第633回ON AIRリスト（①2018年12月15日放送 ②2019年3月10日放送）

　さて、今シーズンは今のところ“少雪”であります。昨シーズンと比べても雪かきが楽ですね。今日も早朝に軽く雪かきをして、その後、２度寝をしました。結局、昼まで寝てしまいました(笑)。目覚めてから、町内会の資料づくりをして、番組の選曲作業。選曲作業はちょっとペースが遅れ気味かな。

　来年のＧＷ、１０連休が決まりました。おそらくこの恩恵にはあやかれそうですが、どこに行っても混雑しているだろうな。温泉と野球観戦といったパターンになりそうですね。その前にお正月は９連休、冬は遠出をしないので、家でゴロゴロしているというパターンかな。

　ということで、

第633回放送の（'18年12月15日・'19年3月10日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. PRIMAL FEAR / ANGEL IN BLACK ('00年発表 3rd「NUCLEAR FIRE」)
　2. QUEENSRYCHE / ONE AND ONLY ('90年発表 4th「EMPIRE」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. Raphael / 秋風の狂詩曲 ('00年発表 9th SINGLE)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. THE STREET BEATS / 星降る夜に ('89年発表 2nd「VOICE」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. KiSS DESTiNATiON / AFRICA ('99年発表Major 1st SINGLE)
　6. KiSS DESTiNATiON / Girls, be ambitious! ('99年発表Major 2nd SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. ポルノグラフィティ / アポロ ('99年発表 1st SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. VIGILANTE / IN SEARCH OF THE SECRET ('04年発表 3rd「COSMIC INTUITION」)

　今回の“目玉”は、 PRIMAL FEAR の ANGEL IN BLACK 。このバンドはもっと評価されても良いのでは。

1. PRIMAL FEAR / ANGEL IN BLACK
　彼等はドイツのメロディックパワーメタルバンド。ボーカル、ラルフ・シーパースの声質もあり、どこか“JUDAS PRIESTらしさ”も感じさせるバンドでもあります。実はこのバンドに関しては、私、ベストアルバムしか所有しておりませんので、それ程聴き込んでいる訳ではありませんが、とにかく“楽曲”が良いです。メンバーのマット・シナーが曲作りの中心でありますが、この人のセンスはなかなかのものですね。PRIESTっぽさが強いですが、ドイツのバンドらしく「どこか哀愁が漂う」曲づくりでオリジナリティーを出しているかな。

　
2. QUEENSRYCHE / ONE AND ONLY
　QUEENSRYCHEといえば3rd「OPERATION : MINDCRIME」というメタルのコンセプトアルバムでは金字塔的な作品が有名でありますが、セールスにおいてはこの4th「EMPIRE」が全米チャート７位を記録して商業的な成功をおさめております。案外、初心者が聴くならこの作品の方がすんなり入れるかも知れません。“聴きやすい”とは言いましたが、決してポップではなく、より“歌に重点を置いた質の高い楽曲”、という意味で。僕は当然、リアルタイムでは聴いていなくて、“プログレメタルの勉強”として後追いで聴いたバンドです。ジェフ・テイトのボーカルは今聴いても素晴らしいですね。

　
3. Raphael / 秋風の狂詩曲
　僕がこのバンドに興味を持ったのは評論家が「若手の有望メタルバンド」と紹介していた、という記事を雑誌で読んだのがキッカケです。V系バンドなのにメタルで語られていることに興味が湧きましたね。聴いてみると個人的にはそれ程メタルのエッセンスは感じませんでしたが、メロディーセンスの良さが光りましたね。この楽曲は「アイリッシュ系ミュージックとバンドサウンドの融合」がテーマとして制作された楽曲だそうです。歌詞もメロディーに合っていると思うし、これはとても秀逸な出来だと思います。リーダーでギターの華月の急逝で活動を休止したバンドでしたが、もっと先を見たかったバンドですね。

　
4. THE STREET BEATS / 星降る夜に
　前もお話ししましたが、彼等がインディーズ時代に所属していたレーベルがBUCK-TICKと同じ、というだけで購入を決めたバンドであります。さすがに音がBUCK-TICKと同系統ではない、ということは知っていましたがね。当時はブームちうこともあって、個人的には「ビートパンクバンド」として彼等を捉えていました。メッセージ性の強い歌詞が気に入りましたね。この曲なんか、10代のいかにも“青春”という感じの歌詞で、聴いていると自分もあの頃に戻った気になる楽曲ですね。

　
5. KiSS DESTiNATiON / AFRICA
6. KiSS DESTiNATiON / Girls, be ambitious!
　３週連続で小室さんがらみの特集です。小室さんと元dosのasamiさんによるR&Bユニットです。いわゆる“小室ブーム”が急速に終焉に向かい、宇多田ヒカルさんが登場しシーンは一気に“R&B”が中心になります。このユニットは小室さんがこれまでのような「厚く重ねるサウンドメイク」をしないで「新しいサウンドを届ける」というコンセプトだったため、基本的にはベース、キック、スネア、歌というシンプルなサウンドになっているのが特徴です。ただ、個人的には宇多田さんの登場が衝撃的過ぎて、このサウンドには余り魅かれませんでしたね。後に２人の離婚がキッカケでユニットは自然消滅。

　
7. ポルノグラフィティ / アポロ
　僕が彼等の名前を初めて初めて目にしたのはアマチュア時代にNHKの「BSヤングバトル」の全国大会に出場していたのを観たときかな。楽曲は印象に残らなかったのですが、バンド名にインパクトがありましたからね。それから３年後にメジャーデビューし、「あ、あの時のバンド、デビューしたんだ」という感じでした。この曲、最初に聴いた時から結構印象に残って、僕の中では「コレは一発屋では終わらないな」という予感はありましたね。結果的に予感が当たって嬉しかったな。僕は特にボーカルの歌唱方が気持ち良くて好きですね。

　
8. VIGILANTE / IN SEARCH OF THE SECRET
　あまりメジャーな存在ではありませんが、日本が誇る“海外で勝負ができるメタルバンド”のひとつだと思います。“プログレメタル”というジャンルなので、日本では同系統のバンドはほとんどいないかと思います。このバンドのウリはやっぱりボーカル、丹羽さんのハイトーンボーカルかなと。バックの演奏もかなり高度ですが、やっぱり丹羽さんの歌唱に耳が行きますね。このバンド、とにかく寡作でありまして98年に1stを発表してから20年経つのですが、これまでオリジナルアルバムは５作という少なさであります。ただ、どれも高品質。知っておいて損は無いかなと思います。

　
　来週は「PANTERA」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.248　ＯＮ　ＡＩＲリスト

鬼束ちひろ / Tiny Screams ('17年発表)

　本日の放送時間は１時間２９分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）