第626回ON AIRリスト（①2018年10月27日放送 ②2019年1月20日放送）

　さて、今週の半ばからやっと風邪が治りかけました。喘息が治まったのが良かったです。特に睡眠しているときの喘息はキツかったですから。

　ここ３週程、体調が優れなかったこともあって、番組の選曲作業が遅れていたのですが、やっとノルマを達成。ひと安心です。

　今年のドラフトが終了。日ハム、５年後が非常に楽しみな選手を選択できました(笑)。その時の球場は北広島かあ。

　ということで、

第626回放送の（'18年10月27日・'19年1月20日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. TESTAMENT / ELECTRIC CROWN ('92年発表 5th「THE RITUAL」)
　2. TWISTED SISTER / WE'RE NOT GONNA TAKE IT ('83年発表 2nd「YOU CAN'T STOP ROCK'N'ROLL」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. CLOSE / 眠りたい ('98年発表 1st「For you…」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. ASYLUM / Creeping Worms (Under Your Rest) ('16年発表 5th「AWAKE IN A REVISITED WORLD」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. TM NETWORK / GET WILD ('87年発表10th SINGLE)
　6. TM NETWORK / DIVE INTO YOUR BODY ('89年発表10th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 葛城ユキ / ハートブレイカー ('85年発表 14th SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. OUTRAGE / CURTAIN OF HISTORY ('88年発表 1st「BLACK CLOUDS」)

　今回の“目玉”は、 OUTRAGE の CURTAIN OF HISTORY 。世界基準ですね！

1. TESTAMENT / ELECTRIC CROWN
　彼等は米国カリフォルニアのバンドであります。「ベイエリア・スラッシュの第２世代」にあたるバンドでしたが、この5thではスラッシュとは距離を置き、“正統派”メタルの要素と“時代性を反映させた”モダンな音を融合させた音作りに挑んだ作品となりました。疾走曲が１曲も無く、従来のスラッシュメタルを期待して聴くと肩透かしを喰いますが、重く鋭いギターリフは健在で、音質も分厚くて破壊力は少しも失っていない作品だと思います。こういうグルーヴも非常にカッコイイと思いましたね。

　
2. TWISTED SISTER / WE'RE NOT GONNA TAKE IT
　ボーカル、ディー・スナイダーのケバケバのメイクが強烈に印象に残るバンドですね。正直、僕はベストしか所有していないバンドであります(笑)。派手なメイクとは印象の異なる“ポップなロックンロール”を聴かせてくれるバンドであります。この曲は「ロックアンセム」とも言われている楽曲ですね。個人的にはこのような“ポップなロックンロール”ってそれ程好みではないのですが、車を運転しているときにポンと流れてくると、なんか楽しい気分になるような曲ですね。ハードさを求める人にはオススメできませんが、ポップなものを好む人には丁度いいかも。

　
3. CLOSE / 眠りたい
　僕がこのバンドに注目したのは雑誌で「LUNA SEA、SIAM SHADEと同じく町田プレイハウスを主戦場としていたバンド」という一文に魅かれたのがキッカケでした。「いい血統でしょ」ということで音も判らず購入。ただ、コレが前述の２バンドとは違った良さがあって、想像以上に良い作品でしたね。ボーカルも演奏も及第点、楽曲も比較的、完成度が高かったですね。キラーチューンと呼べる楽曲はありませんでしたが、個人的には満足の作品でした。メジャーにも進出しますが、ブレイクはせず、アルバムを１作発表して活動休止。再評価して欲しいバンドかな。

　
4. ASYLUM / Creeping Worms (Under Your Rest) '
　「今も現役で活動中！」８週目。ASYLUMは主に80年代のインディーズシーンで活躍したポジパンバンドですね。メジャー進出も果たしますが92年に解散、00年に再結成するも翌年に解散、16年に再々結成され現在に至ります。以前もお話ししましたが、このバンドは初期の黒夢に多大な影響を与えたバンドであります。最近、黒夢が好きだったという知人に彼等の音を聴かせ先程の話をしたところ「あ、わかる、わかる」と納得してくれました。なんか“自分の研究が認められた”というような感覚になり嬉しかったな(笑)。24年ぶりの作品ですが、前作からのインターバルが２年ほどしかない、というような感じで聴くことが出来た作品です。コレって凄いかも。

　
5. TM NETWORK / GET WILD '
6. TM NETWORK / DIVE INTO YOUR BODY
　「EPIC SONY所属アーティスト特集」８週目。僕がTM NETWORKを知ったのは2ndSG「1974」です。この曲、何故か北海道だけでヒットして道内のベストテン番組ではランクインしていましたね。“一発屋”かなと思っていたのですが、小室さんが作曲家として注目を浴び始め、「GET WILD」で一気にブレイク。僕の高校時代、男女問わずかなり多くの人がファンだったような気がします。個人的には当時、このようなシンセサウンドが“時代の最先端”という感じがして、凄くハマりましたね。ま、今でもこのようなシンセサウンドは大好きなのですが。でも、当時は90年代に“小室ブーム”が来るなんて思ってもいませんでした。

　
7. 葛城ユキ / ハートブレイカー
　この曲を覚えている人はある意味、マニアックだと思います。フジ系のドラマ、堀ちえみ主演の「スタア誕生」の主題歌でした。葛城さんといえば「ボヘミアン」という大ヒットがありますが、僕的にはこの「ハートブレイカー」も印象に残る楽曲です。この曲、実はカバー曲でオリジナルを歌っているのはパット・ベネターであります。個人的には葛城さんの歌唱の方がハードで好みですね。この曲が収録されている「大映テレビ主題歌コレクション」は私の愛聴盤だったりします(笑)。

　
8. OUTRAGE / CURTAIN OF HISTORY
　これは凄いと思います。当時、「日本のメタリカ」と言われたOUTRAGEです。リアルタイムで存在を知っていましたが、高校時代の僕は「メタリカ」も「スラッシュメタル」も知らなかったので、雑誌でも彼等の記事はスルー、もちろん、音源を聴こうとも思いませんでした。大人になり、メタリカもスラッシュも知ると、「そういえばOUTRAGEっていたよな」と思い出し、音源を聴いてみることに。いやー、たまげましたね。「日本でこんなバンドがいたんだ」と改めて凄さを知った感じですね。充分に世界で渡り合える音です。しかも1stでこの音、素晴らしいですね。

　
　来週は「SOPHIA」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.241　ＯＮ　ＡＩＲリスト

DOKKEN / BEAST FROM THE EAST ('88年発表)

　本日の放送時間は１時間２４分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）