第506回ON AIRリスト（①2016年6月18日放送 ②2016年9月25日放送）

　さて、今週の月曜日は私がＧＷの代休、YU-KIクンが運動会の振替休暇ということで２人で「近場の温泉めぐり」に行ってきました。昼食は滝川で回転ずし。YU-KIクン、ビックリするぐらいの食欲でした。この「食べっぷり」に成長を感じました(笑)。「焼肉」と「寿司」のときは食事量が倍増しますね。

　２週ほど番組の選曲作業をさぼってしまっています。明日こそはやらなければ。まずは７月末のハイパーで放送する「メタル名曲集第２弾」の選曲から。

　今週、通勤の車中で聴いた作品は、THE YELLOW MONKEY「MOTHER OF ALL THE BEST」。この“イエモン節”がクセになります。

　ということで、

第506回放送の（'16年6月18日・'16年9月25日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. AT VANCE / FLYING HIGH ('99年発表 1st「NO ESCAPE」)
　2. BLACK VEIL BRIDES / HEART OF FIRE ('14年発表 4th「BLACK VEIL BRIDES」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. KYO / 浪漫者（Romanticist) ('94年発表 1st「異邦人(ALIEN)」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. GYMNOPEDIA / 悪徳志願 ('89年発表 1st「PEPAR EPITAPH」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. PRINCESS PRINCESS / DIAMONDS <ダイアモンド> ('89年発表 7th SINGLE)
　6. PRINCESS PRINCESS / 世界でいちばん熱い夏（平成レコーディング） ('89年発表 8th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 久宝留理子 / 夜明け -My Will- ('94年発表 10th SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. LOUDNESS / ANGEL DUST ('82年発表 2nd「DEVIL SOLDIER -戦慄の奇蹟-」)

　今回の“目玉”は、 GYMNOPEDIA の 悪徳志願 。ブランキーが好きなら、このバンドも気に入ると思います。

1. AT VANCE / FLYING HIGH
　ハッキリ言ってメタルマニアにしか知られていないと思われるドイツの中堅バンドです。僕は雑誌BURRN!でこの1stが90点以上の評価を受けていたのをキッカケに購入しました。音は聴いてお判りのとおり“ネオクラシカルメタル”です。ギタリストのオーラフ・レンクは“名手”としてマニアには知られた人物で、ボーカルのオリヴァー・ハートマンはAVANTASIAでも活躍している人物です。こういうネオクラなメロディーが好きな人には堪らない楽曲が揃ったアルバムですね。

　
2. BLACK VEIL BRIDES / HEART OF FIRE
　前作3rdに引き続き全米チャートトップ10に入ったアルバムからの１曲です。僕が彼等に注目したのは2nd発売時に雑誌で紹介されていた彼等のルックスが気になったからです。そのルックスが「日本のヴィジュアルバンド」みたいで、「コイツらどんな音を出すのかな？」と気になって購入に至りました。ま、聴いてみてお判りのとおり音は「ちょっとメタリックなロックンロール」というような音です。メタル初心者でもとっつきやすい音ではないでしょうかね。

　
3. KYO / 浪漫者（Romanticist)
　この番組ではD'ERLANGER、DIE IN CRIES、BUGのボーカルとして何度も紹介しているKYOさん。このソロアルバムはDIE IN CRIES在籍中に発表されたアルバムで、とにかく“質の高い”楽曲が多く収められた作品です。ちなみにこの楽曲の作曲は元44MAGNUMのギタリスト広瀬さん。改めて振り返ると、彼がこのソロ作品を作ったことで、“バンドが目指す方向性の違い”というのが明確になった気がしますね。結局、DIE IN CRIESは翌年にラストアルバムを作って解散します。

　
4. GYMNOPEDIA / 悪徳志願
　実はこのバンド、80年代後半から90年代初頭にかけてのインディーズシーンではかなりの人気を誇ったバンドです。90年に3rdを発表後、突如活動停止。ライブではホールクラスを満杯にするような状況だったので「なぜ？」という感じでしたね。スタイルとしてはBJCみたいな３ピースバンドです。っていうか、こちらのGYMNOPEDIAのほうが先輩格であります。BJCがあれほどの支持を受けたことを考えると、このバンドにも“ブレイクの可能性”というのがかなりあったのでは、と思いますね。

　
5. PRINCESS PRINCESS / DIAMONDS <ダイアモンド>
6. PRINCESS PRINCESS /世界でいちばん熱い夏（平成レコーディング）
　「PRINCESS PRINCESS特集」６週目です。3rd「LET’S GET CRAZY」でブレイクを果たした彼女達が“より一般層”に浸透することになったキッカケがこの２曲の大ヒットではないでしょうか。この89年の年間セールスで「ダイアモンド」が1位、「世界でいちばん熱い夏」が2位という“1・2フィニッシュ”。本日紹介した「世界でいちばん熱い夏」はいわゆる「平成レコーディングバージョン」です。元々、原曲はバンドがまったく知名度が無かった時代に2ndシングルとして発表されました。楽曲が良くても「タイミングが悪ければヒットしない」という典型かなという楽曲です。

　
7. 久宝留理子 / 夜明け -My Will-
　先週に引き続き「90年代のガールズポップ」をお送りしてみました。さすが「オッサンの選曲」。久宝さんも高い歌唱力の持ち主ですね。個人的に「ちょっと気の強い女子の歌」をアップテンポな楽曲に、というパターンの楽曲が好きなのですが、今日はあえて「バラード」をチョイスしてみました。実は私、彼女の作品に関してはベストアルバムしか所有していないのが実情なのですが、とても幅広いタイプの楽曲を歌いこなす人ですね。

　
8. LOUDNESS / ANGEL DUST
　僕は一般的な40代半ばのメタラーとは違ってLOUDNESSに関しては完全に後追いで聴いた人であります。なので「初めて聴いたときの衝撃」というのは他の人よりは小さかったのかも知れません。冷静に「82年当時の日本のシーンではどのように受け止められたのかな・・・」なんて思いながら聴きましたね。82年の僕は小５、当時のヒット曲は「待つわ」「セーラー服と機関銃」「聖母たちのララバイ」。僕はそのような曲しか聴いていませんでしたし、LOUDNESSなんかまったく知りませんでした(笑)。

　
　来週は「Mardelas」が登場します。　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.121　ＯＮ　ＡＩＲリスト

永井真理子 / 1992 Live in Yokohama Stadium ('92年発表)

　放送時間は１時間５４分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

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アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時３０分以降に放送開始（変動します）