明けましておめでとうございます! 今年も“マイペース”で頑張りますので、宜しくお願い致します。さて、今年のお正月休みは天候も穏やかで、雪投げもほぼ無く、ゆっくりと身体を休めることができました。おかげで踵のケガもかなり回復いたしました。先月の後半は職場の“旧施設”の廃棄物整理で毎日かなりの歩行を強いられたので、踵のケガにはかなり響きました。そんな事もあって、完治には時間がかかっておりますが、原因は私の不注意なのでしょうがない。ま、冬は寒いので尚更治りが遅いのかなと。
新施設で仕事を開始して2週間程経ちました。なかなか机に向かって仕事をする時間がありません。新施設にありがちな“初期トラブル”の対応や、旧施設の後片付けなどで、ほぼ1日中歩き回っております(笑)。来週あたりから少し落ち着くといいのですが。
今週分の放送の再放送から「3週間前」の再放送となります。番組当初は「3ヶ月前」の再放送だったのですが、「新型コロナ感染防止の休止期間」や「6年に1度の大晦日休止」などでここまで間隔が短くなりました。時事ネタも違和感なく聴けるのかな、と思います。
ということで、
第835回放送の(’23年1月7日・’23年1月29日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. BLACK SABBATH / DIE YOUNG ('80年発表 9th「HEAVEN AND HELL」)
2. ANTHRAX / AFTERSHOCK ('85発表 2nd「SPREADING THE DISEASE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. WITH SEXY / 少女の瞳で… ('96年発表4th SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. ASYLUM / FUGITIVE ('90年発表 3rd「THE PIECE OF THE FOOLS」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. ストロベリーソングオーケストラ / 東京グロテスク ('16年発表3rd SINGLE)
6. ストロベリーソングオーケストラ / 二十一世紀狂闘旗手 ('18年発表4th SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
7. 斉藤由貴 / 今だけの真実 ('86年発表2nd「ガラスの鼓動」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. AION / CRAZY SMILE ('90年発表 1st「HUMAN GRIEFMAN」)
今回の目玉は、ストロベリーソングオーケストラの2曲。ラジオではなかなか聴けないバンドかな。
1. BLACK SABBATH / DIE YOUNG
78年末にボーカル、オジー・オズボーンが脱退し、元RAINBOWのロニー・ジェイムズ・ディオを迎えたBLACK SABBATH。そんな彼等の“復活作”がこの9th。サバスの3人とロニーの“奇跡のコラボ”ともいえる作品です。オリジナルサバスのドゥーミーさは無くなりましたが、ロニーが持ち込んだ様式美的なエッセンスが非常にマッチし、HMとしては最高品質の作品といえますね。楽曲の完成度、クオリティー、共に文句無しです。後追いで聴いた僕は初めて聴いたときに「え、ここまで変わっちゃうの?」と驚きでしたけど(笑)。
2. ANTHRAX / AFTERSHOCK
ボーカルにジョーイ・ベラドナを迎えた2ndです。「スラッシュ四天王」と言われるメタリカ、メガデス、スレイヤーと彼等、一番最後に体験したのがこのANTHRAXだったのですが、僕はANTHRAXで初めて「ハイトーンボーカルで歌うスラッシュメタル」というのを聴きました。これはちょっと驚きでしたね。また、「スラッシュでもメロディアスなバンドがあるんだ」というのを知りましたね。一見、ベラドナのハイトーンボーカルとスラッシュサウンドがミスマッチに思えますが、これが彼等の強烈な“個性”となっているのが見事です。
3. WITH SEXY / 少女の瞳で…
年に1度のご紹介、「私が所有するバンド音源で最も歌えていないボーカリストを擁するバンド」WITH SEXY。このバンド、マキシシングル5枚を発表した後、フルアルバム1枚をリリースして解散いたします。僕はアルバムを先に聴いたのですが、ボーカルの下手さにビックリしました(笑)。遡ってシングル5枚を聴いたのですが、なんと、アルバムより“歌えて”いました。普通はキャリアを重ねるごとに上手くなるのですが、ここのボーカルは逆です。後にも先にもこのようなボーカリストは見たことがありません。楽曲がメロディアスで質が高かったので非常に惜しいですね。
4. ASYLUM / FUGITIVE
ASYLUMは85年に結成され、インディーズシーンでカリスマ的な人気を得て89年にメジャー進出したバンドであります。ジャンルはザックリ言うと“ポジティヴパンク”なのかな。ただ、プログッシヴな面を取り入れたり、簡単には言い表せないような音楽性ですね。僕は黒夢の清春さんが「初期の黒夢の音楽性はASYLUMの影響を受けていた」とのインタビュー記事を読んで興味を持ち、音源購入に至りました。聴いてみて「なるほどな」と納得。ボーカル、ガゼルの感情剥き出しの歌唱方は確かに清春に影響を与えていましたね。V系に影響を与えたバンド、と紹介されることが多いですが、それはルックスの方で、音楽的に影響を受けたバンドはそれ程多くはないのかな、とも思います。
5. ストロベリーソングオーケストラ / 東京グロテスク
6. ストロベリーソングオーケストラ / 二十一世紀狂闘旗手
ストロベリーソングオーケストラは「見せ物パンク一座」を掲げるバンドと劇団を融合させたパフォーマンス集団であります。僕がネットで「犬神サアカス團」を検索しているときに偶然知ったバンドであります。試しに音源を聴いてみたところ、このアングラな世界観に魅かれ、一気に集めてしまいましたね。意外に演奏がしっかりしていて、男女のツインボーカルというスタイルも気に入っております。女性ボーカルはかなり上手いですしね。このような“普通では聴くことのできない”音楽に出会ったときは凄く嬉しくなりますね。
7. 斉藤由貴 / 今だけの真実
この2ndは僕が中3になる直前に発売された作品ですね。当時、斉藤さんの特別なファンではなかったのですが、このアルバムはかなり聴き込んだ記憶があります。このアルバムで彼女は10曲中4曲の作詞を手掛けております。その内の1曲がアルバムラストに収録されたこの楽曲になります。後のアルバムでも彼女は作詞を手掛け、彼女の作詞した楽曲だけで構成されたベストアルバムも制作されることになります。彼女、特別に上手い訳ではないのですが、ホっとする歌声が気に入っています。
8. AION / CRAZY SMILE
AIONは83年にギタリスト、IZUMIを中心に結成されたバンドであります。自らの音を「デスラッシュバウンド」と標榜したバンドでもあります。この「HUMAN GRIEFMAN」は前ボーカルで発表したアルバムはNOVのボーカルに差し替えたアルバムで、インディーズチャート1位を獲得した作品です。これがキッカケでメジャーの切符を掴んだと言っても差し支えないでしょうね。当時、音の過激さで「東のX、西のAION」とも言われていましたね。僕もこの1stを初めて聴いた時は「お、ヴィジュアルどおりの過激さだ」と納得したものであります。
次回は「TRIVIUM」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.104 ON AIRリスト
L'Arc~en~Ciel / Clicked Singles Best 13 ('01年発表)、Best of L'Arc~en~Ciel C/W ('03年発表)
放送時間は1時間52分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!
お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上!
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
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放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始