さて、スポーツ界で“指導”という名の下の「体罰」が大問題になっております。個人的には別にそんなに驚いていません。だって「日常的にあるもの」と思っていましたから。これからもっと発覚すると思いますよ。私も学生時代に運動部に所属していたことがありますが、幸いにも「体罰」は受けなかったです。
私、メタルディスクガイドを買うと所有しているCDにはマーカーを付けております。ガイドの前半に登場する所謂「ビッグネーム」の作品、ここ最近、やっとコンプリート出来たような感じです。長かった・・・。ウチの幼稚園児YU-KIクン、将来、メタルを聴いてくれるかな? もし、聴いてくれるなら我が家に“教材”は揃っていますよ(笑)。
今週、通勤の車中で聴いた作品は“札幌出身の女子大生シンガーソングライター”山崎あおいの1stアルバム「ツナガル」。才能ありますよ。いかにも“デビュー作”という初々しい感じに好感が持てました。最近の若い子には本当に驚かされますね。
ということで、
第330回放送の(’13年2月2日・’13年5月12日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. DOKKEN / EMPIRE ('12年発表 11th「BROKEN BONES」)
2. T & N / SLAVE TO THE EMPIRE ('12年発表 1st「SLAVE TO THE EMPIRE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. BY-SEXUAL / FLAPPER ('90年発表 4th SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. AUNT SALLY / Aunt Sally ('79年発表 1st「AUNT SALLY」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 男闘呼組 / OVERTURE~ルート・17 ('88年発表1st「男闘呼組」)
6. 男闘呼組 / Burn it ('89年発表2nd「男闘呼組二枚目」)
★ MY FAVORITE SONG
7. fripSide / Decade ('12年発表 7th「Decade」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. EACH OF THE DAYS / EVENT HORIZON ('11年発表 1st「SWEET CARRION」)
今回の“目玉”は、 AUNT SALLY の Aunt Sally 。久しぶりに不気味な曲を選んでみました(笑)
1. DOKKEN / EMPIRE
DOKKENとしては最終作と言われている最新作のオープニング曲です。現在のギタリスト。ジョン・レヴィンが加入してから3作目となりますが、ここ2作での彼のプレイはオリジナルメンバーのジョージ・リンチを思わすカミソリのような切れ味です。ボーカルのドン・ドッケンはさすがに全盛期の様な歌唱ではありませんが、中音域で歌うこのスタイルもありかなと思います。80年代に彼等のファンだった人も楽しめる作品になっています。
DOKKENとしては最終作と言われている最新作のオープニング曲です。現在のギタリスト。ジョン・レヴィンが加入してから3作目となりますが、ここ2作での彼のプレイはオリジナルメンバーのジョージ・リンチを思わすカミソリのような切れ味です。ボーカルのドン・ドッケンはさすがに全盛期の様な歌唱ではありませんが、中音域で歌うこのスタイルもありかなと思います。80年代に彼等のファンだった人も楽しめる作品になっています。
2. T & N / SLAVE TO THE EMPIRE
今日はDOKKEN繋がりということで、このバンドを紹介してみました。このバンドはDOKKEN全盛期のメンバーからドン以外のメンバーで結成されたバンドです。“ドン抜き”というのが確執の深さを物語ります(笑)。ボーカルは基本的にベースのジェフ・ピルソンが担当。ギターのジョージ・リンチのプレイも“ファンが彼に求める音”になっています。
3. BY-SEXUAL / FLAPPER
結成して2年足らず、未成年のうちにメジャーデビューしたヴィジュアル系パンクバンド。そのルックスから非常に高い人気を誇っていましたが、「日本一下手なバンド」とも言われていました(笑)。今日聴いてもらう演奏もスタジオミュージシャンの可能性大です。ただ、活動後期では流石に演奏力も上がり、楽曲の幅も広がります。ベーシストはデビュー前にCOLORのローディーをしていましたが、BY-SEXUALの方が売れてしまったので、COLORのメンバーは面白くなかったでしょうね。
4. AUNT SALLY / Aunt Sally
問題作です。時代で言うと「プレ・バンドブーム期」の作品です。実はこの作品、日本のインディーズを語る上で絶対外せない名盤の1枚と言われています。聴いてもらって判るとおり、非常に神経を刺激する音を出す孤高のバンドです。戸川純さんが「私の音楽の原点」とも言っていたそうです。何となく判る気がしますね。この曲はアルバムのオープニング曲ですが、僕は生れて初めて「不協和音で作られた楽曲」というのを聴いたので衝撃的でした。
5. 男闘呼組 / OVERTURE~ルート・17
6. 男闘呼組 / Burn it
このコーナー、今月は彼等が残した8枚のオリジナルアルバムからそれぞれ1曲づつ紹介する、というスタイルでお送りします。2曲ともアルバムのオープニングを飾っていた楽曲です。この2枚のアルバムにはDAYBREAK・秋・TIME ZONEのヒットシングルは収録されていません。アルバム用のオリジナル曲で勝負していたのが好感を持てましたね。楽曲の質もさすがに職業作家の方が制作していただけあって高いです。演奏に関しては多分、スタジオミュージシャンの方が大半を担っていると思いますが(笑)。
7. fripSide / Decade
個人的に待望の新作からお送りしてみました。この作品はユニット結成10周年記念を兼ねていました。記念と言うことで初代ボーカルのNaoさんも参加しています。この楽曲は現在のボーカル、南條さんとNaoさんのツインボーカルとなっています。曲中に第1期と第2期の楽曲のフレーズを入れ込み、まさに“記念”というような楽曲となっていました。相変わらず楽曲の質が高くて驚きです。
8. EACH OF THE DAYS / EVENT HORIZON
期待の国産メタルコアバンドですね。個人的には充分に世界で通用する音だと思います。重い音だけど切れ味が非常に鋭い感じがします。サビの叙情的なメロディーの展開とギターのフレーズが私的にはツボでしたね。前回の紹介時にも言いましたが、このドラムスが女性だということが驚きですね。早く次作が聴きたいと思います。
来週はY.M.O.が登場!
以上!