第481回ON AIRリスト（①2015年12月26日放送 ②2016年4月3日放送）

　さて、昨日は家族３人でクリスマスパーティーをしました。お寿司とケーキとチキンとワイン。ま、定番ですね。さすがにお腹いっぱいになりました(笑)。私は昨日から３連休です。「年末だし、そろそろ・・・」と思い、“ＣＤラックの整理”に取り掛かりました。春からやっていなかったので、とっても大変でした。９時間も掛かってしまった・・・。

　今週の放送が“本年最後の放送”となります。今年は仕事が忙しく、収録作業が大変でしたが、何とか穴を空けずに済みました。来年の初夏には「放送５００回」になるはずなので、頑張りたいと思います！

今週、通勤の車中で聴いた作品はZARDのBEST「ZARD FOREVER BEST」。来年２月発売の作品を先取りで作ってみました。曲順が新鮮でしたね。

　ということで、

第481回放送の（'15年12月26日・'16年4月3日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. FIREWIND / ANGELS FORGIVE ME ('08年発表 5th「THE PREMONITION」)
　2. DEF LEPPARD / DANGEROUS ('15年発表 10th「DEF LEPPARD」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. D-SHADE / MYSELF ('99年発表 5th SINGLE)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. THE PRIVATES / 切り裂きジャック ('91年発表 5th「WILD & VAIN」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 本田美奈子 / 殺意のバカンス ('85年発表 1st SINGLE)
　6. 本田美奈子 / Temptation（誘惑） ('85年発表 4th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 矢沢永吉 / ラスト・シーン ('91年発表 26th SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. X JAPAN / SILENT JEALOUSY ('91年発表 3rd「JEALOUSY」)

　今回の“目玉”は、 本田美奈子 の Temptation（誘惑） 。「アイドル」らしからぬ歌唱力！

1. FIREWIND / ANGELS FORGIVE ME
　ガスＧ率いるFIREWIND、個人的にはこの5thが最もお気に入りの作品です。メロディアスな所はよりメロディアスに、ヘヴィな所はよりヘヴィに、というようなメリハリのある作品。この楽曲に関してはキーボードの効果的な使い方が印象的です。ガスＧのギタープレイはもちろんですが、ボーカル、アポロ・パパサナシオの歌唱も見事ではないでしょうか。オジーバンドでのプレイもいいですが、こちらにも本腰を入れてもらえたらなあ。

　
2. DEF LEPPARD / DANGEROUS
　オリジナルとしては７年ぶりの作品からの１曲です。「レップスはこの音ね！」という期待に応えてくれている楽曲ではないでしょうか。今回は“セルフプロデュース”ということで、「自然体で作った」という感じが出ていたような気がしました。レビューでは評価が分かれていますが、否定的な意見は「８０年代の名作と比較したもの」がほとんど。「今を生きるバンド」の新作として聴くと、なかなかの作品ではないかと思いうのですが。少なくてもBON JOVIの新作より断然良いと思いますよ。

　
3. D-SHADE / MYSELF
　広島出身で一部では「ポストGLAY」と呼ばれていたバンドです。音楽的にはCRAZEの影響が大きいのかなと思いますが、メロディーセンスは本物だと思います。2000年以降のV系バンドはハードでヘヴィな音を出すバンドがほとんどなので、このような“ビートロック系”の音を聴くと何か新鮮な感覚を覚えます。ボーカルの線がちょっと細いですが、声質はイイと思うし、何より「耳に残るメロディー」が一番の武器ではないでしょうか。

　
4. THE PRIVATES / 切り裂きジャック
　僕が高校時代に深夜で放送していた「ミュートマジャパン」という番組でよく拝見した彼等。当時、こういう「BAD BOYS R&R」というような音楽が流行った時期でもあります。僕は熱烈、というまでではありませんでしたが、結構好きなバンドでしたね。特に延原さんのボーカルが凄くイイです。先日、久しぶりに彼等のベスト盤を聴き直してチョイスしたのがこの楽曲。素直にカッコイイ楽曲だと思います。

　
5. 本田美奈子 / 殺意のバカンス
6. 本田美奈子 / Temptation（誘惑）
　今週から始まる「大型企画」です。没後１０年、ということで彼女の特集をお送りするのですが、彼女の芸能生活をざっくりと一言で表すと「迷走」という言葉に尽きるのではないでしょうか。そんな彼女の芸能史を１４週に渡って振り返ります。１曲目「殺意のバカンス」はデビュー曲。元々は後に2ndシングルとなる「好きと言いなさい」がデビュー曲の予定でしたが、アイドル色が強い曲だったので、本人の希望によってアダルトな雰囲気のこの曲がデビュー曲に。「アイドルのデビュー曲らしからぬ楽曲」です。これにトライするっていうところが美奈子さんらしい。２曲目「Temptation（誘惑）」は年末の新人賞レース向けの「手堅いアイドルポップス」に仕上がっています。これは彼女の代表曲と言ってもいいのでは。しかし、彼女の「正統派アイドル路線」はここで終了します。

　
7. 矢沢永吉 / ラスト・シーン
　昨年に引き続き年内最後の放送で永ちゃんに登場してもらいました。正直、ここ２年ほどで“永ちゃんの魅力”がやっと理解できた私ですから選曲はこんなベタな感じになります(笑)。レビューでは「40を迎え、オッサンの渋さを武器にしてきた作品」とありました。まさしくその通りではないでしょうかね。カッコイイですよね、永ちゃん。僕もこういう“渋いオッサン”に憧れますが、今年はオッサンを通り越して「おじいさん」と呼ばれてしまいました(笑)。

　
8. X JAPAN / SILENT JEALOUSY
　僕の中でこの楽曲は「メロディックスピードメタル史上に残る傑作」と思っています。この路線でバンドが活動していたら、と思う事もしばしばです。これ程の名曲でありながら、活動後期ではYOSHIKIさんの体調の問題もあり、演奏される機会を失った楽曲です。来年発表になると言われている新作ではこういう楽曲を「１曲でも」良いので収録して欲しいものです。今の２０代前半の人達に是非、聴いてもらいたいですね。

　
　来週は「たま」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.96　ＯＮ　ＡＩＲリスト

GUNS 'N ROSES / LIVE ERA '87-'93 ('99年発表)

　放送時間は２時間２４分。　今週も長いです。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！