さて、今日は朝から「冬支度」でした。玄関前に除雪道具をセットし、アプローチのチェーンスタンドをカラーコーンバーにチェンジ、庭の金魚のお墓を冬囲い、車のタイヤ交換、という感じで。積雪が去年並みに遅ければかなり助かるのですが、どうでしょうかね。個人的には“施設の引っ越し”までは雪が積もらないことを祈っております。その“施設の引っ越し”でありますが、建物の引き渡しまであと一週間です。入所者の移動と大きな物は来月５日でありますので、引き渡しから来月５日までの半月が勝負になります。この半月で「どれだけのモノを動かせるか」が成功のカギであります。上手くいくか少し不安です。職員には「きちんと準備しなさい」とは言っておりますが、私自身の書類などは未だ手付かず。来週から本格的に進めなければ。
ついに私の職場でも「新型コロナ感染者」が増えてきました。正直、行動制限もない中での“出勤停止期間”の基準には疑問を感じております。そろそろ仕事がスムーズにいかなくなってきました。この国は３年間で何を学んだのだろうか。「ウィズ・コロナ」は完全に失敗していますね。
ということで、
第828回放送の（’22年11月12日・’22年12月11日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA / THE WICKED RULE THE NIGHT ('22年発表 9th「A PARANORMAL EVENING WITH THE MOONFLOWER SOCIETY」)
2. THE BLACK CROWES / THE POWER OF THE NIGHTSTAR ('92発表 2nd「THE SOUTHERN HARMONY AND MUSICAL COMPANION」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. HYDE / FAKE DIVINE ('18年発表 10th SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. SODOM / BEYOND… ('87年発表 SINGLE)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. JULLAN / Imaginary Doll ('84年発表 1st「IMAGINARY DOLL」)
6. JULLAN / Because Of Love ('84年発表 2nd「ELECTROMANCE」)
★ MY FAVORITE SONG
7. fra-foa / 澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。 ('00年発表 3rd SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. GALNERYUS / MY LAST FAREWELL ('13年発表 SELF COVER「THE IRONHEARTED FLAG -Vol.1 REGENERATION SIDE」)
今回の目玉は、SODOMのBEYOND…。シングルバージョンは貴重かも。
1. TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA / THE WICKED RULE THE NIGHT
EDGUYの中心人物、トビアス・サメット率いる“メタルオペラプロジェクト”の新作からの1曲でした。01年に1stが発表された時は「単発プロジェクト」かと思ったのですが、今作が9作目となりました。しかも、1st発表から21年。ここまで続くとは思いませんでしたね。本体のEDGUYよりも力が入っているのはアルバムの発表間隔を見ても明らかです(笑)。今作はメタルオペラの“メタル”に重点がある作品かな。非常に良いです。今日の楽曲でボーカルを務めているのはPRIMAL FEARのラルフ・シーパースです。素晴らし過ぎます。楽曲もAVANTASIA史上、最もヘヴィなナンバーかなと。
2. THE BLACK CROWES / THE POWER OF THE NIGHTSTAR
BLACK CROWESはジョージア州アトランタで結成されたハードロックバンドであります。ディスクガイドを読んでいると全米チャート１位を獲得したということもあり、必ずこの2ndが紹介されるので、聴いてみたところこんな感じでありました。ハードロックというよりサザンロックと言った方が判りやすいかも知れませんね。個人的にはサザンロックは勉強の為に購入したレーナード・スキナードのベストアルバムしかありませんでしたので、こういうテイストの音はある意味新鮮でしたね。いかにも「ザ・アメリカ」という曲調なので、ダメな人にはダメかなとも思いますが、僕はこれを聴きながらのんびりとドライブをしたくなりましたね(笑)。
3. HYDE / FAKE DIVINE
07年から10年間のVAMPSでの活動に区切りを付け18年からソロ活動を再開した彼の再開後３作目のシングルです。ハロウィンをイメージして作られた楽曲、ということで時期的に合うかな、と思いチョイスしてみました。この時期の彼のソロ活動は海外展開を主眼としていたこともあって、この曲の歌詞も全て英語であります。個人的にはこういうゴシックテイストの楽曲、好きですね。ただ、基本的には音は“ラウド”です。ラルクではできないような音をソロで演るのは、棲み分けができて凄く良いと思います。
4. SODOM / BEYOND…
以前も紹介した通り、このSODOMはハードコアパンク、ポジティヴパンク、ハウス、と音楽性を変化させたバンドであります。この87年は活動を再開した時期に当たり、ポジパンからハウスへの過渡期になる時期となります。メンバーは“ダンスパンク”と呼んでいたみたいです。ボーカル、ZAZIEの歌唱方が“普通”になったのが驚きです。ポジパン時代は捻りだすような歌唱でしたからね。この翌年に完全にハウスへ移行するのですが、このダンスパンク路線でのアルバムというのを聴いてみたかったですね。ちなみに87年、僕は高1でこの手の日本のインディーズはまだ知りませんでした。
5. JULLAN / Imaginary Doll
6. JULLAN / Because Of Love
JULLANはシンセを使った“エレクトリック・ポップ・デュオ”であります。いかにも「YMOの影響が大」というような音ですね。デビュー前の83年に坂本龍一さんの人気ラジオ番組「サウンドストリート」でデモテープが紹介されたこともあるそうです。今聴くと確かに音作りに時代を感じるかも知れませんが、YMOやニューウェーヴが好きな人には意外にツボかも、と思うのですが。僕はこういう“ザ80s”という音、大好きですね。ボーカルがあえて無機質に歌っているところもいいですね。こういう楽曲はこの歌唱方がいちばんイイと思います。
7. fra-foa / 澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。
一般的にはあまり知られていないと思いますが、個人的に凄く好きなバンドであります。とにかくボーカル、三上ちさ子さんの歌唱に魅かれますね。また、彼女の書く歌詞がすごく心に刺さります。最初に彼等の演奏を観たときは衝撃でしたね。正直、演奏がそれ程上手いという訳でもないのですが、その姿にとても引き込まれましたね。即、アルバムを購入しました。素晴らしかったです。ただ、“時代の音”かと言われればそうではありません。いい音楽＝売れる ではないを証明するようなアルバムでしたね。
8. GALNERYUS / MY LAST FAREWELL
このセルフカバーアルバムはメジャーデビュー10周年記念ということで制作された作品であります。前任ボーカリスト時代の1st～5thまでの楽曲を現ボーカルの小野正利さんが歌う、という作品です。セルフカバーにありがちな「アレンジの変更」というものがなく、基本に忠実なアレンジでのリレコーディング作品であります。中には「ボーカルが替わるとここまで印象が違うの？」という楽曲もあり、大変楽しめました。改めて思ったのは「やっぱ、ギターのSyuはイイ曲を作るな」ということ。
来週は「GARGOYLE」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.097 ON AIRリスト
筋肉少女帯 / 大公式 ('07年発表)
放送時間は２時間０５分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです！
お知らせ：「エフエムもえる」のＨＰで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。（６分間）
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上！
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分に放送開始
