さて、本格的に新年度が始まりまして、勤務先での“おひとり様スペース”での業務が始まりました、が、年度初めということもあって、何かと席を外す場面が多く、じっくりと腰を据えての仕事に至っていないのが現状であります。やっぱり、向かいに“信頼できる相談相手”がいないのは大変ですね。自分は決断力がそれ程良い訳ではないので尚更です。まあ、これも「経験」なのでしょうね。
今週、仕事をしていて思った事は「どちらを見て仕事をするか」ということ。大きく分けて２つになりますが、「トップ（上司）に認められたいか」と「同僚や部下に慕われたいか」の２つ。ウチの職場の場合、高齢者施設ということもあって、入所者様が５０名以上、職員は６０人の大所帯です。そんな事もあって、自分は“後者”のスタイルかなと。ま、元々、トップからの評価は“素の自分を見て評価して下さい”というタイプなので。後者のスタイルを評価してもらえれば一番なのですが、なかなかそういう事にはならないのがこの世の中ですね。ただ、「入所者様や職員の目線で」という事は一番大切にしたいと思います。
今日は息子の高校入学式に出席してきました。久し振りに「祝辞」を読む役職から解放されて、気楽に出席できました(笑)。僕の人生で一番楽しかったのは「高校時代」でした。今でも楽しい思い出がいっぱいです。息子にもそんな「高校生活３年間」を過ごして欲しいと思います。
ということで、
第848回放送の（’23年4月8日・’23年4月30日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. IRON MAIDEN / MAN ON THE EDGE ('95年発表 10th「THE X FACTOR」)
2. MOTLEY CRUE / HOOLIGAN'S HOLIDAY ('94発表 6th「MOTLEY CRUE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. D'espairsRay / MAZE ('06年発表8th SINGLE「凍える夜に咲いた花」C/W)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. Jitterin' Jinn / なによ! ('89年発表 Mini「DOKI DOKI」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. TMN / 69/99 ('90年発表 7th「RHYTHM RED」)
6. TMN / BURNIN' STREET ('90年発表 7th「RHYTHM RED」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 渡辺 徹 / 熱情 ('86年発表 8th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. DANCER / THE WANDERER ('88年発表 1st Full「Violent Emotion」)
今回の目玉は、MOTLEY CRUEのHOOLIGAN'S HOLIDAY。「MOTLEY CRUE」として聴かなければ、クールでカッコイイかなと。
1. IRON MAIDEN / MAN ON THE EDGE
93年、音楽的な対立によりヴォーカル、ブルース・ディッキンソンがバンドから脱退します。バンドは後任に英国のヘヴィR&Rバンド、WOLFSBANEのブレイズ・ベイリーを加入させます。その新体制で制作された初の作品がこの「THE X FACTOR」であります。バンドとしては1st、2ndの「ポール・ディアノ期」のようなヴォーカルを彼に期待しますが、結果は凶と出ます。ブルースよりも声域が狭く、ポールのようなアグレッシヴさも期待程ではなく、といった感じのヴォーカルでしたね。楽曲もブレイズが歌いこなすにはハードルが高い楽曲で、ブレイズには酷でしたね。次作では“ブレイズに合った楽曲”のアルバムになりましたが、逆風は収まらず、この体制は２作で幕を閉じることに。
2. MOTLEY CRUE / HOOLIGAN'S HOLIDAY
92年、シーンがグランジによって席巻されるようになり、バンドも音楽性をシフトしようと考えましたが、その路線にヴォーカル、ニッキーシックスが反発し、最終的に解雇されてしまいます。バンドは後任にTHE SCREAMのジョン・コラビを加入させます。ジョン加入後、初のアルバムがこのセルフタイトルの作品です。こちらは先程のMAIDENとは異なり、ヴォーカルに関しては楽曲にピッタリです。ただ、その楽曲がそれまでのモトリーとかけ離れていましたね。作品の出来としては素晴らしい、だけどコレは“モトリー”ではないかな。別プロジェクトの作品、というような発表のされ方なら評価はかなり変わっていたかな。
3. D'espairsRay / MAZE
僕がHM専門誌「BURRN!」を読み始めたのが98年頃からだったと思います。僕の中では「洋楽HMを扱う硬派な雑誌」だったのですが、10年頃から“日本の”HMを積極的に取り上げるようになりました。V系であっても“音がメタル”であれば取り上げる、という感じに。そんな時期に出会ったバンドのひとつがこのD'espairsRay。ま、正統派なメタルではなく、インダストリアルメタルという感じでしたけど元々、V系もメタルも好んで聴いてきた私にはラッキーな出会いでしたし、00年代に入って新規のV系バンドから遠ざかっていた私には貴重な情報源になりました。
