第583回ON AIRリスト（①2017年12月23日放送 ②2018年3月25日放送）

　さて、先週末に留萌地方に大雪が降りました。除排雪が進まず、今週は車の運転が大変だった１週間でありました。私はというと、自宅の除雪の為、火曜日に休暇をもらい６時間半をかけて除雪作業を行いました。「いい運動になった」と言いたいところですが、身体はボロボロになりました(笑)。疲れた・・・。ま、おかげで自宅前はスッキリしました。昨日、本日と暖気が入った事を考えると、「雪が重くならない内に除雪しておいて良かった」と思いました。

　木曜日に今年最後の番組収録を行いました。３０日放送分の収録を“ゲスト”を招いて収録。個人的には面白かったです(笑)。改めて思ったのは「１時間ってあっという間だな」ということ。

　今週はLUNA SEAの新作「LUV」を聴きました。正直、“期待ハズレ”かな。メジャーコードの曲が多過ぎ。もっと激しく、ダークな楽曲があっても良かったのでは。

　ということで、

第583回放送の（'17年12月23日・'18年3月25日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. BADLANDS / DANCING ON THE EDGE ('89年発表 1st「BADLANDS」)
　2. CACOPHONY / THE NINJA ('87年発表 1st「SPEED METAL SYMPHONY」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. Acid Bell / WISHING BELL ('96年発表 1st「SPEAK?」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. BAKU / ぞうきん ('89年発表 Mini「僕たちだけの天国」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. MICHAEL BOLTON / HOW AM I SUPPOSED TO LIVE WITHOUT YOU ('89年発表 SINGLE)
　6. WHAM! / LAST CHRISTMAS(PUDDING MIX) ('84年発表 SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. THE BEATLES / I SAW HER STANDING THERE ('63年発表 1st「PLEASE PLEASE ME」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. BLOOD STAIN CHILD / FREEDOM ('07年発表 4th「mozaiq」)

　今回の“目玉”は、 BADLANDS の DANCING ON THE EDGE 。ジェイク・E・リーのギターがイイですね。

1. BADLANDS / DANCING ON THE EDGE
　このバンドはオジー・オズボーンの3rd、4thの制作に参加したギタリスト、ジェイク・E・リーがオジーバンドを脱退した後に結成されたバンドです。ボーカルは一時的にサバスに加入していたレイ・ギラン。音楽性としてはオジー時代の“ポップメタル”ではなく、ブルージーなハードロックでした。“スーパーバンド”と言われましたが、期待されていた程のセールスを挙げることは出来ませんでした。ただ、作品の内容は非常に素晴らしい。先々週に紹介したBLUE MURDERの1stしかり、この89年はセールスに反比例するのですが、ハードロックの名盤が多いですね。ま、すべて後追いですが(笑)。

　
2. CACOPHONY / THE NINJA
　このCACOPHONYはマーティー・フリードマンとジェイソン・ベッカーという２人の“高速ギタリスト”が中心のバンドです。ボーカルも入ってはいますが、基本的には２人のギタープレイを楽しむバンドですかね。音楽性としては他にちょっと見当たらない特異さを持っていますね。パワーメタルに東洋的なメロディー、クラシカルなフレーズ、アバンギャルドな不協和音、とある意味、聴き手を選ぶ作品かなと。マーティーのオリエンタルなメロディーとジェイソンのクラシカルなメロディーの融合が聴きどころかな。

　
3. Acid Bell / WISHING BELL
　久しぶりの登場です。このバンドも“エクスタシーレコーズの刺客”ですね。僕は“エクスタシーから発売！”というだけで購入を決めたのですが、メンバーに元ジル・ド・レイが２人いる、というのを知って、正直、期待はそれ程していませんでした。メジャー期のジル・ド・レイの音楽性を気に入っていませんでしたので。これが聴いてみると、個人的には100点の出来でしたね。楽曲も良し、何よりボーカルの声質が僕のツボでしたね。結局、このアルバムは愛聴盤になりました。アルバム１枚で解散というのがとても惜しかったバンドですね。

　
4. BAKU / ぞうきん
　BAKUのメンバーは僕と同学年です。ということで彼等が高３の冬にインディーズデビューを果たした時、僕も高３でした。確か同年代の女子には人気があったような気がしますね。男性からのウケはやっかみもあったのかそれ程良くなかったと記憶しています。僕も「大して上手くないじゃん」とスルーしていましたね(笑)。ま、今聴くと歌詞はなかなか良かったのかななんて思います。やっぱ当時は「女性に人気がある同学年」ということで正当に評価していなかったのですね。

　
5. MICHAEL BOLTON / HOW AM I SUPPOSED TO LIVE WITHOUT YOU
6. WHAM! / LAST CHRISTMAS(PUDDING MIX)
　「80's 洋楽POPS特集」、１２週目です。１曲目「HOW AM I サポーズドゥ TO LIVE WITHOUT YOU」は90年1月20日付から3週連続でビルボードチャート１位を獲得した楽曲です。邦題は単純に「ウィズアウト・ユー」。ハードロックシンガーとして活動していたボルトンは87年にAORに路線をシフトします。この楽曲はかつてローラ・ブラニガンというシンガーに提供したセルフカバー楽曲であります。「80年代最後のクリスマス」を彩るラブソングとしてヒットしました。２曲目「LAST CHRISTMAS(PUDDING MIX)」は88年12月19日付けから3週連続でオリコン洋楽チャート１位を獲得した楽曲です。クリスマスが近い、ということでベタな選曲です(笑)。山下達郎さんの「クリスマス・イヴ」同様に「バブル期のクリスマスＢＧＭ」としてお馴染みの楽曲でしたね。ま、今でもこのシーズンになるとよく耳にする楽曲でありますが。本日のバージョンは12インチで発表されたフルバージョンです。

　
7. THE BEATLES / I SAW HER STANDING THERE
　この番組では余り登場しないビートルズですが、しっかり全作品揃っています(笑)。高校時代、「ロックを勉強するならビートルズは聴かなければならない」と思い、冬休みに友人と札幌の輸入盤店をまわって全部揃えました。御存知のとおりこの楽曲は1stのオープニングを飾る楽曲ですね。“衝撃”というのは正直、それほど無かったのですが、単純にカッコイイなと思いましたね。やっぱ、音楽を趣味としていれば避けては通れないのがビートルズなのかな。

　
8. BLOOD STAIN CHILD / FREEDOM
　初期はメロディック・デスメタルバンドとして活動していましたが、この時期になるとトランスを導入し音楽性が変化します。僕みたいにメタルもテクノも聴く、という人にはとても面白く思えましたね。純粋なメタルファンはこの変化に怒りを覚えたのかも知れませんね。結果、彼等は自らの音楽性を「トランス・メタル」と公言することになります。テクノとメタルの融合は目新しいものではありませんが、この“avex風トランス”との融合はオリジナリティーがあって良いのではないでしょうか。

　
　来週は「男闘呼組」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.198　ＯＮ　ＡＩＲリスト

ALICE IN CHAINS / UNPLUGGED ('96年発表)

　本日の放送時間は１時間１２分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１３時３０分以降に放送開始（変動します）