さて、今回で放送400回であります。局の特番があった週以外は毎週休まず放送できている事は少し自慢していいかな(笑)。「ブレないスタイル」と言えばカッコイイですが、マンネリと言えばマンネリですが(笑)。ただ、「聴く音楽ガイドブック」というコンセプトは崩れていないかな?
たまに「長く続ける秘訣は?」と聞かれる事があるのですが、「必ず原稿を用意する事」「絶対、番組に穴を空けてはダメ」の2つを心掛ける事、と答えます。この2つ、仕事を続けながら実践するのは実は結構大変ではありますが、実践できると知らぬ間に「長寿番組」になるから不思議です(笑)。
たまに「長く続ける秘訣は?」と聞かれる事があるのですが、「必ず原稿を用意する事」「絶対、番組に穴を空けてはダメ」の2つを心掛ける事、と答えます。この2つ、仕事を続けながら実践するのは実は結構大変ではありますが、実践できると知らぬ間に「長寿番組」になるから不思議です(笑)。
今週、通勤の車中で聴いた作品は、中森明菜のBEST「SINGLES 27」。彼女の数多くのベスト盤でもこの作品はやっぱり「最強」。コレを聴けば80年代が判る、と言っても過言ではありません。
ということで、
第400回放送の('14年6月7日・'14年9月14日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. SONATA ARCTICA / THE WOLVES DIE YOUNG ('14年発表 8th「PARIAH'S CHILD」)
2. DYNAZTY / CROSS THE LINE ('14年発表 4th「RENATUS」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. DIR EN GREY / 理由 ('00年発表 2nd「MACABRE」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. G-SCHMITT / Mescaline Dream ('86年発表 Mini「sin, secret & desire」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. サンボマスター / 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ ('06年発表 3rd「僕と君の全てをロックンロールと呼べ」)
6. サンボマスター / I Love You ('08年発表 4th「音楽の子供はみな歌う」)
★ MY FAVORITE SONG
7. SNAKEMAN SHOW / コナサンミンバンワ ('82年発表 3rd「スネークマンショー海賊盤」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. ANTHEM / VENOM STRIKE ('92年発表 7th「DOMESTIC BOOTY」)
今回の“目玉”は、 SNAKEMAN SHOW のコナサンミンバンワ。ジャンキー大山、最高です!
1. SONATA ARCTICA / THE WOLVES DIE YOUNG
正直、1stから3rdまでのメロスピ路線の彼等が好きだったリスナーにはまったくウケない作品でしょうね。しかし、4th以降の音楽性が好きな人には今回の作品は最高傑作になるのかも知れません。バンドの中心人物、ボーカルのトニー・カッコの才能は「メロスピ」の中では納まらないぐらい素晴らしいというのは認めます。が、僕は「流麗なメロディーで疾走するソナタが聴きたい!」という人なので、今回の作品も「うーん・・・」という感じでした。多分、彼等が「メロスピ」に回帰することはもうないのでしょうね。一抹の寂しさを感じた作品でした。
正直、1stから3rdまでのメロスピ路線の彼等が好きだったリスナーにはまったくウケない作品でしょうね。しかし、4th以降の音楽性が好きな人には今回の作品は最高傑作になるのかも知れません。バンドの中心人物、ボーカルのトニー・カッコの才能は「メロスピ」の中では納まらないぐらい素晴らしいというのは認めます。が、僕は「流麗なメロディーで疾走するソナタが聴きたい!」という人なので、今回の作品も「うーん・・・」という感じでした。多分、彼等が「メロスピ」に回帰することはもうないのでしょうね。一抹の寂しさを感じた作品でした。
2. DYNAZTY / CROSS THE LINE
