第640回ON AIRリスト（①2019年2月2日放送 ②2019年4月28日放送）

　さて、前回「昔、手放したＣＤをオークションで入手しました。」という話をしましたが、改めて「たまに聴きたくなるから、どんな作品でも手放してはダメ」ということを感じました。多分、先日入手した作品が「買い戻し」の最後の品だと思います。自分の中では「心残り」が消えたかな。ま、普通の人にしたら「え、誰、それ？」というアーティストの作品なのですがね(笑)。個人的には思い入れのある作品でした。

　また今週も「雪投げ」続きでした。除雪シーズンもやっと６割を過ぎたところ、といったところですかね。確か昨年は３月８日に「早朝除雪」が終わったので、あと５週間かな、と思っています。毎日、かなりの運動量になると思うのですが、体重に反映されませんね(笑)。

　ということで、

第640回放送の（'19年2月2日・'19年4月28日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. BLIND GUARDIAN / ASHES TO ASHES ('92年発表 4th「SOMEWHERE FAR BEYOND」)
　2. BLACK 'N BLUE / NASTY NASTY ('86年発表 3rd「NASTY NASTY」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. BY-SEXUAL / LOVE EMOTION ('90年発表 2nd「Sexuality」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. BLANKEY JET CITY / D.I.J.のピストル ('93年発表 3rd「C.B.Jim」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 浅香　唯 / 瞳にSTORM ('87年発表7th SINGLE)
　6. 浅香　唯 / 虹のDreamer ('87年発表8th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. チャットモンチー / 親知らず ('07年発表 2nd「生命力」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. BLOOD STAIN CHILD / KAMUI -神威- ('18年発表 BEST「THE LEGEND」)

　今回の“目玉”は、 BLANKEY JET CITY の D.I.J.のピストル 。やっぱ、カッコイイ！

1. BLIND GUARDIAN / ASHES TO ASHES
　ぼくがメタルを本格的に聴き始めてから最初にハマったのが「ジャーマンメタル」であります。ま、このような方は結構多いのではないでしょうか。ジャーマンメタル、その中でも“メロディック・パワーメタル系”の音にはかなり魅かれました。このブラガもガイド本で“ドイツではハロウィン以上の人気”みたいな事が書いてあって、「それでは、聴いてみよう！」という事で聴き始めたバンドですね。劇的な曲展開、クワイヤコーラス、トラッドミュージックとの融合など個人的にはハロウィン以上だと思いました。この4thは彼等の“個性”を確立した作品ですね。この後、彼等の方法論を取り入れたバンドが続々と出現することに。

　
2. BLACK 'N BLUE / NASTY NASTY
　現在はKISSのギタリストであるトミー・セイヤーが在籍していたバンドであります。LAメタルの枠に括られるバンドであり、叙情的なメロディーとカラっとしたサウンドが魅力のバンドかな。所属していたレーベルではかなり期待されていたみたいですが、それほどのブレイクは果たせませんでした。僕はかなり後追いで聴いたのですが、「何で売れなかったのか？」と思ったほどアルバムの出来は良かったと思います。レーベルのプロモーションのやり方次第で展開は全然変わったのかな、と思うバンドですね。再評価されても良いのでは。

　
3. BY-SEXUAL / LOVE EMOTION
　彼等がアマチュア時代に発表した公式音源はシングル１枚のみ。当時の僕の印象では「あっという間に」メジャーデビューを果たしたバンドでしたね。広告を見て「派手だし、ルックスもイイ！」ということで迷わずＣＤを予約した記憶があります。実際に聴いてみての感想は「音、軽いなあ(笑)　演奏もそれ程…」という感じでしたが、楽曲は悪くないと思いました。プロのミュージシャンからは「業界で一番ヘタなバンド」と言われていたそうですがね。個人的にはルックスが同系統のCOLORより好みでしたね。

　
4. BLANKEY JET CITY / D.I.J.のピストル
　僕が18、19の時に放送されていた「イカ天」ですが、バンドブームということもあり番組からは多くのバンドがメジャーの切符を掴みました。ま、しょーもないバンドも多かったこともあり功罪語られる番組でした。“功”の部分で言うと、このブランキーを世に紹介してくれたのが一番ではないでしょうか。ただ、当時の僕は“実力のあるバンド”という評価はしていましたが、浅井さんの声が特徴的でハマるまでは至りませんでした。彼等の音源を集めたのは解散時でしたから。そこで改めて「浅井さんってスゲー！」という評価に。

　
5. 浅香　唯 / 瞳にSTORM
6. 浅香　唯 / 虹のDreamer
　２曲とも「スケバン刑事Ⅲ　少女忍法帖伝奇」の主題歌でした。デビューから１年半、泣かず飛ばずの“Ｂ級アイドル”だった彼女がこのドラマの主演で一気にスターダムに伸し上がりました。正直、ルックスは素晴らしかったですからね。歌唱力に関しても上手い部類に入ると思います。これが強みだったかな。ブレイク後は中山美穂、工藤静香、南野陽子とともに「アイドル四天王」と呼ばれていましたね。３週通して、「風間三姉妹の歌唱力」に注目してもらったのですが、３人とも結果的に“上手かった”というのが判ってもらえたら幸いかな。

　
7. チャットモンチー / 親知らず
　名前は知っていたのに初めて聴いたのが２年前というチャットモンチー。お試しで聴いてみたところ「このバンドは素晴らしい！」となりました(笑)。演奏はシンプルなんだけど“物足りなさを感じない”ところ、ボーカル、橋本さんの振り幅の大きさとメロディーセンス、などなど。「もっと早く聴いておけば…」と後悔ですね。35を過ぎたあたりから明らかに「日本の音楽シーン」に疎くなってしまいましたね(笑)。「おっさんだから」と言ったらそれまでですが、「もっとアンテナを張らなくては」と思ってしまいます。

　
8. BLOOD STAIN CHILD / KAMUI -神威-
　「トランスメタル」を標榜するバンドの“全曲再録音、リアレンジ”のベストアルバムからの１曲です。この１曲のみ完全な新曲でありました。僕は「ここ日本でもメロデスを演奏しているバンドがいる」ということでこのバンドを知りました。初期は完全にメロデスでしたが、3rdあたりから“トランス要素”が強くなり、オリジナリティーを獲得した感じですね。トランス要素が強くなっても決して“ポップ”にはなっていないところがイイですね。

　
　来週は「小沢健二」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.255　ＯＮ　ＡＩＲリスト

AUTO-MOD / REQUIEM ('83年発表)

　本日の放送時間は１時間０９分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）