4. Jitterin' Jinn / なによ!
このJitterin' Jinnも「イカ天」出身バンドであります。最初に彼等を番組で拝見した時、こ2ビート主体の曲調に驚きというか「面白さ」を感じましたね。このシンプルさが新鮮でしたね。メジャーデビューが決まり、「買ってみるか」と思いショップに予約に行くと「１回目の予約が終わった」とのこと。これは驚きましたね。「え、そんなに購入希望者が？」と。まだまだマイナーな存在と思っていたので。結局、２回目の予約で入手することになり「コレはチャートでかなり上位にくるな」確信しましたね。その後のブレイクはご存知の通りです。やっぱ、この曲調が他のみんなにも“新鮮”に聴こえたのでしょうね。
5. TMN / 69/99
6. TMN / BURNIN' STREET
TM NETWORK特集、10週目です。90年８月、彼等は「TMNリニューアル宣言」をしバンド名義を変更することになります。一般的に「リニューアル」という単語が使われたのはこの時が初めてだった記憶があります。今ではこの単語は定着していますが、当時は正直、「？」でしたね。どのような音楽性に変化するのか非常に興味がありましたが、まさか「メタル方向」にシフトするとは思いませんでしたね。この時期、ボーカルのウツも小室さんもハードロック、メタルに傾倒しており、ある意味、彼等にとってこの変化は“必然”だったのかも知れませんが、初めてTMN名義のシングル「TIME TO COUNTDOWN」を聴いた時はかなりの衝撃でしたね。「え？、TMがメタル？」と。ただ、この路線は結果的にこの１枚で終わってしまいました。
7. 渡辺 徹 / 熱情
昨年11月末に61歳の若さで亡くなった渡辺さん。歌手活動でシングル８枚、アルバム４枚を残しております。彼の代表曲は「約束」だと思うのですが、今日はあえて違う楽曲をチョイスしてみました。ドラマ主題歌にもなったこの「熱情」は、ちょっと恥ずかしくなるような“熱さ”がイイです。個人的にこういう曲調は大好きです(笑)。彼はマヨネーズが大好き、ということでも知られていました。それが祟ってか、体重が130キロにもなって、「渡辺フトール」とも呼ばれていましたが、あの人柄が好きでしたね。
8. DANCER / THE WANDERER
DANCERは85年にギターの藤本泰司を中心に結成されたバンドであります。86年にANTHEMの初代ボーカル、トニー前田が加入し、関東を代表するバンドになりました。インディーズでミニアルバム、シングル、フルアルバムをそれぞれ１枚残しますが、メジャー進出せずに解散してしまいます。藤本さんのテクニカルなプレイとトニーのハイトーンボーカルが素晴らしかったですね。僕は解散後に音源を聴いたのですが、“次の作品”を聴きたくなりましたね。ちなみに彼等のＣＤに関してはかなり高額で取り引きされていて“幻”に近いものとなっております。
次回は「MAKE-UP」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.117 ON AIRリスト
田原俊彦 / Thank you,for GLORIOUS HITS 36 in 10 years ('89年発表)
放送時間は２時間２８分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです！
お知らせ：「エフエムもえる」のＨＰで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。（６分間）
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上！
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分に放送開始
