第557回ON AIRリスト（①2017年6月24日放送 ②2017年9月24日放送）

　さて、今週は水曜・木曜に「太子祭」がありました。家族でも出店に行きましたが、YU-KIクンは“初めて”クラスのお友達と出店に行ってきました。当初、男子２人女子１人の３人で行く予定だったそうですが、都合で男子１人が来られなくなり、「カップル」で行くことになったそうです(笑)。自分は大人になるまでカップルで出店に行くことはなかったので、小４なのに羨ましいです。
　ここ数年、お祭りの出店で必ず買ってしまうのは「ホルモンうどん」。今回も２日連続で買ってしまいました。ウマイ！
　「金魚すくい」の金魚をみると、大きさが意外に小さかったのに気付きました。ウチの“子ども金魚”の方が明らかに大きかったです(笑)。小さい小さいと思っていても、大きかったことが判り改めて驚き。

　今日は家族３人で札幌ドームへ野球観戦。今シーズン３度目です。これまで２回は勝ち試合でしたが、今日はどうなるかな？　来場者全員に「ユニフォームプレゼント」があるらしいので楽しみです！　

　ということで、

第557回放送の（'17年6月24日・'17年9月24日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. SLAYER / RAINNING BLOOD ('86年発表 3rd「REIGN IN BLOOD」)
　2. STRIKER / FORMER GLORY ('17年発表 5th「STRIKER」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. La:Mule / Cry in past ('98年発表 1st「inspire」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. PINK SAPPHIRE / 抱きしめたい ('90年発表 2nd SINGLE)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 浜田マロン / 私のピストル 平成二十四年編 ('12年発表 1st「不良少女エレジー」)
　6. 浜田マロン / 季節巡れど jazz ver. ('16年発表 SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 光GENJI / ガラスの十代 ('87年発表 2nd SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. VIGILANTE / A VISION OF PARALLEL WORLD ('08年発表 4th「IV」)

　今回の“目玉”は、 STRIKER の FORMER GLORY 。とてもイキのいいバンドです！

1. SLAYER / RAINNING BLOOD
　“帝王”SLAYERの3rdからラストを飾る１曲を紹介してみました。発表から30年以上経った現在でも「名盤」の地位は譲っていません。全10曲で29分、速くて激しい楽曲ばかり、最後は静かな雨の音で終わる、という作品です。ま、現在では雨の音の後にボートラが２曲追加されていますので、余韻が台無しになっていますが。ボーカルがメロディーを歌わず吐き捨てるタイプであるので、好き嫌いは判れると思いますが、スピードを求めるメタルファンは必聴の作品です。

　
2. STRIKER / FORMER GLORY
　彼等は00年代後半から発生した80年代の正統派HM/HRの音楽性に回帰した音楽性を持つバンドのひとつです。これはNWOTHMムーヴメントと呼ばれています。個人的にはこの手の“レトロ”な音は大好きなので大歓迎ですね。僕みたいな４０後半のオッサンがメタルを「カッコイイ！」と思ったのはやっぱりこういう音を聴いて初めて感じたからなので、こういう音を聴くと「初心に帰る」ではないですけれど、やっぱり心躍ります。

　
3. La:Mule / Cry in past
　彼等は四国のV系バンドです。90年代末期から00年代初頭、いわゆる“V系氷河期”といわれる時代に活躍したバンドです。この時期、私は「新たなV系バンドの発掘」を止めていたので、リアルタイムでは聴いていなかったのですが、メンバー全員が「血塗れの包帯姿」というビジュアルが気になって、最近になり購入してみました。ルックスとは裏腹に非常にメロディアスな楽曲が印象に残りました。ボーカルの線の細さが惜しい感じがしますが、ツインギターにセンスの良さを感じました。もう少し早く聴いていてもよかったかな。

　
4. PINK SAPPHIRE / 抱きしめたい
　先週に引き続き、90年代初頭にデビューしたガールズバンドの音源を紹介してみました。このPINK SAPPHIREはデビューシングルがドラマの主題歌に起用されたこともあり、いきなりヒットに恵まれたバンドです。デビュー後、１年ほどは順調にヒットを飛ばしていました。同時期にデビューしたガールズバンドの中では比較的セールスに恵まれたバンドだったと思います。この「抱きしめたい」という楽曲、イントロがPERSONZのDear Friendsにとても似ている感じで笑っちゃいました(笑)。個人的にはメンバー自身が作った楽曲が少なくて、「作られたバンド」っていう感じがしてちょっと残念でした。

　
5. 浜田マロン / 私のピストル 平成二十四年編
6. 浜田マロン / 季節巡れど jazz ver.
　今週は「浜田マロン特集」です。彼女はエゴラッピンなどが築いた“平成ジャズ歌謡”というジャンルを継承する存在として注目されているアーティストであります。関西人で音大出身、というプロフィールしか私は判りません。歌唱力も素晴らしいですし、表現力もとても高いと思います。僕はデビューシングル「私のピストル」で彼女の存在を知ったのですが、ジャケットの写真と曲のタイトルで「なんか気になるなあ」と思い購入することに。コレが個人的はツボでした。正直、00年代以降、この手の音楽は結構やりつくされていて“新鮮さ”という部分はそれ程感じませんが、なぜか引き込まれていく不思議な魅力を持ったアーティストですね。

　
7. 光GENJI / ガラスの十代
　懐かしいですね。僕が高１の頃に爆発的なヒットを記録した楽曲です。僕はこの時期、テレビで堂々と“口パク”を行う彼等にビックリしたものです。ま、今の時代では当たり前ですけど、当時は余りにもバレバレで「もう少し上手くやれよ…」なんて思ったものです。楽曲はというと、さすが飛鳥涼という作りですね。楽曲としての完成度は非常に高いと思います。当時、「けっ、光GENJIなんて…」と言いながら楽曲は繰り返し聴いていました(笑)。セールス的には次作の「パラダイス銀河」の方が勝っていますが、個人的には「ガラスの十代」の方がファイバリットですね。

　
8. VIGILANTE / A VISION OF PARALLEL WORLD
　彼等はここ日本では珍しい“プログレメタルバンド”であります。この音は海外のバンドと対等に勝負できる音だと個人的には思いますね。僕が彼等に初めて出会ったのは1stが発表された98年でした。同時期に発売されたメタルディスクガイドに「ドイツのレーベルとの契約も決まったバンド」と紹介されていて「あ、実力派なのかな？」と気になって購入した記憶があります。聴いてみると「あ、これは納得」という感じでした。“日本のバンド”という感じがまったくしない程の完成度でした。

　
　来週は「GUNS 'N ROSES」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.172　ＯＮ　ＡＩＲリスト

Do As Infinity / Acoustic Tour 2016 -2 of Us- ('16年発表)

　本日の放送時間は１時間４２分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時３０分以降に放送開始（変動します）