music mania ちばちゃん

3月30日(土)は21時からは「第896回」の放送! 4月2日(火)の18時からは「第894回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第470回ON AIRリスト(①2015年10月10日放送 ②2016年1月17日放送)

 さて、2週続けて暴風雨に見舞われました。一気に秋も深まった感じですね。ということで私も「長袖」にチェンジしました(笑)。今週は13日から15日まで開催されるイベントの準備に追われました。若手職員の研修も兼ねている物販イベントですが、私自身も“1年目”みたいなものなのでちょっと不安(笑)。これが終わると来週末から「4連休」の予定です。もうひと踏ん張り!

 今週、通勤の車中で聴いた作品はJUDAS PRIEST「METAL WORKS ‘73-‘93」。時折「アレ、この曲、こんなにカッコ良かったかな?」なんて思う事もあり、新たな発見が出来ました。

 ということで、

第470回放送の('15年10月10日・'16年1月17日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. HIBRIA / ABYSS ('15年発表 5th「HIBRIA」)
 2. ROYAL HUNT / WAY TOO LATE ('15年発表 13th「DEVIL'S DOZEN」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. DIE IN CRIES / KOOL & MOONLIGHT ('92年発表 Mini「NODE」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
 4. JUN SKY WALKER(S) / 全部このままで ('88年発表 1st Mini「全部このままで」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. 黒崎真音 / 鳴り響いた鼓動の中で、僕は静寂を聴く ('13年発表 2nd「VERTICAL HORIZON」)
 6. 黒崎真音 / 黎鳴 -reimei- ('12年発表 4th SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
 7. Every Little Thing / Rescue me ('00年発表 3rd「eternity」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. BLINDMAN / The Touch Of Grey ('13年発表 SELF COVER「EVERGREEN」)

 今回の“目玉”は、 ROYAL HUNT WAY TOO LATE 。期待を裏切りません!

1. HIBRIA / ABYSS
 「ブラジルの新星」と言われていた彼等もこの作品でもう5作目になります。ギタリストがチェンジしてからは2作目。今作はそのギタリスト、ヘナート・オソーリオが全面的にプロデュースしました。レビューにも書かれていたのですが、「メロディアスでキャッチーな曲がまったくない!」「メロディーに欠ける!」など厳しい評価が多かったです。彼はおそらくこのような「テクニカルなメタル」が好きな人なのでしょうね。僕も個人的には1st、2ndのような「スケールの大きい、メロディアスなキャッチーなメタル」の方が好みですね。悪くはないですが、ファンが彼等に求めているのはこういう作風では無いのではないでしょうか。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052725.jpg

 
2. ROYAL HUNT / WAY TOO LATE
 ボーカル、D.C.クーパーが復帰してから3作目の作品からの1曲です。今回も非常に素晴らしい作品を届けてくれました。やっぱり、D.C.の復帰は大きいですね。今作はギターを結構前面に出すような音作りが特徴的でした。この曲は作品中、最も基本的な「ロイヤル・ハント節」が堪能できる1曲です。イントロから「ロイヤル・ハント・ワールド」が展開されている感じで非常に気に入りました。改めて中心人物のアンドレ・アンダーセンの才能に驚かされました。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052924.jpg

 
3. DIE IN CRIES / KOOL & MOONLIGHT
 ボーカルにエフェクトを掛けてダークに進行する前半部とぱっと開けるサビとの対比が面白い楽曲です。yukihiroの印象的なドラムフレーズはラルクでのyukihiroのドラムしか知らない人は少し驚くのではないでしょうか。この曲が収録されている「NODE」という作品、7曲入りという中途半端な作品なのですが、攻撃的な曲、リズム感に拘った曲、ゆったりと聴かす曲、とかなりバラエティーに富んだ内容で楽しめる作品です。ドラムの音が軽いのもあるのか、ウネウネと動くベースにも結構耳がいってしまいますね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053315.jpg

 
4. JUN SKY WALKER(S) / 全部このままで
 当時は何かとブルーハーツと比較されていましたね。ブルハは現在でも評価されていますが、こちらのジュンスカは“女、子供向けのバンド”というのが一般的な評価。僕はそうは思っていませんけどね。ジュンスカって「バンドって楽しそうだな」と思わせてくれた存在でしたね。当時の中高生に“ロックの裾野”を広げた重要なバンドだったのでは、と思います。当時、高校生だった僕も彼等の歌詞にはかなり共感しましたね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052541.jpg

 
5. 黒崎真音 / 鳴り響いた鼓動の中で、僕は静寂を聴く
6. 黒崎真音 / 黎鳴 -reimei-
 1ヶ月程前「ALTIMA」のボーカルとして紹介した真音さんです。ALTIMAの紹介のときも言ったかも知れませんが、個人的にはアニソンシンガーしてよりも「ボーカリスト」として非常に高く評価しています。また自身の楽曲のほとんどを作詞していることも、注目に値します。彼女の楽曲を手掛けるI’veという制作チームの楽曲も非常に高品質。特にアルバムに関してはトータルバランスに優れた作品を送り出しています。個人的にはもっと「一般層に浸透してもらいたい」という思いもありますが、逆に「他人には余り知って欲しくない」という複雑な思いもあります。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053421.jpg

 
7. Every Little Thing / Rescue me
 この曲が収録されている「eternity」という作品は3人体制での最後の作品です。この楽曲の作詞・作曲はこの後に脱退する五十嵐充さん。初期の楽曲のほとんどの作詞・作曲・編曲を手掛けていた五十嵐さん、この曲の歌詞もそうですが、言われなければ「男性が書いた歌詞」というのが判らないくらい“女性目線”での歌詞が秀逸です。2ヶ月前、久しぶりにこの曲を聴いた時、「コレ、モッチーが書いた歌詞でしょ」と思いましたが、調べたところ五十嵐さんでした(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052758.jpg

 
8. BLINDMAN / The Touch Of Grey
 この楽曲は元々、インディーズ時代に発表したミニアルバム「…in the dark」に収録されていた楽曲です。それほど知名度はないのかも知れませんが、日本の正統派ハードロックバンドではトップクラスの実力を持っていると私は思います。現在、こういう“正統派”の音を出すバンドって少ないかも知れませんね。ボーカル、高谷さんのソウルフルなボーカルと中村さんのテクニカルなギタープレイが非常に魅力的なバンドです。昨年、ボーカルの高谷さんが脱退してしまったのが残念であります。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053512.jpg

 
 来週はBULLET FOR MY VALENTINEが登場! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Midnight Live Vol.85 ON AIRリスト

徳永英明 / LIVE ('90年発表)

 放送時間は1時間35分。 深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!

以上!