新年明けましておめでとうございます！ 今年も“マイペース”で番組を続けますので、よろしくお願いいたします！
大晦日の昨日、大雪に見舞われまして、除雪作業で体中が痛いのであります。そんな中、元旦の本日は“仕事”でありました(笑)。私の勤務する「老人ホーム」では、元日恒例の「お雑煮提供」がありまして、“見守り”ということで事務職員は全員出勤となります。ま、午前10時までですけどね。就職して30年目ですが、「元日出勤」は初めてでした。ちょっと新鮮な感じで新年を迎えられました。ただ、昨日の大雪の影響で午前３時半からの除雪作業は疲れましたけど。勤務が終わって帰宅してからは除雪作業の続きです。結局、今日は朝から合計で７時間程の作業でした。さすがにグッタリですね。でも、頑張ったおかげでほぼ大雪前の状態に回復しました。休暇中に車庫の雪下ろしをしなければ。
ということで、
第783回放送の（’22年1月1日・’22年1月30日）ON AIRリスト
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Lareine / Billet -幼き夏の便箋- ('00年発表2nd「フィエルテの海と共に消ゆ -THE LAST OF ROMANCE-」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. LAUGHIN' NOSE / (YOU'RE) PARADISE ('84年発表1st「PUSSY FOR SALE」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. BLANKEY JET CITY / 綺麗な首飾り ('93年発表Mini「METAL MOON」)
6. BLANKEY JET CITY / 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする ('94年発表4th「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 岡村靖幸 / いじわる ('88年発表2nd「DATE」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. FAST DRAW / 弱虫毛虫 ('89年発表 3rd「弱虫毛虫-Let off the Alarm」)
今回の目玉は、岡村靖幸のいじわる。やっぱ、この人の才能は凄いよ。
1. MR.BIG / ADDICTED TO THAT RUSH
MR.BIGは僕が本格的に海外のメタルやハードロックを聴き始めた90年代の半ばに知り合いに勧められて聴いたバンドです。ベストアルバムを聴いた後に1stから4thまでそろえたのですが、一番気に入ったのはこの1st。ビリー・シーン、ポール・ギルバート両名の緊張感のある音のせめぎあい、そこにのるエリック・マーティンの歌唱、個人的にはこの1stが最高傑作です。メンバー全員が“楽曲の良さを生かすプレイ”に徹しているのが見事です。ちなみに日本では2nd以降の方がセールスが上であります。
2. SENTENCED / DANCE ON THE GRAVES (lil 'siztah')
SENTENCEDは「メロディックデスメタル期」と「ゴシックメタル期」に分かれますが、今日は久々に「メロデス期」の楽曲をチョイスしてみました。ただ、ヴォーカルに関しては“デス”より“シャウト”に近く、ツインギターを軸にした展開は“かなりヘヴィになったメイデン”といったところ。スウェーデン・イエテボリスタイルとは“一味違った”メロデスのスタイルですね。この当時からこのバンドの武器でもある“メロディーセンス”が爆発していますね。ファンはこの「メロデス期」を推す人が多いのですが、僕は「ゴシック期」も認めている人であります。
3. Lareine / Billet -幼き夏の便箋-
Lareineは元Versaillesのボーカルで、現在はソロで活動するKAMIJOが在籍していたバンドです。この時期は「現代に舞い降りた花の化身」というコンセプトで活動しておりました。簡単に言うとMALICE MIZERのフォロワーかな。楽曲は悪くはないのですが、この時期のKAMIJOさんの歌唱はお世辞にも上手いと言えません。そこがアルバムのクオリティーを落としているかな。非常に惜しい。正直、当時彼等の姿をテレビ等で観た記憶がまったくないのですが、メディアの展開が違ったものになっていたらブレイクしたのかも知れません。
4. LAUGHIN' NOSE / (YOU'RE) PARADISE
インディーズ時代の1stのオープニング楽曲です。初期のハードコアから音がかなりポップに変化しているのが特徴的ですが、歌詞についてはまだ英語詞で歌っております。僕はラフィンに関しては、ブルハより後に聴いた人です。「パンクについてもっと知りたい！」ということで聴いたのが始まり。想像以上にポップだったので、肩透かしを食らった、というのが正直なところでした(笑)。ただ、今思うとこのポップセンスがあったからこそ多くの支持を集めたのでしょうね。野音の事故が無ければ、どのような展開になっていたのかがいつも気になります。
5. BLANKEY JET CITY / 綺麗な首飾り
6. BLANKEY JET CITY / 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする
さて、「BLANKEY JET CITY特集」、3週目です。ミニ「METAL MOON」はミニアルバムでありながら、ファンからの評価が非常に高い作品です。椎名林檎さんが「無人島に持っていく１枚」として挙げていたのがこのアルバム。「綺麗な首飾り」は歌詞の素晴らしさでチョイスしました。4th「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」はバンド名から「THE」が取れて初の作品。これまでギターロック的音楽性からホーンセクションを導入したり、ジャズやアコースティック色の強い音楽性になっております。この時期の浅井さんは歌詞がなかなか書けなかった時期だったそうですが、出来上がったものはやっぱり“流石”ですね。
7. 岡村靖幸 / いじわる
覚醒剤で3度の逮捕、という岡村ちゃん。そのコトで偏見を持って彼の音楽を聴かないとしたら、損をしますね。この人はマジで天才。1stも良かったのですが、この2ndで“岡村ちゃんらしさ全開”となります。最初、僕の中では「美里の楽曲の作曲者」という位置付けだったのですが、友人に借りたアルバムを聴いてぶっ飛びましたね。「あ、この人はスゲーや」と。この「いじわる」という楽曲は一言で言うと「不謹慎ファンク」。低音部のボーカルが妙にエロいところがイイですね(笑)。
8. FAST DRAW / 弱虫毛虫
FAST DRAWは札幌のバンドであります。1stが評論家の伊藤政則氏に絶賛され、続く2ndに大きな期待を持たせたのですが“最低の音質”であったのが原因か若干失速します。曲は悪くなかったのですが。そんな反省もあってか、この3rdではインディーズながらLAレコーディングを敢行します。結果的にプロダクションが劇的に向上したのですが、ギターがちょっと弱く感じましたね。このバンドは“歌詞”が独特で非常に個性的なのですが、どの作品も“聴き取りにくい”というのが欠点だったかな。そこが改善されればかなり面白い存在になっていたと思うのですが。
来週は「BUCK-TICK」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.052 ON AIRリスト
hide / hide BEST -PSYCHOMMUNITY- ('00年発表)・ KING OF PSYBORG ROCK STAR('04年発表)
放送時間は２時間０７分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです！
以上！
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放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分に放送開始
