第587回ON AIRリスト（①2018年1月20日放送 ②2018年4月22日放送）

　さて、今日は早朝出発で「札幌モーターショー2018」に行ってきます。ということで、実際は前日にこのブログを書いております。冬に札幌へ行くとき、我が家はＪＲを利用します。私、冬道の運転が好きではないので。ただ、留萌～深川間はしばしば運休になったり、接続もそれほど自由度が無いので、深川まで車を使います。廃線、バス転換のような話題がのぼるのは、私みたいな乗り方をする人が多いからなのかな。

　ここ２、３年、「年を取ったなあ」と感じることに“目覚めが早くなった”というのがあります。それまでは６時半の目覚ましが鳴らないと起きなかったのですが、今では５時過ぎに自然と目覚めます。夏であれば気持ちがイイのですが、冬は大概「除雪」が待っているので憂鬱です。「明日は雪が積もっていませんように」と願ってから眠りにつく今日この頃です。

　ということで、

第587回放送の（'18年1月20日・'18年4月22日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. PASTORE / I NEED MORE ('17年発表 3rd「PHOENIX RISING」)
　2. REVOLUTION SAINTS / STRANGERS TO THIS LIFE ('15年発表 1st「REVOLUTION SAINTS」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. 摩天楼オペラ / 罪と罰 ('17年発表 Major 6th「PANTHEON -PART 2-」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. GRASS VALLEY / シンディ ('87年発表 1st「GRASS VALLEY」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. DOLL$BOXX / Shout Down ('17年発表 Mini「high $pec」)
　6. DOLL$BOXX / Sub-liminal ('17年発表 Mini「high $pec」)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 尾崎裕哉 / Stay by my Side ('17年発表 Mini「LET FREEDOM RING」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. JACKS'N' JOKER / WANDERER ('90年発表 Mini「SHUFFLE AND DEAL」)

　今回の“目玉”は、 REVOLUTION SAINTS の STRANGERS TO THIS LIFE 。メロディラインがイイですね。ボーカルもGOOD！

1. PASTORE / I NEED MORE
　このバンドはブラジルのバンドです。’12年に2ndを発表後、音沙汰が無く「解散したのかなあ」なんて思っていたのですが、ボーカルを除くメンバーが全員脱退していたそうです。そんなこともあって5年振りの作品となる今作はサポートメンバーを迎えての制作となりました。音はPRIEST直系の正統派ですが、モダンな要素もあってそれ程古臭さを感じませんし、何と言ってもボーカル、マリオ・パストーレの歌唱が素晴らし過ぎです。正統派メタル好きのファンなら気に入る作品だと思います。次作は５年も間を置かないで欲しいものです。

　
2. REVOLUTION SAINTS / STRANGERS TO THIS LIFE
　このバンドは元ジャーニーのドラマー、ディーン・カストロノヴォがボーカルとドラムを担当し、ギターがダグ・アルドリッチ、ベースがジャック・ブレイズという豪華なメンバーであります。2ndがBURRN!で高評価されていて気になり、1stまで遡ってゲットしました。音に関してザックリ言えば「ジャーニー風」ですね。驚いたのはドラマー、ディーンの“ボーカル力”です。熱心なジャーニーファンなら彼のボーカルが素晴らしいというのは知っていたと思うのですが、そうでなかった私はとても驚きましたね。メロディアスハード好きには堪らない作品でしたね。個人的には掘り出し物でした。

　
3. 摩天楼オペラ / 罪と罰
　新体制になってからの彼等は“メタル”に特化した音作りをしていますね。前作からわずか半年程でのリリースということで作品の仕上がりに不安を感じましたが、素晴らしい内容で安心しました。彼等のような「V系のメロディーラインにメタルサウンド」というような音作りは個人的にはとても好きであります。１回で２度おいしい、みたいな。度々言いますが、彼等のようなバンドには「V系とメタルを繋ぐ架け橋」になって欲しいと思いますね。この方向性で進んで欲しいと思います。

　
4. GRASS VALLEY / シンディ
　僕がこのバンドの音を初めて聴いたのは高２の頃に友人Ｍ君の家だと思います。ビートパンクを好んで聴いていた私が「あ、この音イイ」と気になったバンドであります。当時は「和製JAPAN」とも言われていたそうです。ビートパンク全盛時にあってはこのような“ニューウェーヴ的な音”はそれ程のセールスを挙げる事ができなく、“マニア受け”のバンドだったような気がします。僕は00年ぐらいに「改めて聴き直したい」と思い、中古ですべて揃えたのですが、見事にツボに入りましたね。何で売れなかったのか不思議なくらいですね。ボーカルの出口さんは後に「REV」やソロで活動。

　
5. DOLL$BOXX / Shout Down
6. DOLL$BOXX / Sub-liminal
　Unlucky Morpheusのボーカル、FukiとGacharic Spinのコラボバンド５年ぶりの新作からお送りしました。この5年間でたくさんのガールズバンドが現れましたが、やっぱこのバンドの実力はハンパでないですね。1stより音がメタル方向にシフトしていて“聴きやすさ”という部分は薄れたかも知れませんが、このバンドの実力を楽しむには絶好の作品となった気がします。個人的にはFukiのボーカルが楽しみで購入していますが、ガチャピンの演奏力も流石ですね。惜しむべくは今作がミニアルバムだったこと。次作はフルを期待。

　
7. 尾崎裕哉 / Stay by my Side
　中学、高校と多感な時期を尾崎豊を聴いてきた僕にとって“彼の息子の作品”というのは非常に興味がありました。聴いてみて、まず、声質と歌唱方に驚きましたね。「親子」だから似ている、ということは必ずしもありませんが、彼の声は「親子」ということを実感するに充分でしたね。彼の作品を聴いていると何故かノスタルジックな気持ちになります。やっぱ彼の声に「尾崎豊」を感じているんでしょうね。同時に「ああ、俺もいい年になったな・・・」という事も実感します(笑)。

　
8. JACKS'N' JOKER / WANDERER
　僕がJACKS'N' JOKERに興味を持ったのは元PRESENCEの恩田さんがバンドに加入したのがキッカケだと思います。興味を持ったのとほぼ同時に雑誌「ロッキンｆ」の付録ソノシートに彼等の「JOKER」という曲が収録されていて、そのカッコ良さにやられましたね。確か高校卒業の直前だったと思います。この作品は発売と同時に当時住んでいた札幌のU.K.EDISONで購入。当時はかなりの頻度で通ったショップですね。とにかく「インディーズを扱っている」というだけでワクワクしたものです。商品を物色しているだけで楽しかった思い出がありますね。

　
　来週は「近藤真彦」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.202　ＯＮ　ＡＩＲリスト

LED ZEPPELIN / HOW THE WEST WAS WON ('03年発表)

　本日の放送時間は２時間３０分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）