第471回ON AIRリスト（①2015年10月17日放送 ②2016年1月24日放送）

　さて、今週は１３日から１５日まで“札幌で物販”を行ってまいりました。「研修」ということで参加した若手職員も一生懸命やっていただきました！　感謝です！　体力的にはキツかったと思いますけど、楽しんでいたみたいなので良かったかなと。

　今日から待ちに待った「４連休」。仕事を忘れてリフレッシュしようかなと思います。明日はYU-KIクンの学芸会です。今年は「キーボードの音が鳴らない」というトラブルがなければ良いのですが(笑)。

　今週、通勤の車中で聴いた作品はMary’s Blood「Bloody Palace」。メタル魂、健在です！　Cyntiaみたいに“ポップス”にならないことを祈ります。

　ということで、

第471回放送の（'15年10月17日・'16年1月24日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. BULLET FOR MY VALENTINE / ARMY OF NOISE ('15年発表 5th「VENOM」)
　2. BUCKCHERRY / THE MADNESS ('15年発表 7th「ROCK'N'ROLL」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. かまいたち / MUSTURBATION ('91年発表 3rd「JEKYLL to HYDE -masturbation-」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. 筋肉少女帯 / これでいいのだ ('88年発表 3rd「猫のテブクロ」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. T.M.REVOLUTION / INVOKE ('02年発表 17th SINGLE)
　6. T.M.REVOLUTION / ignited -イグナイテッド- ('04年発表 20th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 山口百恵 / 一恵 ('80年発表 32nd SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. DOOM / Painted Face ('88年発表 3rd「Complicated Mind」)

　今回の“目玉”は、 筋肉少女帯 の これでいいのだ 。コレは歌詞が深い！　そして、カッコイイ！

1. BULLET FOR MY VALENTINE / ARMY OF NOISE
　3rd、4thと「若干、ソフトな」作品が続いたBFMVですが、今作は「原点回帰」ということで初期２作と同じプロデューサーを起用したそうです。前作で減退した“ヘヴィなリフ”も復活。結論から言うと「こういうのを待っていました！」という出来ですね。歌人的には彼等はポップな楽曲を演奏するより、このような疾走感があり、フックも効いている攻撃的な楽曲の方が良いと思います。前作でガッカリした人も聴いてみる価値のある作品ではないでしょうか。

　
2. BUCKCHERRY / THE MADNESS
　初めて聴いた時の感想は「相変わらずの安定感」という感じ。前作がコンセプトアルバムでテンポのある楽曲が少なかった訳ですが、今作はハードとまではいかないが、“ノリの良い”楽曲が多かった作品でした。曲作りの上手さはやっぱり流石ですね。デビュー時のようなもっとパンキッシュな楽曲があれば最高に良かった、と言うのは贅沢でしょうか。陳腐な表現ですが、「ドライブには持って来い」というような作品です(笑)。

　
3. かまいたち / MUSTURBATION
　その派手なルックスは当時のシーンでもトップクラスだったバンドです。この楽曲は結果的にラストアルバムとなる作品のオープニングを飾る楽曲。初心者でも弾けるようなリフですが(笑)、この勢いが非常に良いのではと思います。また、ボーカルも発声法を変えて歌うなど、オリジナリティーも感じられます。今聴くと技術的には褒められたものではありませんが、当時はこの程度で満足していた自分がちょっと悲しい。

　
4. 筋肉少女帯 / これでいいのだ
　この作品の発表前にメンバーチェンジがあり、ギタリストに橘高さんと本城さんが加入し、サウンドは一気にメタル方向にシフトしました。正直、僕はリアルタイムで聴いていなかったバンドでして、ここ数年できちんと聴いた人なのですが、コレは素直にカッコイイと思いましたね。よくオーケンのボーカル力が話題になりますが、個人的には筋少はオーケンの“この”ボーカルがあってこそ成り立っていると思います。オーケンがもの凄く歌が上手かったら「ただのメタルバンド」になってしまいます。これでいいのだ(笑)。

　
5. T.M.REVOLUTION / INVOKE
6. T.M.REVOLUTION / ignited -イグナイテッド-
　今日は「ガンダムSEEDシリーズ」で２連発でした。もう10年以上前の楽曲なのですね。時の流れを感じます。僕は「SEED」が始まる数年前に“ガンダムシリーズ”にハマった人で、リアルタイムできちんと見た作品は「SEED」が初めてということもあって、思い入れが強い作品でした。西川さんのボーカルですが、歌唱力もあって、パワーもあって、文句無しだと思います。08年の「hide memorial summit」で彼がX JAPANの「X」を歌ったのですが、正直、本家TOSHIより歌えていました(笑)。

　
7. 山口百恵 / 一恵
　この楽曲は百恵さんの結婚式当日にリリースされた「ラストシングル」です。作詞はペンネームを使用していますが百恵さん本人、作曲は「いい日旅立ち」以来の谷村新司が担当。結婚、そして芸能界引退に至った彼女の心情がストレートに表現されています。「幸せになるために」結婚するのですが、彼女が引退することによってスタッフの多くは生活が激変します。その事を判っている彼女の何とも言えない心情が伝わってくる歌詞が印象的です。

　
8. DOOM / Painted Face
　インディーズ時代はスラッシュ、メジャーデビュー直後はアヴァンギャルド、そしてこの時期は最もハードロックに寄った音を出していました。ただ、変拍子や転調を駆使しているので“DOOMらしさ”は健在です。正直、初心者にはとっつきにくい音なのでしょうが、本格派を「スゴイ！」と唸らせる実力を持ったバンドではないでしょうか。僕は高3の頃に一度聴いたのですが「訳、わかんない」で終わってしまった人です。このバンドもガスタンクと同じく“様々な音楽”を聴いた後で聴くと凄さが判るのかな、なんて思います。

　
　来週はSIAM SHADEが登場！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.86　ＯＮ　ＡＩＲリスト

THIN LIZZY / LIFE ('83年発表)

　放送時間は１時間３８分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！