオメガの楽曲。このセンスがオッサンです(笑)。オメガと言えば“夏”のイメージが強いですが、意外にも夏に発売されたオリジナルアルバムはこの4thのみであります。この楽曲はその4thのオープニングを飾る楽曲です。先般、「オメガトライブ35年目の真実」という本が発売され、演奏がすべてスタジオミュージシャンというのが明らかになりました。確かに演奏はバカウマですね。作曲とアレンジは林哲司さん。やっぱ、林さんの楽曲は好きだなあ。

　
8. GYZE / A DYNASTY
　日本のメロディックデスメタルバンドでは最もメジャーな存在なのはこのバンドではないでしょうか。僕は2ndでその存在を知って、3rdで初めて音を聴きました。これは気に入りましたね。このバンドはどちらかというと“メロディ”の方に比重を置いている感じなので、初心者にも聴きやすいのかなと思います。ま、デスボイスがダメな人にはオススメできませんが。20年前は日本のバンドがメロデスを演奏するなんて考えられなかったですけどね。

　
　来週は「DRAGONFORCE」が登場しします！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.277　ＯＮ　ＡＩＲリスト

IRON MAIDEN / A REAL LIVE DEAD ONE ('93年発表)

　本日の放送時間は１時間５９分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）