music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第253回ON AIRリスト(①2011年8月6日放送 ②2011年11月6日放送)

 明日から“我が家のこの夏最大のイベント”、家族旅行があるので早めのアップです。

 さて、「私の聴いてきた音楽」の変遷を紹介するシリーズ最終回は“就職後”です。92年に就職し2年程はこれまでと同じような音楽を聴いていましたが、ある時ふと専門学校時代の同級生だったけど先輩(笑)の言葉を思い出しました。「ちば君にアイアン・メイデンを聴かせてみたいなー」という言葉。そこで購入したのがIRON MAIDENの2nd「KILLERS」。1曲目「THE IDES OFMARCH」から2曲目「WRATHCHILD」の流れで完全にやられましたね。それからはメタル、ハードロックが一番好きなジャンルになったかな。そんな変遷がありまして“現在の自分”があります。そしてこの「music mania」という番組はそんな「私の音楽史」を紹介する番組でもあります

 そうそう、今週放送分と来週放送分は相方のおのちゃんが仕事の都合で収録に参加できなくて、「私ひとり」で進行する内容となっています。ひとりで番組進行するのは数年前の「music mania hyper 第1部」以来でしたのでちょっと緊張しましたね。そんな“若干、テンパっている私”を楽しんで頂けたら幸いです(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050119.jpg

ということで、

第253回放送の(’11年8月6日・’11年11月6日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. LOST HORIZON / THINK NOT FOREVER ('03年発表 2nd「A FLAME TO THE GROUND BENEATH」)
 2. HAMMERFALL / BANG YOUR HEAD ('11年発表 8th「INFECTED」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. La'cryma Christi / 偏西風 ('97年発表 Major 1st SINGLE「Ivory trees」C/W)
★ BACK TO THE BAND BOOM
 4. Phaidia / 地下室の悪魔達 ('85年発表 1st「In the dark」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. アン・ルイス / あゝ無情 ('86年発表 27th SINGLE)
 6. アン・ルイス / 六本木心中 ('84年発表 25th SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
 7. 杉山清貴 / さよならのオーシャン ('86年発表 1st SINGLE)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. 44MAGNUM / NO STANDING STILL ('83年発表 1st「DANGER」)

 今回の“目玉”は、 Phaidia 地下室の悪魔達。80年代のアングラファンにウケる選曲です(笑)。

1. LOST HORIZON / THINK NOT FOREVER
 今日は珍しく1曲目に“ミドルテンポ”の楽曲をお送りしました。この曲が収録されている2ndは1stよりもこういうミドルテンポの楽曲でグイグイ押す作風でしたね。そのせいもあってかダニエル・ハイメンの素晴らしいボーカルがより堪能できるような感じがします。中盤のギターソロも聴きどころかな。このアルバムを最後にバンドが解散したのが勿体ない。今、こういうピュアな正統派メタルを聴かせてくれるバンドって余りないので貴重な存在だったかなと。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050827.jpg
 
2. HAMMERFALL / BANG YOUR HEAD
 このバンドは私に「欧州のメタル」というものにハマるキッカケを与えてくれたバンドです。彼等の1stを聴いたときの印象が凄く良くて、それ以来欧州、特に北欧のメタルを買いそろえることに。デビューして14年のベテランですが、相変わらず良い作品を届けてくれますね。この曲もギターのイントロがいかにも“メタル”って感じで気に入っています。もうちょっと日本でセールスを上げて欲しいな。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050640.jpg
 
3. La'cryma Christi / 偏西風
 変拍子が入っていたり、プログレ的な展開があったりする曲ですね。当時のヴィジュアルバンドの楽曲ではなかなか無いような楽曲かな。この曲を聴いたラルクhydeは「俺たちもちょっとヤバイなと思った」と語っていました。この手の楽曲はある程度のテクニックがないとグダグダになるのですが、そうなっていないのは演奏力の高さか。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903045722.jpg
 
4. Phaidia / 地下室の悪魔達
 僕みたいに80年代の日本のポジパンバンドが好きな人が、必ず耳にするバンド名にこの“パイディア”があると思います。ボーカル、ギリーの歌声は一部では“和製デビッド・ボウイ”とも言われています。フルアルバムは確か1枚しか残さなかったバンドでしたね。CD化もされていないような。私は当然、リアルタイムでは聴いていません。中2ですからね。このバンドの存在を知ったのも今から7年ほど前ですので最近と言ってもよいでしょう。結構、好みの音でした。こういう音が好きっていうのはやっぱり変かな(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050018.jpg
 
5. アン・ルイス / あゝ無情
6. アン・ルイス / 六本木心中
 今日は“真夏”ということであえて“熱いロック調の楽曲”という基準で選んでみました。ただ、この2曲の組み合わせは丁度3年前にやっていましたね。今の中高生は「アン・ルイスって誰?」って思うかも知れませんが、僕等アラフォー世代の人には、独特の衣装でヒット曲いっぱいのハーフのお姉さん、て感じでみんなの記憶に残っている人。この80年代中期のロック路線は個人的にも好きでしたね。楽曲にもかなり恵まれていましたね。ただ、元々のバラードなどに向いているソフトな声質だったのが、ロックを歌うのにかなり無理をして声を潰してしまったそうです。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903042959.jpg
 
7. 杉山清貴 / さよならのオーシャン
 今月もマンスリーアーティスト特集!ということで、杉山清貴さんです。完全に選曲が「40代のお姉さん世代」を意識しています(笑)。夏で思い出すアーティストには“サザン”や“TUBE”などがありますが、僕らの世代では“オメガ”やこの“杉山さん”を思い出す人も多いのではないのかと。この曲は彼のソロデビュー作です。オメガで2年半活動した後、ソロで活動することになった杉山さん。丁度、同時期にオメガもメンバーを再編成して再デビューしたので、彼のプレッシャーは相当のものだったと聞きましたね。ソロになってからは自作の曲がほとんどを占めるようになります。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044545.jpg

8. 44MAGNUM / NO STANDING STILL
 この曲自体は4年前に一度紹介していますね。やっぱり、カッコイイです。マグナムに関して僕は完全に後追いの人間ですね。90年代に入ってから「アルバム、一挙再発」というので購入した記憶があります。彼等に関してはやっぱ、初期の1st、2ndが好きですね。ジャパメタを遡って聴いていくと必ず彼等にたどり着くことになるので、興味のある人はぜひ一聴を。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044233.jpg
 
 さて、来週はお盆ということで「犬神&ジュネ」という黄金コンビを放送します! 

以上!