さて、前回は私が「CD」というものを初めて買った時のお話を紹介しましたが、今回は「カセットテープ」についてのお話を。今では「カセットテープ」を使用した事が無い、というような若者も多い事でしょうね。私の青春時代である80年代はこの「カセットテープ」が音楽媒体の主流でしたね。バイトをする前まではレコードを買うお金も無かったので、専らレンタルレコードショップでレコードを借り、カセットテープに録音する、という行為が通常のものでした。そんな事もあり、私も数百本のテープを所有しておりました。ところが今は50本も有るか無いかです。就職して収入を得ると同時にCDに買い換えていったところ、テープは激減しました。僕にしたらCDというものでも画期的だったのに、今は「音楽データ」の時代になってしまいました。
ところで、YAHOOアバターが使用できなくなってしばらく経ちます。自分のブログに使用していた画像はかなり気に入っていたので非常に残念です。仕方なく今は楳図かずおセンセイのキャラクター画像を使用していますが、この画像にしてから訪問者が減っているような気がします(笑)。やはり、不気味かな・・・。
ということで、
第324回放送の(’12年12月22日・’13年3月31日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. METALLICA / ALL NIGHTMARE LONG ('08年発表 9th「DEATH MAGNETIC」)
2. HAREM SCAREM / GIVE IT TO YOU ('03年発表 10th「HIGHER」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. DIR EN GREY / C ('05年発表 5th「Withering to death」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE BELL'S / Radio Radio Radio ('88年発表 1st Mini「THE LOVE SONG」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. くめさゆり / アメイジング・グレース ('09年発表3rd「天使のパン」)
6. くめさゆり / 聖なる 聖なる 聖なるかな ('09年発表3rd「天使のパン」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 佐野元春 / Christmas Time In Blue -聖なる夜にロ笛吹いて ('86年発表 5th「Café Bohemia」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. 聖飢魔Ⅱ / HOLY BLOOD ~闘いの血統~ ('96年発表 12th「メフィストフェレスの肖像」)
今回の“目玉”は、くめさゆりの 2曲。久保田早紀フリークならではの選曲です。クリスマス直前ということで賛美歌にしてみました。
1. METALLICA / ALL NIGHTMARE LONG
8分の長尺曲です。彼等の90年代以降の作品では最もスラッシュに回帰した作品かな。ただ、80年代のような“ドラマティックさ”は正直言って足りません。しかし、リフワークは流石、と言えるほど素晴らしいです。物足りなさは残りますが、「ロックタリカ」から「メタリカ」に少し戻った、ということで満足です。
8分の長尺曲です。彼等の90年代以降の作品では最もスラッシュに回帰した作品かな。ただ、80年代のような“ドラマティックさ”は正直言って足りません。しかし、リフワークは流石、と言えるほど素晴らしいです。物足りなさは残りますが、「ロックタリカ」から「メタリカ」に少し戻った、ということで満足です。
2. HAREM SCAREM / GIVE IT TO YOU
ここ日本では絶大な支持を受ける、カナダのメロディアス・ハードバンドです。番組開始から7年目で初登場、とうのは遅すぎですね。実は最近、やっと揃えたものですから(笑)。しかも、名盤の2ndからではなく10thからというのも如何でしょうかね(笑)。本日は個人的にサビの開放的なメロディーが気に入ったハードポップ寄りのこの曲にしてみました。バンド自体は08年に惜しまれつつ解散しました。
3. DIR EN GREY / C
メジャーデビュー後に“聴きやすい音”にシフトするV系バンドが多い中で、それとは逆に作品を発表するごとにコアな方向に進んでいるのがこのバンド。今では孤高の存在、と言ってもいいでしょうね。海外で最も知名度が高いバンドに成長しました。本日の楽曲は「ヘヴィーだけどメロディアス」という視点でチョイスした楽曲。正直、僕は彼等に関しては「買っても1度しか聴かない」という時期がありましたが、最近、改めて「なかなか、やるじゃない」と思うようになりました。
4. THE BELL'S / Radio Radio Radio
当時は「ビートパンクバンドのひとつ」に括られていましたが、そのサウンドは明らかにブルーハーツやジュンスカとは異質なものでした。スピード感があってメロディアスというのが特徴的かな。あと、何といってもこのバンド「開放感が感じられるサウンド」こそがウリでしたね。ちょっと時代が違っていたら評価されたのに、と思えてなりませんね。
5. くめさゆり / アメイジング・グレース
6. くめさゆり / 聖なる 聖なる 聖なるかな
声を聴いて「あ、異邦人の人!」とわかる人は余りいないのかな(笑)。彼女は現在、音楽伝道者として各地のキリスト教会などで教会音楽を主とした活動をしています。今日はクリスマス直前、ということで彼女の賛美歌アルバムからチョイスしてみました。1曲目は有名な「アメイジング・グレース」。いろんな方が歌っていますね。2曲目「聖なる 聖なる 聖なるかな」は賛美歌66番。ま、僕は完全な仏教徒なので(笑)、クリスマスはイベントとしか考えていませんが、久保田早紀マニアならではの特集をやってみたかったので企画してみました。
7. 佐野元春 / Christmas Time In Blue -聖なる夜にロ笛吹いて
今年のクリスマスソングは佐野さんです。この選曲はちょっと渋いでしょ。ファンの一部からは「国産レゲエの名曲」とも言われている楽曲です。個人的には「世界平和」を願っているような部分があって、「さすが元春」と感心しますね。この曲を聴くと、「ひとりぼっちのクリスマス」を過ごす人もハッピーな気持ちになるかな、と思っての選曲です。大きなお世話です(笑)。
8. 聖飢魔Ⅱ / HOLY BLOOD ~闘いの血統~
タイトルに“HOLY”という単語が入っているだけでチョイスしました(笑)。確かこの楽曲自体は6年近く前の第24回放送でお送りした楽曲です。この前作がポップ寄りの作品でしたのでファンからは「初期の音に戻った」と歓迎されていましたね。レコード会社移籍第1弾でしたが、恐ろしいほどの低予算で作られたアルバムでありましたが、驚くほど素晴らしい内容の作品でしたね。
来週は第5土曜ということで「music mania hyper」です! 第1部は80’s JAPANESE METAL特集をお送りします!
以上!