music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第57回 ON AIRリスト(①2007年10月6日放送 ②2008年2月3日放送)

さて、先週の火曜日にひいた風邪が最近ちょっと良く成りつつあります。しかし、今週と来週放送分の収録は「10月1日」だった為、思いっきり「鼻声」での放送になります。勘弁!https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044831.jpg

さて、今回の放送はオープニングでリスナーのメールに回答しています。このリスナーの彼女は「エフエムもえる」のメール常連様です。内容は先週の松田樹利亜特集へのエールと“お願い”として「1回だけ試験的に生放送でやってもらえないか。理由は収録音源では飽きてしまうからです。とにかく生放送を希望します。これからも質の高い放送を目指して下さい。」というメールでした。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043728.jpg
僕には「収録音源では飽きる」という意味がなかなか理解できなかった。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903045010.jpg
「番組の内容に飽きる」というのならば残念だけど(笑)理解できる。そこで私は「彼女は生放送時にメールを送って、そのメールに対して僕がその場でレスポンスするというのを期待しているのでは?」という結論に達しました。私の回答は「これからも生放送はしない」という回答。理由はこの「music mania」はあくまで「音楽紹介番組」であって“曲”が主役であるということ。私自身が「番組自体を作り込んだ作品」として放送したいということの2点。曲だけで8曲で36分もある番組なので、生でメール対応をしていたらバタバタして“中途半端に”なってしまうのは目に見えている。“曲”を殺さずに“質の高い放送”を目指すのはこのスタイルだと確信しています。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043347.jpg
メールやFAX、手紙なども「後でゆっくり拝見して、きちんとした対応をしたい」という僕の意向もあります。「リスナーを軽視している!」と言われればそれまでですが(笑)、これは僕のポリシーですし「music mania」の個性だと思っています。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043149.jpg

ということで、

第57回放送の(’07年10月6日・’08年2月3日)ON AIRリスト

★ 初心者の為のHM/HRガイド
 1. DRAGONFORCE / FURY OF THE STORM ('04年発表2nd「SONIC FIRESTORM」)
 2. ALCATRAZZ / HIROSHIMA MON AMOUR ('83年発表 1st「NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL」)
ヴィジュアル系黄金伝説
 3. SOLID / カプセル ('99年発表1st「HYBRID SIDE」)
★ BACK TO THE BAND BOOM
 4. BO GUMBOS / 魚ごっこ ('89年発表1st「BO & GUMBO」)
★ 今週の「ミニ特集!」
 5. 藤谷美和子 / Singer ('94年発表1st「SINGER」)
 6. 藤谷美和子 / スペアキー -愛されてもしょうがない- ('94年発表 3rd SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
 7. 愛内里菜 / NAVY BLUE ('01年発表7th SINGLE)
★ 今週のジャパメタ
 8. 44MAGNUM / NO STANDING STILL ('83年発表 1st「DANGER」)

 今回の“目玉”は、のDRAGONFORCE の FURY OF THE STORM ! 相変わらずの「やり過ぎ」ぶり。

1. DRAGONFORCE / FURY OF THE STORM
2度目の登場、ドラゴンフォース。相変わらず彼等の「スピードへの拘り」が良く判る曲です。この、ブラストビートを織り交ぜた「スラッシュメタル」や「デスメタル」のような速度で演奏されるドラムに、「メロディック・スピードメタルのメロディを乗っける手法」というのは、今までありそうで無かったスタイルですね。この当たりが「新世代」と言われる所以でしょうね。ギターソロが長いのも特徴です。しかし、この曲は彼等のナンバーでも比較的短い方の曲です(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044206.jpg
 
2. ALCATRAZZ / HIROSHIMA MON AMOUR
 久しぶりのアルカトラス。ボーカルは「ハードロック界の横山やすし」ことグラハム・ボネットでギターはお馴染み「自慢王」イングヴェイ・マルムスティーンです。ミドルテンポのこの曲は彼等の代表曲ですね。評論家の伊藤政則が当時、レコードのキャッチコピーに「泣くがいい。声をあげて泣くがいい。」と付けました。これは日本のメタルファンにとって「名(迷)言」とされています。「泣くがいい。声をあげて泣くがいい。」日常生活ではこんなセリフはまず出てきません。
 
3. SOLID / カプセル
 これは「20代の若手サラリーマンの叫び」という歌詞ですね。結構、秀逸です。彼等の曲をお送りするのは2度目ですけど、やっぱり上手くまとまっていますね。メジャーのレベルでも全く問題ありません。僕は「結構、動く」ベースラインに耳が行ってしまいました。なかなかのモンです。ボーカルの声質も非常に好きです。時代が時代なら「大化け」したかな?
 
4. BO GUMBOS / 魚ごっこ
 ボ・ガンボスが2度目の登場。またもや「名作」BO & GUMBOから。もの凄いシュールな歌詞です。「現実逃避」の歌という感じもしますが。作詞をしたボーカル“どんと”の才能に驚かされます。ほんわかした感じとピアノがイイ味を出しています。演奏も安定感がありますね。彼等はアルバムを多数残すのですが、この曲が入っている1st「BO & GUMBO」を超えるものは無かったような気がしますね。1stで出し尽くしたって感じですかね。彼等はスタジオ録音より「ライブ」で本領が発揮されていましたので、いつかライブ盤を放送したいな。
 
5. 藤谷美和子 / Singer
6. 藤谷美和子 / スペアキー -愛されてもしょうがない-
今日は「歌うプッツン女優」という特集で藤谷美和子の曲をお送りします。それにしても、なんで私は彼女のアルバムを持っているんでしょうか(笑)。2曲とも「作詞・秋本康 作曲・後藤次利」のゴールデンコンビです。彼女は「愛が生まれた日」のヒットが有名ですが、この番組では以前放送した事があるので、今日は“それ以外”の曲をチョイスしてみました。結構イイ楽曲だと思います。実は私、彼女の「顔のつくり」が非常に好きでございます。(← ファン?)「SINGER」というアルバムは当時の私のヘビーローテーションアルバムです。ちなみにセカンドアルバムも所有(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903045137.jpg
 
7. 愛内里菜 / NAVY BLUE
 「テメエ、愛内も聴くのか!」と言われそうです(笑)。これは彼女の最大のヒットを記録した曲ですね。作曲は「川島だりあ」(←知ってる?)です。これは非常に出来が良いバラードだと思います。若干、秋を意識した選曲となっております。彼女は普段はアニメ声の関西弁を使いますが、歌い出すとこんな感じになります。初めて地声を聞いた時は衝撃を受けました。高音部の伸びが素晴らしいし、低音部の表現力も見事です。実は彼女、隠れた「実力者」なのでは。
 
8. 44MAGNUM / NO STANDING STILL
 前回と同様に本日も1st「DANGER」からの選曲です。とっても「ジャパニーズ・メタル」した曲ですね。このPAULのボーカルスタイルは数々のジャパメタバンドに影響を与えましたネ。彼等のその派手なルックスは後の「ヴィジュアル系」にも影響を与えたと思います。PAUL, JIMMY, BAN, JOEという当時のメンバーのニックネームはちょっと恥ずかしい。来週、復活ライブがあるそうです。次回、マグナムを紹介する時は「脱・ハードロック」時代のナンバーを紹介したいと思っています。(ある意味、衝撃的です。)
 
さて、先月1ヶ月は比較的「メジャー」な曲が多かったこの番組、今月からは本領発揮です! 来週も「鼻声」での放送になりますがよろしくお願いいたします!https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903042959.jpg

以上!