music mania ちばちゃん

6月22日(土)は21時からは「第908回」の放送! 6月25日(火)の18時からは「第906回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第906回ON AIRリスト(①2024年6月8日放送 ②2024年6月25日放送)

 さて、昨日は出張で旭川に行ってきました。コロナ禍により「Zoom」が主流になった世の中ですが、昨日の会議は“対面”で行われました。でも、やっぱりマスクは必須ですね(笑)。出張ついでに本屋へ寄り、以前から気になっていた本を1冊購入、夕飯は“とんかつ”を頂きました。とても美味しかったですね。「ご飯おかわり自由」というのもGOOD。ここまで書けばどこのお店かわかりますね(笑)。最後に家族に「ドーナツ」のお土産を買って帰宅。なかなか充実した1日でした。

 今日は朝から定期的に行う“CDラック”の整理を実施。1時間程で終了し、次は今シーズン初の「庭の草刈り」を行いました。ちょっと“伸ばし過ぎた”ようで、刈り終えるまで結構時間が掛かりましたね。おかげでスッキリしました。昼からは金魚の水槽の水替え。これも手を抜くと、金魚の動きが鈍くなるので欠かせない作業です。現在の3匹は、先代と違い、水面でプカプカと昼寝をせず、水槽の下で昼寝をするのがほとんどです。その違いで、「アレ、体調悪いのかな?」と思うこともあるのですが、どうやらこういうスタイルみたいです。ウチに来てから半年以上たちましたが、大きさがハッキリ分かれてきましたね。明確に大、中、小と区別できます。おそらく。大きい子の食べっぷりがいいのでしょうね。

 ということで、

第906回放送の(’24年6月8日・’24年6月25日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. ANTHRAX / ONE MAN STANDS ('90年発表 5th「PERSISTENCE OF TIME」)
2. SONATA ARCTICA / THE RUINS OF MY LIFE ('03発表 3rd「WINTERHEART'S GUILD」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. D'ERLANGER / MARIA ('07年発表 3rd「LAZZARO」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. THE BLUE HEARTS / 人にやさしく ('87年発表 1st SINGLE)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. THE ROOSTERS / Let's Rock (Dan Dan) ('81年発表 3rd「INSANE」)
6. THE ROOSTERS / Case Of Insanity ('81年発表 3rd「INSANE」)

★ MY FAVORITE SONG

7. fripSide / LEVEL5 -judgelight- ('10年発表 2nd SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. ANTHEM / IGNITE ('06年発表 11th「IMMORTAL」)

 今回の目玉は、fripSideLEVEL5 -judgelight-。個人的には神曲

1. ANTHRAX / ONE MAN STANDS

 ANTHRAXは80年代にデビューしたメタリカメガデス、スレイヤーと並んで「スラッシュ四天王」の一角に君臨したバンドであります。バンドは81年、ニューヨークにてギタリストのスコット・イアンを中心に結成されました。当時の音楽性はNWOBHMにニューヨーク・パンクの雰囲気を加えたオリジナリティーのあるものでした。84年に1stを発表し全米ツアーを開始しますが、メンバー間の確執によりバンドは空中分解しかけます。しかし、新ベーシストと新ボーカルが加入し、バンドは存続。新ボーカルのジョーイ・ベラドナは優れた歌唱力の持ち主だけではなく、インディアンの血を引く彼はステージ上でもインディアンの衣装や飾りを着用するなどバンドのフロントマンとしての存在感を発揮しました。また、ベラドナ在籍時はファンクなどを取り入れ、後の“ミクスチャーロック”の先駆けにもなりました。この5thはベラドナ在籍時のラストアルバムです。従来の作品にあった遊び感覚や陽気さは影を潜めてダークでシリアスな雰囲気の作品となりました。音もクロスオーバー的な部分よりも正統派メタル的な部分が強めな作品です。
 

2. SONATA ARCTICA / THE RUINS OF MY LIFE

 SONATA ARCTICAは95年にフィンランドで前身バンドであるトリッキー・ビーンズが結成され活動を開始しました。99年に地元のメタル専門レーベル「スパインファームレコード」と契約したのをキッカケにSONATA ARCTICAに改名いたします。同年秋に発表した1stが00年3月に日本でも発売され、その完成度の高さから注目を浴びることになります。この時期の音楽性はメロディックスピードメタルなのですが、実は彼等、結成当時はハードロックバンドでありました。ところが同郷のStratovariusの影響を受け、クラシカルなキーボードを大々的に導入し、音楽性を変更します。僕は雑誌の高評価から1stを購入したのですが、新人の作品とは思えぬ完成度、楽曲の良さに驚きましたね。2ndも同じ路線だったのですが、この3rdの頃からスピードメタル風の疾走曲が減少します。スピードメタル曲であっても分厚いコーラスで装飾するなど工夫が感じられました。個人的にはこの3rdくらいまでの楽曲が好みでしたね。これ以降、作風が変わり、「キラキラとした音」ではなくなったのが残念でしたね。
 

