先日、「史上、最もカッコ悪い形」で辞任した安倍首相。彼は「今後1年間で年金記録を統合する!」とか言っていたが、ムリでしょうね。
世間でこれだけ「年金納付記録」の問題が騒がれているのに、社会保険庁は市町村に保管してある「国民年金被保険者台帳」を移管する気配がまったくない。これは、どういうことかというと、「自ら調査する気が無い」ということ。
世間でこれだけ「年金納付記録」の問題が騒がれているのに、社会保険庁は市町村に保管してある「国民年金被保険者台帳」を移管する気配がまったくない。これは、どういうことかというと、「自ら調査する気が無い」ということ。
皆さんは知っていますか? 現在、過去の「国民年金保険料の納付記録」を調べているのは「各自治体の市町村職員」だということを。各市町村に「誰々の過去の納付記録を調べて下さい」との文書が届き、それに基づいて市町村の職員が30~40年前の台帳を探し結果を報告する。つまり、社会保険庁の職員は「結果を受け取るだけ」なのです。(言い過ぎかもしれませんが、私は担当者としてそう思っています)そもそも、この「国民年金被保険者台帳」、すでに市町村に「保管義務」は無い書類です。
とは言っても、「トップ」の指示がなければ「動けない」部分があるのも同じ職業柄である私も理解します。末端の社会保険事務所の職員ががんばっているのも知っています。ボーナスなんて返納しなくていいから、「自分達の責任」を果たして欲しい、と私は思います。