さて、今月は「第5土曜日」がある月なのでmusic mania hyperの準備があります。いつもなら2ヶ月前に選曲は済ますのですが今回は悩みました。悩んだ末に決めた特集は雑誌「ヘドバン」などで取り上げられていた「GASTUNK」です。一応「1時間でおおよその歴史が判る」ような特集にしてみました。多分、僕みたいな40代には「おぉ!」という内容かも知れませんが、中高生には「?」な内容でしょうね(笑)。ということで、お楽しみに。
今週、通勤の車中で録音した作品は、SEX MACHINEGUNS「マシンガンズの集い」、LOUDNESS「RE-MASTERPIECES」、IRON MAIDEN「SOMEWHERE BACK IN TIME」「FROM FEAR TO ETERNITY」、JUDAS PRIEST「METAL WORKS 73-93」、MEGADETH「GREATEST HITS」。(←これぞメタラー!)
ということで、
第410回放送の('14年8月16日・'14年11月23日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. METALLICA / ENTER SANDMAN ('91年発表 5th「METALLICA」)
2. DARK TRANQUILLITY / NIGHTFALL BY THE SHORE OF TIME ('93年発表 1st「SKYDANCER」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. MASCHERA / LA MASCHERA ('94年発表 1st「悪徳の栄え」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. LAUGHIN' NOSE / NO WAR ('85年発表 Mini「NEVER TRUST WOMEN」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. ZERO / ゼロから歩き出そう-Progressive Hard Mix- ('96年発表 1st「Horizon」)
6. ZERO / 素顔のままで-Rock-A-Latino Mix- ('96年発表 1st「Horizon」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 郷ひろみ / REE ('95年発表 BEST「THE GREATEST HITS OF HIROMI GO VOL.II -Ballads-」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. ALDIOUS / シャンデリア ('14年発表 4th「Dazed and Delight」)
1. METALLICA / ENTER SANDMAN
ここには「スラッシュメタルを捨てたメタリカ」がいます。この作品の登場で“90年代のメタルの指針”が決まった、と言っても良いと思います。ただ、音は恐ろしくヘヴィでソリッド。メタルとしては最高品質だと思います。セルフタイトルのアルバムだからと言って「メタリカらしさ」が詰まっている作品だと思って初心者が手を出すと“肩すかし”を喰らう作品かな(笑)。だってスラッシュじゃないから。これはビートルズにも言えること。初心者が「ホワイトアルバム」から聴くとビートルズに興味がなくなります。
ここには「スラッシュメタルを捨てたメタリカ」がいます。この作品の登場で“90年代のメタルの指針”が決まった、と言っても良いと思います。ただ、音は恐ろしくヘヴィでソリッド。メタルとしては最高品質だと思います。セルフタイトルのアルバムだからと言って「メタリカらしさ」が詰まっている作品だと思って初心者が手を出すと“肩すかし”を喰らう作品かな(笑)。だってスラッシュじゃないから。これはビートルズにも言えること。初心者が「ホワイトアルバム」から聴くとビートルズに興味がなくなります。
2. DARK TRANQUILLITY / NIGHTFALL BY THE SHORE OF TIME
この1stでボーカルを務めているのは現IN FLAMESのアンダース・フリーデン。ちなみにIN FLAMESの1stではDARK TRANQUILLITYのミカエル・スタンネがボーカルを務めているのが面白いところ。この番組ではこういう“メロディックデス”を結構流しているのですが、どのくらいの人が「メロデスってカッコイイ!」と思ってくれているのか判りません(笑)。デスヴォイスさえ気にならなければ(笑)、楽曲としては非常に素晴らしいメタルサウンドなのですがね。
3. MASCHERA / LA MASCHERA
個人的には非常に高く評価しているバンドであります。この時代のインディーズで活動していたV系バンドは技術的には未熟なバンドが多かったのですが、このバンドは非常に上手いバンドだったと思います。また、歌詞が文学的だったりIQが高いバンド、とも言われていました。この楽曲はインディーズ1stの楽曲ですが、アマチュアらしからぬ完成度かなと。97年にメジャーに進出してからはプロデューサーの好みなのか、かなり音をいじられJ-POP的になってしまったのが少々残念。
4. LAUGHIN' NOSE / NO WAR
彼等の勢いが最もあった85年から86年、中学生だった僕は安全地帯やオメガトライブが大好きでした(笑)。ただ同級生で耳の早いヤツがラフィンを聴いていたので名前だけは知っていた、というバンドでしたね。高校に入ってブルーハーツで“パンク”という言葉を知ってから聴いたのが僕にとってラフィンの初体験。僕が最初に聴いたのはメジャーの1stと2ndだったので「かなりポップだな」というのが第一印象。本日お送りした85年当時の音を最初に聴けばかなり違った印象になったのかな、と思います。
5. ZERO / ゼロから歩き出そう-Progressive Hard Mix-
6. ZERO / 素顔のままで-Rock-A-Latino Mix-
このユニットを覚えている人いるかなあ(笑)。ただ、楽曲は耳にした事がある、という人は結構いるかも知れません。彼等は兄弟デュオで、本日お送りした曲は2曲とも「ロッテ・シュガーレスチョコレート」のCMソングでした。確か安室ちゃんが出演していたCMだったと思います。力を入れた割にはヒットに結び付かなくて、あっという間に消滅したユニットでした。ちなみに私はこの2曲が入った「HORIZON」というアルバムは中古で80円でゲットしました。
7. 郷ひろみ / REE
いい曲です。が、彼が人前でこの曲を歌うことはもうないでしょうね。曲名のとおりこの曲は最初の妻である友里恵さんに捧げた歌。作詞はジョー・リノイエ、作曲は郷さん本人。本人曰く「僕が作った曲の中でも最高のクオリティ」と語っておりました。タイトルやサビの歌詞だけ変えてまた歌って欲しいと思っているのは僕だけ?
いい曲です。が、彼が人前でこの曲を歌うことはもうないでしょうね。曲名のとおりこの曲は最初の妻である友里恵さんに捧げた歌。作詞はジョー・リノイエ、作曲は郷さん本人。本人曰く「僕が作った曲の中でも最高のクオリティ」と語っておりました。タイトルやサビの歌詞だけ変えてまた歌って欲しいと思っているのは僕だけ?
8. ALDIOUS / シャンデリア
彼女達のブレイクが現在のガールズメタルブームを作ったのは間違いないでしょう。そんな彼女達がボーカリストチェンジ後、2作目のアルバムを発表そました。RE:NOのボーカルも今作では余り違和感なく聴けました。今作は良く言えば「バラエティーな曲調」悪く言えば「曲調に一貫性が無い」という作品でした。多分、バンドとしては“過渡期”の作品なのでしょうね。個人的にはもっと“メタル”で攻めて欲しいなと思っています。
来週はEUROPEが登場! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
放送時間は2時間03分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!
以上!