music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第487回ON AIRリスト(①2016年2月6日放送 ②2016年5月15日放送)

 さて、私が定期的に購入している音楽雑誌は「BURRN!」「METALLION」「We ROCK」「ヘドバン」であります。邦楽専門誌はありません。これだもの「流行のJ-POP」に疎い訳です。昔は「CDでーた」なども買っていたので今ほど疎くはなかったのですが。ま、「ネットの情報だけで充分」と思っているのもありますが、雑誌の内容が一番重要ですね。それでいくとやっぱ「ヘドバン」は凄いと思う。特集が僕みたいな「40代半ば」の人にツボですね。

 今週、通勤の車中で聴いた作品はKATZEの「GOLDEN☆BEST」。やっぱり佳曲が多かったなと思いますね。

 ということで、

第487回放送の('16年2月6日・'16年5月15日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. RHAPSODY of FIRE / THE DARK TOWER OF ABYSS ('98年発表 2nd「SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS」)
 2. HIM / NO LOVE ('13年発表 8th「TEARS ON TAPE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. DIR EN GREY / 懐春 ('14年発表 9th「ARCHE」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
 4. ALLERGY / 追放者 ('85年発表 2nd「El Dorado」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. MINAKO with WILD CATS / Full metal armor ('88年発表 1st「WILD CATS」)
 6. MINAKO with WILD CATS / 勝手にさせて ('89年発表 2nd「豹的 (TARGET)」)
★ MY FAVORITE SONG
 7. Superfly / 28 ('12年発表 15th SINGLE「輝く月のように」C/W)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. MARINO / MIDNIGHT BELIEVER ('84年発表 1st「TARGET」)

 今回の“目玉”は、 Superfly 28 。隠れた名曲ですね。

1. RHAPSODY of FIRE / THE DARK TOWER OF ABYSS
 このアルバムのオビには「HMとクラシックの融合。幾度となく重ねられてきた、この魅力的な試みに、究極とも言うべき作品で答えた新世代HM」と書かれていました。現在の「シンフォニックメタル」と呼ばれるジャンルのハシリかなと。当時のメタルファンはこの音づくりにかなり驚いたのかなと思います。僕はこの作品が発表された時期から本格的にヨーロピアンメタルを聴くようになった人ですので驚きというより「あ、こういうジャンルもあるんだ」ぐらいで冷静に受け止めましたけど。このような音楽性なら「メタルってうるさい音楽でしょ」という人も聴きやすいのかなと。僕の中では“メタル初心者にオススメしたいバンド”のひとつですね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053315.jpg

 
2. HIM / NO LOVE
 久しぶりの登場になる自称「ラヴメタル」のHIM。フィンランドゴシックメタルバンドですね。やはり一番の魅力はこの“メランコリック”なメロディーではないでしょうか。皆さんご存知のように私はこういう“ちょっと哀愁のあるメロディー”に滅法弱いです(笑)。ダークでヘヴィだけどメロディア、実はこのような音を出すバンドって余りいないのではないでしょうか。一部ではボーカルのヴィレ・ヴァロの声量の衰えが指摘されていますが、レベッカNOKKOよりマシだと思います。(失礼) https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052054.jpg

 
3. DIR EN GREY / 懐春
 今日はハードな楽曲ではなく、メロウな楽曲を選んでみました。この楽曲のタイトルの意味は「年頃になって女性が異性を思うようになること」だそうです。歌詞が聞き取りにくいかも知れませんが、確かにそのようなちょっとロマンティックな歌詞であります。ボーカルの京がファルセットなどいろいろな技術を披露しているのも見事ですあい、「80年代の歌謡曲を意識した」と語ってたベースプレイもツボです。僕がこの楽曲に魅かれたのはもしかしたらその「80年代」っぽさだったのかな。間奏のドラマティックさも気に入っています。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052411.jpg

 
4. ALLERGY / 追放者
 この曲が収録されている「El Dorado」という作品は彼等のメジャーデビューアルバムにしてラストアルバムとなった作品です。それまではいわゆる“ポジパン”的な音でしたが、このアルバムではかなりポップなになった印象です。ボーカルの宙也は当時「ダンサブルな曲をやりたかった」と発言していたことを考えれば納得の音ですね。個人的にはポジパンも好きですが、こういうダンサブルなノリの楽曲も好きですので余り違和感無く聴けましたね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053443.jpg

 
5. MINAKO with WILD CATS / Full metal armor
6. MINAKO with WILD CATS / 勝手にさせて
 「大型企画 本田美奈子特集」7週目。88年初頭、彼女はついに「ガールズバンド」の結成に走ります。本人の「脱アイドル」指向や折からの「バンドブーム」もあっての決断だったと思われます。ただ、聴いて判ると思いますが、元々“歌謡ロック指向”の楽曲が多かった彼女なので、完成した作品を聴く限り「前作からの延長線」というような作品で“バンドらしさ”はそれ程の感じられなかったのが正直なところでした。Wild Catsとしての2ndアルバムはチャート86位、セールス2千枚と惨敗し、89年秋には2年弱のバンド活動はあっさり終わってしまいます。飽きっぽいのか「ひとつの路線が長続きしない」というのが彼女の欠点でした。どうなる美奈子? https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052905.jpg

 
7. Superfly / 28
 この曲はタイトルどおり「28才の心情」を歌った楽曲です。作詞は越智さん本人。恐らく「女性視点」で書かれた歌詞だと思いますが、「男」に置き換えてもアリだなという歌詞では。この年齢独特の焦燥感が実にうまく表現されていると思います。また、この歌詞にピッタリのちょと哀愁のあるメロディー、曲展開が見事です。ストリングスも効果的に使われていて個人的には100点の出来です。もちろん、彼女の最高の歌唱があってのことですがね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052924.jpg

 
8. MARINO / MIDNIGHT BELIEVER
 80年代初頭の「関西メタルシーン」を代表する彼等。そんな彼等のデビュー作のオープニングがこの楽曲。ギターの大谷レイブンのプレイが注目されがちですが、実はリズム隊が強力ですね。“重戦車”の異名をとっていたのもこのリズム隊があってのことでしょう。個人的には実は01年に初めて音を聴いたバンドです(笑)。札幌出張の時に今は亡き「PALS21」で購入。あのCDショップ、大好きでした。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053512.jpg

 
 来週はGUNS 'N ROSESが登場します。「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Midnight Live Vol.102 ON AIRリスト

SENTENCED / BURIED ALIVE ('06年発表)

 放送時間は1時間58分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!

以上!

「JCBAインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます!  
アドレス  http://www.jcbasimul.com/

放送局はエフエムもえる】(北海道)
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、
引き続き24時から「Midnight Live」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時30分以降に放送開始(変動します)