さて、先々週に「ライブアルバム1作をノンストップで放送できる枠を頂けないか」という話題を書きましたが、交渉の結果、OKが出ました。
毎週日曜日午前0時のスタート、つまり「music mania」のすぐ後です(笑)。当たり前ですが、アルバムの収録時間がそれぞれ違いますので、深夜の“フリータイム”でしか放送できない番組です。放送開始は3月2日(3月1日の深夜)。一応「Midnight Live」という名目で放送します。
現在のところ10回分の題材は決めてあります。さすがに深夜2時を過ぎると聴くのもツライと思ったので、番組としては2時間以内に収めようと思っています。ということで2時間以上の作品は2週に分ける、などで対応予定です。放送予定はこのブログでお知らせしますので興味のある方は聴いてみて下さい! 私は「土曜の夜」に好き勝手な事をやらせてもらっていて申し訳なく思っています。hyperの時は4時間も「ちばちゃんセレクト」の曲が放送されてしまいますので(笑)。
今週、通勤の車中で聴いた作品は、DOKKENのベスト盤「BEST OF DOKKEN」。彼等のベストは2枚所有していますが、名曲「KISS OF DEATH」が収録されているこちらのアルバムの方が気に入っています。
ということで、
第385回放送の('14年2月22日・'14年6月1日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. NOCTURNAL RITES / ETERNITY HOLDS ('99年発表 3rd「THE SACRED TALISMAN」)
2. TO/DIE/FOR / DYING EMBERS ('03年発表 3rd「JADED」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Due'le quartz / 自殺願望 ('00年発表2nd Mini「自殺願望」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. たま / 満月小唄 ('91年発表 4th「きゃべつ」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. JANIS JOPLIN / MOVE OVER ('71年発表 4th「PEARL」)
6. JANIS JOPLIN / GET IT WHILE YOU CAN ('71年発表 4th「PEARL」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 中森明菜 / セカンド・ラブ ('82年発表3rd SINGLE)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. LIGHTNING / RAISE THE SUN ('13年発表 4th「RAISE THE SUN」)
今回の“目玉”は、 Duele quartz の自殺願望。この歌唱はある意味、衝撃的。
1. NOCTURNAL RITES / ETERNITY HOLDS
本日は彼等の“初期の最高傑作”と言われている3rdからの1曲を紹介してみました。彼等はこの次作の4th以降、ボーカルもチェンジして重量感のある正統派的な音にシフトするのでメロディックスピードメタル的な作風はこの3rdまでですね。とにかくこのバンドはメロディーセンスが素晴らしい。ま“クサメロ”と言ったらそれまでですけど(笑)、メロディー重視のリスナーであれば、買って損無しの作品です。個人的にはキーボード無しでギターと歌メロだけでここまで“クサく”仕上げているのが見事かなと。
本日は彼等の“初期の最高傑作”と言われている3rdからの1曲を紹介してみました。彼等はこの次作の4th以降、ボーカルもチェンジして重量感のある正統派的な音にシフトするのでメロディックスピードメタル的な作風はこの3rdまでですね。とにかくこのバンドはメロディーセンスが素晴らしい。ま“クサメロ”と言ったらそれまでですけど(笑)、メロディー重視のリスナーであれば、買って損無しの作品です。個人的にはキーボード無しでギターと歌メロだけでここまで“クサく”仕上げているのが見事かなと。
2. TO/DIE/FOR / DYING EMBERS
初登場のバンドですね。実は私、数年前に彼等の作品は揃えていたのですが、少し目立たない所に保管してあった為に紹介するのをすっかり忘れていました(笑)。彼等はフィンランドのゴシックメタルバンドです。個人的に「やっぱりゴシックメタルは冬が似合うな」と思いまして、本日登場してもらいました。北欧のバンドらしい憂いのある美旋律がいいですね。また、キーボードの絡ませ方もセンスがいいなと思います。初期の作品では比較的マイルドな音を出していたのですが、この3rdではメタリックな音に仕上げておりました。
3. Due'le quartz / 自殺願望
今週、来週と私の所有している作品の中でも「このボーカルはどうなの?」というバンドの楽曲を紹介します(笑)。まず、第一段はDue'le quartz。いやー、歌えていませんねー(笑)、というか、音程が取れていません。当時のインディーズシーンでは絶大な人気を誇ったバンド、というのを知って数年前に音源を揃えたのですが、正直、お金が勿体無かったなと(笑)。これでCD作って商品にしたらダメだと思いますよ。それにしても彼等がなぜ“絶大な人気”を誇っていたかというのか私には謎ですね。
4. たま / 満月小唄
本日は7分40秒という長尺の楽曲を紹介してみました。個人的には100点を上げたいと思います。この楽曲はアマチュア時代から存在していた曲ですが、今回はメジャーで発表されたバージョンを聴いていただきました。歌詞を良く聴くと改めてその“壮大で幻想的な世界観”に驚きます。演奏が進むに従って盛り上がっていくところに個人的にはZEPの「天国への階段」を思い出しました。どうも「たま」というと“コミックバンド”と見られがちですが、音楽的にはかなりしっかりしたモノを演っていました。今こそ再評価してもらいたいですね。
5. JANIS JOPLIN / MOVE OVER
6. JANIS JOPLIN / GET IT WHILE YOU CAN
このコーナーでは久しぶりの洋楽の紹介でしたね。彼女は60年代を代表する“ロック・クイーン”でした。そんな彼女ですがオーバードーズで27歳という若さで亡くなります。本日聴いて頂いた2曲が収録されている「PEARL」というアルバムは彼女の死後に遺作として発表されました。1曲目の「MOVE OVER」なんてどこかで耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。個人的にはこういう“魂で歌う”というスタイルのボーカルは非常に好きですね。
7. 中森明菜 / セカンド・ラブ
これまで彼女の楽曲は多数紹介してきましたが、この“名曲”を紹介していませんでしたね。この楽曲は彼女にとって初のチャート1位獲得曲になりました。ヒット曲が数多くある彼女ですが、セールスが最も多かったのは意外にもこの楽曲です。彼女が不動の地位を得る事になるのを決定付けた楽曲と言ってもいいでしょうね。ちなみにこの楽曲の作詞は来生えつ子、作曲は来生たかお、というゴールデンコンビ。やっぱ、来生兄弟の作品は素晴らしいですね。
8. LIGHTNING / RAISE THE SUN
2度目の登場となります国産“トゥルーメタルバンド”です。前回は1stの楽曲を紹介しましたが、このバンドは3rdからボーカルがチェンジしております。しかしボーカルがチェンジしても“男くさくて暑苦しい”という点はまったく変化がありません(笑)。「これでもか!」というぐらいのクサメタルがたまりませんな。ここまでクサいと失笑する人もいるかも知れませんが、個人的にはこれがメタルの醍醐味だと思います。この4thは「忍者VSインベーダー」という訳の判らない(笑)世界を歌っているところが面白いですね。
来週はOZZYが登場します!
以上!