3. D'ERLANGER / MARIA

 D'ERLANGERは83年にギタリスト、CIPHERを中心に京都で結成されたバンドであります。88年までは京都を中心に活動していましたが、ボーカルに元SAVER TIGERのKYOが加入したのをキッカケに活動拠点を関東に移します。89年にインディーズで発表した1st「LA VIE EN ROSE」が大ヒット、メジャー契約を果たすことになります。僕が初めてD'ERLANGERの楽曲を聴いたのは高3になったばかりの89年の4月でした。当時購読していた「オリコンウィークリー」のインディーズチャートで「LA VIE EN ROSE」が1位だったのを見て、インディーズに詳しい友人が札幌の専門店に行ったついでに購入してもらいました。コレが凄く良かった。前年にXの1stでかなりの衝撃を受けたのですが、それに匹敵するぐらいでしたね。D'ERLANGERとの出会いが僕が“ヴィジュアル系”にどっぷりとハマる大きな理由でしたね。D'ERLANGERの1stを所有している、という理由だけで同級生から一目置かれている感じでしたね(笑)。90年にメジャー進出するも同年末に突如解散。コレはショックでしたね。それから17年、まさかの再結成でした。今日の楽曲は再結成して最初のアルバムからの1曲。期待どおりの“正常進化した音”で安心しました。
 

4. THE BLUE HEARTS / 人にやさしく

 僕等世代の人間が“高校時代に必ず聴いたバンド”がこのTHE BLUE HEARTSなのかなと思います。87年5月にメジャー1stを発表、同年11月に2nd発表しています。僕が初めてブルハを聴いたのはこの時だったと思います。高1の秋ですね。当時仲の良かった友人の家で「このブルーハーツって、凄くイイよ!」て聴かされたのが最初でしたね。衝撃というより「これがパンクロックなんだ…」という思いでしたね。そう、僕のパンク初体験がブルハだったんですね。特に良いと思ったのが“歌詞”ですね。凄くストレートで、しかも“温かみ”がありましたね。振り返るとこの“温かみ”がみんなの共感を呼んだのかなあ、と思います。楽曲の“シンプルさ”も良かったですね。このシンプルさ心に響くというか。この「人にやさしく」はメジャーデビュー直前に発表されたシングルです。僕はメジャーデビュー翌年に再発された時に初めて聴きました。カップリングを含めてとても好きな楽曲ですね。「初期ブルハ」の魅力が詰まっていると思います。ブルハはキャリアを積むとともに音楽的な進化を遂げるのですが、個人的には“初期衝動が詰まった”1st、2ndが一番好きでしたね。
 

5. THE ROOSTERS / Let's Rock (Dan Dan)
6. THE ROOSTERS / Case Of Insanity

 THE ROOSTERSオリジナルアルバム特集、3週目、この作品は前作から5ヶ月のスパンで発表された作品です。初めて全曲オリジナル曲で構成された作品ですが、A面5曲、B面2曲の計7曲という中途半端な作品でもあります。ただ、ファンからは非常に高評価のアルバムでありますね。この作品、英語詞などになってはいますが、実は歌詞が結構イっちゃってます。だからアルバムのタイトルも「INSANE」(狂気)なのかなと。A面は“躁”でB面は“鬱”といった感じの作品です。2曲とも作詞・作曲はボーカルの大江慎也。音楽的には“初期ルースターズ”の音はこの作品までであります。この3rd発表後、ボーカルの大江慎也は精神的にダウンし始めて、レコーディング中に奇行を繰り返すなどの症状が出始め療養することになります。それに伴い、サウンドにも影響が現れます。この後、どのような音になっていくのかは次週以降紹介していきます。
 

7. fripSide / LEVEL5 -judgelight-

 僕がfripSideを知ったのはこの楽曲が発表になってすぐの頃でしたね。たまたま、テレビをザッピングして観ていたらアニソンライブを放送していて、fripSideが演奏しておりました。「おお、今の時代にこういうデジタルサウンドを…」とある意味衝撃でしたね。この手のサウンドって90年代が全盛だったので、まさか2010年に出会うとは思っていませんでした。とりあえずユニット名を覚えてネットで色々と調べました。それによると中心人物でコンポーザーの八木沼さんが「小室哲哉さんや浅倉大介さんらが筆頭となって普及させてきた「デジタルJ-POP」の灯を絶やさない」をテーマにしているユニット、と知って共感しました。僕もYMO→小室→浅倉という流れで「デジタルJ-POP」を聴いてきたのでね。そこからは過去作を必死で集めました。聴けば聴くほど魅力のあるユニットでしたね。現在は第3期に突入していますが、個人的にも「デジタルJ-POP」の灯は消さないで欲しいと思います。
 

8. ANTHEM / IGNITE

 05年にデビュー20周年のアニヴァーサリーツアーを行ったANTHEMの“次の章”が始まった作品です。結果的に非常にテンションの高い作品に仕上がったと思います。僕はANTHEMが再結成した時、「なんで、ボーカルは森川さんじゃないのか」と思ったひとりです。1st~3rdまでの英三さんのボーカルをそれ程評価していなかったので。ただ、再結成後の英三さんのボーカルを聴いて、「あ、昔と違うな」と感じ、それなりに評価していました。そしてこのアルバムです。楽曲はもちろん素晴らしいのですが、一番の功労者はボーカルの英三さんだと思います。パワフルで気持ちのいいシャウト、このアルバムの楽曲には森川さんより英三さんが合うのかなと思いました。アルバムの作りも「最初から最後まで飛ばす」という作りなので、凄く気持ちのいい作品ですね。個人的には一番聴いた作品であり、一番気に入っている作品でもあります。
 
 次回は「YNGWIE MALMSTEEN」が登場します!

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