さて、今日も「休日出勤」のハズ…でしたが、私、水曜日に仕事中に脚立から落下いたしまして(笑)、右足の踵を負傷し歩行困難になり、自宅療養になってしまいました。診断の結果、骨折はしていないものの全治は３週間程とのことでした。そんな訳で木、金、土、日曜と自宅で安静。正直、歩行器無しでは歩けないので仕方ないのですが。９日後に“新施設への引っ越し作業”があるので、なんとかそこまでには“普通に歩ける状態”まで持っていきたいのですが。
こんな状態ですので、家の周りの“除雪”ができません。歩けるようになって、まずやらないといけないのは、除雪ですね。
ということで、
第832回放送の（’22年12月10日・’23年1月8日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. ROYAL HUNT / THORN IN MY HEART ('22年発表 16th「DYSTOPIA PART II」)
2. SPIRITUAL BEGGARS / BLESSED ('00発表 4th「AD ASTRA」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Deshabillz / 破壊の宴 ('94年発表Mini「神従者」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE BELL'S / MERIDIAN High School ('88年発表 Mini「THE LOVE SONG」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. THE UNCROWNED / REVIVE ('16年発表1st「REVIVE」)
6. THE UNCROWNED / WITNESS ('22年発表2nd「WITNESS」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. LADIES ROOM / LITTLE PIECE OF HEAVEN ('90年発表 2nd「MADE IN SEX」)
今回の目玉は、THE UNCROWNEDの２曲。“素晴らしい”の一言ですね。
1. ROYAL HUNT / THORN IN MY HEART
デビューから29年、大ベテランとなったROYAL HUNTです。現ボーカルのDCクーパーが4th発表後に脱退し、しばらく低迷期が続きましたが、11年にDCが復帰してからはかつての輝きを取り戻したように感じます。今作は前作に続くコンセプトアルバム第2弾になります。前作はキャッチーな楽曲が多く“判りやすい”作品でしたが、今作は繰り返し聴かないと“良さが判らない”というような作品かな。前段で“低迷期”と言いましたが、あくまでも一般的な評判ということで、個人的にはROYAL HUNTは質の高い作品を作り続けていると思っております。
2. SPIRITUAL BEGGARS / BLESSED
ARCH ENEMYのギタリスト、マイケル・アモットが並行して活動しているのがこのSPIRITUAL BEGGARS。こちらはメロディックデスではなく、70年代的な音のストーナーロック。僕はこの4thが発売された頃、深夜の音楽番組で来日公演を行う彼等を紹介するコーナーで初めて存在を知りました。ライブ映像だったのですが、凄くカッコ良くて、次の日にはCDショップで購入していましたね。今振り返ると、ARCH ENEMYは知っていたのに、SPIRITUAL BEGGARSを知らなかったのは勉強不足でしたね。このような音は当時の僕にはとても新鮮だった記憶があります。
3. Deshabillz / 破壊の宴
ダークヴィジュアル系バンドのDeshabillz。このミニアルバムは当時インディーズでかなりのセールスを記録した作品であります。ま、僕は後追いで聴いたのですが(笑)。このバンドの聴きどころは「狂気的な歌詞」と「下手なボーカル」ではないでしょうか。この“下手さ”がバンドの世界観を作り上げているのかなと思います。これがもし“上手かったら”ここまでの世界観を作れなかったのでは、と。けなしてはおりますが、こういう世界観は大好きです。個人的には後追いで中古でゲットして良かったと思います。リアルタイムで正規価格で買っていたらちょっと後悔したかな。
4. THE BELL'S / MERIDIAN High School
先頃紹介したVANILLAのギタリスト、野山さんが在籍していたのがこのTHE BELL’S。高校時代、ビートパンクにハマっていた僕が雑誌で知ったバンドであります。“期待のビートパンク勢”と紹介されていて購入したのですが、聴いてみると「これはビートパンクではない」と感じました。もっと開放的なアメリカンな香りがするロック、という感じでしたね。とても気持ちのいい演奏で気に入りましたね。ジュンスカに続いてトイズファクトリーからメジャーデビューしますが、それ程のセールスを挙げることは出来ませんでした。
5. THE UNCROWNED / REVIVE
6. THE UNCROWNED / WITNESS
ボーカルを務めるSHALさんは8月にガンの為、他界されました。僕はそのニュースで初めてこのTHE UNCROWNEDというバンドを知りました。1stが16年の発売なのですが、当時は完全にスルーしていました。素晴らしいです。メロディー派のリスナーならば胸に響くと思います。どちらかというとJ-POPに寄っているおとなので、普段はメタルを聴かないリスナーにも受け入れられそうな音だと思います。ボーカルのSHALさん、声質がSHOW-YAの寺田さんに似ているかな？ 2ndは闘病中に制作された作品です。結果的に彼女の遺作となったのですが、闘病中ということを感じさせないパワフルなボーカルが聴くことができます。ぜひ次の作品も聴きたかったのですが残念です。
7. 松任谷由実・小田和正・財津和夫 / 今だから
聴いてお判りのとおり、ボーカルは松任谷由実・小田和正・財津和夫の３人が務めています。作詞作曲は３人、アレンジは坂本龍一、バックはドラムスが高橋幸宏、ベースが後藤次利、ギターが高中正義と元サディスティック・ミカ・バンドの面々という「夢の競演」であります。レコードは３人が当時所属していた「東芝」と「ファンハウス」から発売され、チャートでは首位を獲得したのですが、レーベルの問題が複雑で、未だにCD化されていない楽曲であります。ちなみにオリコンチャートで首位を獲得した楽曲で未CD化はこの曲のみです。
8. LADIES ROOM / LITTLE PIECE OF HEAVEN
本日は珍しく“バラード曲”で締めてみました。この楽曲は雑誌「ロッキンｆ」の付録ソノシートで発表された楽曲のリメイクであります。僕は初めて聴いた時「あ、このバンド、バラードもやるんだ」とちょっと意外に思いました。失礼。楽曲として素晴らしい曲に仕上がっていると思います。勢い一辺倒でないところを充分にアピールしています。彼等の音は“メタル”というより“ハードポップ”という感じなので、“健康的なハードロック”が好みのリスナーにはウケると思うのですが、歌詞が下品なので女子には好かれないかも(笑)。
来週は「YOASOBI」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.101 ON AIRリスト
中山美穂 / PERFECT BEST ('12年発表)
放送時間は２時間３３分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです！
お知らせ：「エフエムもえる」のＨＰで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。（６分間）
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上！
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分に放送開始