彼等はスウェーデンのメタルバンドです。ここ数年、注目されている「80’sメタルのテイスト」が強い楽曲を演奏するバンドのひとつでもあります。前作まではSKID ROW的なバッドボーイズ系の音だったのですが、今作ではかなり攻撃的でモダンな音づくりになり、「メタル度」が増したような気がします。僕は正直、先程のソナタの新作よりこちらの方が楽しめました。ちょっと気になるバンドですね。
3. DIR EN GREY / 理由
彼等の1stはまだ「普通のヴィジュアル系」という感じの作品でしたが、この2ndから彼等の「独特な世界観」が描かれるようになった気がします。当時の僕はV系のバンドには「普通のV系の音」を求めていたので、正直、ここまでダークで重い音のこの作品はほとんど聴かなかった記憶があります。この後の作品も惰性で購入していた感じです。が、ここ数年で聴き返すと「こりゃ、なかなか凄い事をやっているな」と思えましたね。僕が思うに00年代以降のV系の指針になった作品ではないでしょうかね。
4. G-SCHMITT / Mescaline Dream
G-SCHMITTの楽曲は今ではこの番組ぐらいしか流れないでしょうね(笑)。私のコレクションでもレア度ではかなり上位の作品です。音楽的にはゴシックでしょうかね。僕はこういう世界観の音楽はかなり好きな“変人”なのですが、ダメな人はまったく受け付けないのでしょうね。当時のインディーズシーンの“表”がビートパンクならば、彼等の音楽は完全に“裏”の世界だったハズ。多分、この手のバンドのライブでは“酸欠ライブ”とか“観客が将棋倒し”なんて絶対あり得なかったでしょうね。
5. サンボマスター / 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
6. サンボマスター / I Love You
1曲目「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」はドラマ「電車男」のエンディングテーマに使用されていました。彼等を初めて拝見した時は衝撃的でしたね。失礼ですが「ブサイクな男が絶唱している姿」に(笑)。ただ、凄く熱い何かが伝わったのは事実です。それはやっぱり「歌詞」なのでしょうね。ボーカルの山口さん、とても温かい歌詞を書く人で改めて「やっぱ、男は顔じゃない、ハートだ」と改めて勇気をもらいました(笑)。
7. SNAKEMAN SHOW / コナサンミンバンワ
下品ですね(笑)。400回記念、ということで「曲じゃないもの」を使ってみよう、と思ってチョイスしたのがコレです。これは僕が小学5年のときにクラスの友人に聴かされたモノですね。「単語の頭の音を入れ替えて、過激な下ネタを披露する」というネタなのですが、コレはある意味、衝撃的でした。知っている方は知っていると思いますが、この「ジャンキー大山」を演じているのは俳優の伊武雅刀さんです。コレを聴いて「なつかしー!」という人は明らかに40代半ば以上です。
下品ですね(笑)。400回記念、ということで「曲じゃないもの」を使ってみよう、と思ってチョイスしたのがコレです。これは僕が小学5年のときにクラスの友人に聴かされたモノですね。「単語の頭の音を入れ替えて、過激な下ネタを披露する」というネタなのですが、コレはある意味、衝撃的でした。知っている方は知っていると思いますが、この「ジャンキー大山」を演じているのは俳優の伊武雅刀さんです。コレを聴いて「なつかしー!」という人は明らかに40代半ば以上です。
8. ANTHEM / VENOM STRIKE
ANTHEMに関しては先頃、再結成後にボーカルを務めていた坂本英三が友好的に脱退し、後任に森川之雄が復帰することになりました。また、ドラムにはここ数年、ヘルプとして参加していた田丸さんが正式に加入ということで「新生ANTHEM」として始動を始めました。今日は「森川復帰記念」ではありませんが、彼がボーカルを務めていた時代の楽曲でも「かなりヘヴィな曲」というチョイスでこの曲にしてみました。この曲、彼等の楽曲でもちょっと異質な感じの曲なのですが、このグルーヴが気に入っています。
来週はSLIPKNOTが登場! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
放送時間は1時間17分。本日は99年に再発された2曲プラスの「完全版」でお送りします。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!
以上!