music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第361回ON AIRリスト(①2013年9月7日放送 ②2013年12月15日放送)

 さて、今週から8年目に突入です! 相変わらずのスタイルでお送りしますが、よろしくお願いいたします。
 
 ところで、この番組のエンディングテーマは「水曜どうでしょう」ファンにはお馴染み、樋口了一さんの「1/6の夢旅人」を自分でショートエディットしたものを使用しています。(最近は2002バージョンも使用)1番終了後にエンディング部分をくっつけるという手法で作ったのですが、つい最近まで小野ちゃんは“ショートエディット”という事に気付きませんでした(笑)。そう、気付かない程に“継ぎ目”が完璧になる、これが今の音楽編集ソフトの凄いところ。僕が高校時代には絶対、“継ぎ目が完璧”なんて出来ませんでしたもの。

 
 私が留萌高校2年の時の文化祭の前夜祭でウチのクラスの親友が歌とダンスを披露することになりました。曲は当時、大ヒットしていた田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」。事前に事務局へカラオケを提出するのですが、テープ作成は僕の担当でトシちゃんがテレビで披露していたように「1番終了後にエンディング部分をくっつける」というスタイルでテープを作成したのですが、当時の技術(テープダビング)ではどうしても継ぎ目に1拍入ってしまいました。これが凄く悔しかった思い出があります。この1拍部分のダンスのズレ以外は完璧で親友達は校内のヒーローになり、3年次の文化祭では“特別出演”という枠をもらい「ごめんよ 涙」を披露することになりました。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044233.jpg


 そんな事を思い出しながら「今の技術であのカラオケをもう1回作りたいな」という欲求が。そして出来あがった「抱きしめてTONIGHT」と「ごめんよ 涙」のショートエディットカラオケ。「ああ、このカラオケを25年前の彼等に渡したかった・・・」という完璧な仕上がり。“青春時代の思い出”として永久保存です。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043252.jpg

 今週、通勤の車中で聴いた作品は先週に引き続き、チェッカーズ全集「The checkers PREMIUM BOX」。やっと後半に突入です。(現在6枚目)

 ということで、

第361回放送の(’13年9月7日・’13年12月15日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. DEATH DEALER / DEATH DEALER ('13年発表 1st「WAR MASTER」)
 2. THE DARKNESS / GET YOUR HANDS OFF MY WOMAN ('03年発表 1st「PERMISSION TO LAND」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. LUNA SEA / The End of the Dream ('12年発表 16th SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
 4. G-SCHMITT / Kの葬列 ('84年発表 オムニバス「時の葬列」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. 田原俊彦 / It's BAD ('85年発表24th SINGLE)
 6. 久保田利伸 / It's BAD ('85年発表DEMO「すごいぞ! テープ」)
★ MY FAVORITE SONG
 7. 小野正利 / You're the Only… ('92年発表3rd SINGLE)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. ANTHEM / ETERNAL WARRIOR ('04年発表 10th「ETERNAL WARRIOR」)

 今回の“目玉”は、 THE DARKNESS GET YOUR HANDS OFF MY WOMAN 。最初に聴いた時のインパクトは強烈でした!

1. EATH DEALER / DEATH DEALER
 このバンドは元マノウォーのギタリスト、ロス・ザ・ボスが立ち上げたバンドです。音楽性はマノウォー+プリーストといったところですかね。僕は「元マノウォーのギタリストが・・・」という部分で興味があってゲットしたのですが、本家より暑苦しかったというのが正直な感想です(笑)。正統派のメタルが好きな方にはオススメですが、勢いで押しまくるボーカルは好みが分かれるところ。ちょっと調べたところメンバーの平均年齢は50歳くらいだそうです。とてもパワフルなオッサン達ですね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050455.jpg

 
2. THE DARKNESS / EGET YOUR HANDS OFF MY WOMAN
 個人的には今年最大の衝撃はこのバンド。もちろん彼等の存在は知っていましたし、発表当時、英国でブームになっていたのも知っていましたが、ボーカルのファッションがダサダサで敬遠していました(笑)。ちょっと気になって音源を手に入れたところ「シンプルなロックンロールをファルセットで歌う」という、これまで私が体験したことのない音楽でした。最初は「げ、なんだこりゃ」という感想でしたが(笑)、楽曲のノリが良くて聴き込むうちに結構ハマリましたね。これを受け入れる英国人ってある意味凄いです。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043728.jpg

 
3. LUNA SEA / The End of the Dream
 '10年に活動を再開した彼等の再始動後2枚目のシングル曲です。LUNA SEAの王道」というような楽曲ですね。素直にカッコイイと思います。“終幕”前の彼等の楽曲ではRYUICHIの歌唱方が“河村隆一”になっていましたが、再始動後は“RYUICHI”に戻っていたのが嬉しかったです。演奏も文句無しに素晴らしいですが、正直、今の音楽シーンに彼等の楽曲が昔のように受け入れられるとは思いません。しかし、円熟期のミュージシャンの素晴らしい音楽を提供していると思いますね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050827.jpg

 
4. G-SCHMITT / Kの葬列
 ここでちょっとクールダウン(笑)。彼等は当時のインディーズ界で「歌姫」と言われていたSYOKOさんが率いたバンドです。ポジティブパンクに括られることの多いバンドですが、音を聴くとそんなバンドではない事が判ります。SYOKOさんの書く幻想的な世界観の歌詞を繊細な手法で構築するような音楽でした。僕は就職してからAUTO-MOD繋がりでG-SCHMITTを知った人なのですが、その個性的な音世界に魅かれましたね。ま、一般層にはまったくウケない音だとは思いますがね(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043850.jpg

 
5. 田原俊彦 / It's BAD
6. 久保田利伸 / It's BAD
 さて、今週は聴き比べ特集です。この曲の作曲はデビュー前の久保田さん本人です。1曲目は先に世に出たトシちゃんバージョン。「日本で最初にラップの入ったヒット曲」と言われています。目玉は2曲目の久保田さんバージョン。デモテープ音源なので音質は悪いですが貴重な音源です。トシちゃんバージョンを最初に聴いたときは“ラップ”初体験の私は「変わった歌だな」という感想しかありませんでしたが、ラップ経験値を積んだ後に久保田バージョンを聴いて、「あ、こんなにカッコイイ曲だったんだ」と耳からウロコでしたね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903045243.jpg

 
7. 小野正利 / You're the Only…
 現在はガルネリウスでボーカルを務める小野さんのミリオンヒット曲です。彼はこの楽曲でこの年のレコ大・最優秀新人賞を獲得し紅白にも出場します。一般的には「一発屋の一人」としか認知されていないと思いますが、メタルの世界では90年代後半から各種トリビュートに参加し、素晴らしい歌唱を披露しておりました。ガルネリウス加入で華麗に復活、という感じですね。ただ、メタル界では“復活”かも知れませんが、一般的にはまだ“一発屋”かも知れませんね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044322.jpg

 
8. ANTHEM / ETERNAL WARRIOR
 この楽曲は再結成後3作目のアルバムから。メンバー曰く徹頭徹尾“メタル”にこだわった作品という事でした。バンドが再結成した後の作品って大概、全盛期よりテンションが落ちるものが多いのですが、ANTHEMに関してはまったくそのような事がありませんでした。この作品は一部では「全盛期よりもヘヴィだ」とも言われていました。個人的にはこの時期、彼等の20周年記念ライブを生で観た事もあり、特に思い入れがある作品でしたね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044617.jpg


来週はMary's Bloodが登場!

以上!