第634回ON AIRリスト（①2018年12月22日放送 ②2019年3月17日放送）

　さて、クリスマスまであと少し。でありますが、下の曲目を見ても「クリスマスらしさ」はまったく感じられません(笑)。そういえばこの番組では“クリスマス時期にクリスマスソング”ってほとんど流してないですね。来年は少し考えてみるかな。

　年末という事で“忘年会”のシーズンであります。私、昨日は「派遣先の」忘年会でした。料理が美味しくて、満腹でしたね。ビールは３杯。そして来週は「派遣元の」忘年会であります。お酒は飲まない事にしているのですが、（車の運転があるため）料理はちょっと楽しみです。

　年末年始はちょっと忙しい、ということで本日、１月５日放送分まで番組収録を済ませました。ま、毎年の事なのですが、この時期に「良いお年を！」「明けましておめでとうございます！」というのはちょっと違和感がありますね(笑)。

　ということで、

第634回放送の（'18年12月22日・'19年3月17日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. PRAYING MANTIS / JOURNEYMAN ('93年発表 3rd「A CRY FOR THE NEW WORLD」)
　2. PANTERA / MOUTH FOR WAR ('92年発表 6th「VULGAR DISPLAY OF POWER」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. PENICILLIN / Moon Light ('95年発表 Mini「God of grind」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. ROSY ROXY ROLLER / ROAD RUNNER ('92年発表 3rd「BANG!」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 氷室京介 / BANG THE BEAT ('10年発表26th SINGLE)
　6. 氷室京介 / IF YOU WANT ('12年発表27th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 松山千春 / 炎 ('80年発表 6th「木枯しに抱かれて」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. SLY / CAN'T I BE FORGIVEN ('98年発表 4th「VULCAN WIND」)

　今回の“目玉”は、 松山千春 の 炎 。個人的に超名曲と思っております！

1. PRAYING MANTIS / JOURNEYMAN
　我が家のお気に入りバンドです。このバンドは79年デビューという大ベテランバンドでありますが、80年代に度重なるレーベルやマネージメントとのトラブルのため不遇の時代を過ごし、結局、解散に追い込まれます。90年代に入り日本で開催されたNWOBHMのイベントをキッカケに復活、以後はコンスタントに高品質の作品を発表し続けています。ボーカルが頻繁にチェンジするバンドでありますが、この作品で歌っているのは歴代最高との評判のコリン・ピール。線は若干細いですが、叙情的なMANTISメロディーにはピッタリです。

　
2. PANTERA / MOUTH FOR WAR
　僕がPANTERAを初めて聴いたのは解散後に発表されたベストアルバムが最初でした。名前は知っていましたが、僕が本格的にメタルを聴き始めた90年代後半、“モダン・ヘヴィーネス”と呼ばれていたジャンルの音に興味が湧きませんでした。とにかく“様式美”が好きでしたので。PANTERAも「勉強の為に」聴いてみる、という感じでしたね。それまでに聴いたことのないグルーヴで「コレが今の時代の音か」なんて思ったものです。衝撃的でした。

　
3. PENICILLIN / Moon Light
　PENICILLINはこのミニアルバムの後に発表になったインディーズ1stフルから聴き始めました。彼等に関しては“ルックス買い”だった気がします。聴いてのとおり音は“V系の王道”という感じですね。ボーカル、HAKUEIの歌唱方が特徴的でダメな人はダメかも知れませんが、僕はこのくらいのクセならまったく問題なしです。音質は軽い感じがしますが、楽曲も演奏もインディーズということを考えるとかなり良いのではないかと。特にメロディーセンスはこの頃から素晴らしかったと思います。現在も解散せずに続いているのが凄いですね。

　
4. ROSY ROXY ROLLER / ROAD RUNNER
　このバンドはツインボーカル、トリプルギターという５人組ガールズロックバンドでした。立ち位置的には“プリプリの正統派妹分”といったところですかね。ポップさなんかは十分に“プリプリっぽい”ですからね。ただ、この時代、プリプリの存在が大きすぎて、フォロワー的なバンドはほとんどセールス的な成功には結びつきませんでした。やはり、先駆者は偉大でしたね。バンド単体で評価すると演奏力もルックスも(笑)平均点以上だったと思うのですが。

　
5. 氷室京介 / BANG THE BEAT
6. 氷室京介 / IF YOU WANT
　昨年、ライブ活動からの引退を表明した氷室さん。僕みたいな“青春時代にBOOWYでロックを知った”という人にとってはやっぱ“引退”というのはショックですね。今の20代、BOOWYを知らない人もかなりいると思います。氷室さんの活躍も知らない人もいるでしょうね。そんな人に一度は聴いてもらいたいですよね。歌唱力、表現力、カリスマ性、数少ない“本物のボーカリスト”だと思います。今日はそんな彼の“ロック”を感じさせる楽曲と“心に染みる”バラードをチョイスしてみました。

　
7. 松山千春 / 炎
　千春さんの曲は小学生の頃、よくラジオから流れていたのを聴いていた記憶があります。中学生の頃、「スーパーヒット20」という初期ベストのカセットを購入しかなり聴き込んだ思い出があります。本日の「炎」という曲、確か「夜のヒットスタジオ」にマンスリーゲストとして出演していた時に熱唱していたのを観て感動した記憶があります。個人的にはこういう“熱唱系”の歌って凄く好きです(笑)。やっぱ、素晴らしい歌唱力です。

　
8. SLY / CAN'T I BE FORGIVEN
　このSLYは元ラウドネスの二井原、樋口、元アースシェイカーの石原、元ブリザードの寺沢という４人が結成したジャパニーズメタルにおける“ドリームチーム”といったバンドでありました。音は当時を反映したようなヘヴィロック風だったり、プログレっぽかったり、80年代に彼等の作品を聴いてきたものには「アレ？」と思う楽曲もありましたが、質は高かったと思います。しかし、90年代はジャパメタにとって“冬の時代”だったこともあってセールス的な成功を収めることは出来ませんでした。もっと評価されても良いバンドだと思うのですが。

　
　来週は第５土曜ということで「music mania hyper」をお送りします！　第１部は「GLIM SPANKY特集」をお送りします。　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.249　ＯＮ　ＡＩＲリスト

KISS / ALIVE ('75年発表) ALIVE II ('77年発表)

　本日の放送時間は２時間１３分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）