music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第822回ON AIRリスト(①2022年10月1日放送 ②2022年10月30日放送)

 さて、市内からCDレンタルショップが消えて1年以上経ちます。ま、TSUTAYAなんですが、「お取り寄せサービス」もあり、旧譜を中心に聴く私にはありがたい存在でした。今の時代が「CDで聴く」という時代ではないのは判っているのですが、私みたいな“CD世代”のオッサンには厳しい時代です。ただ、いつまでもこのままでは困るので、ついに「サブスクデビュー」してみました。なるほど、こりゃ便利ですね。かねてから聴きたかった旧譜もしっかり聴くことができました。これで月額980円なら、某アーティストが「サブスクを考えた人は地獄に落ちて欲しい」と訴えたのも判るなあ。これじゃあアーティストは儲からないでしょうね。

 続いても音楽の話題。私が旧譜を多く聴く理由を自分なりに分析してみました。①コンピュータで作った音より“生のバンドサウンド”が好き ②最近の男性ボーカルの“声の細さ”が好きではない ③基本的に「80年代サウンド」が好き といったところですかね。やっぱ、これがオッサンの感性かな。

 今年はカメムシが大量発生しております。非常に不快であります。

 ということで、

第822回放送の(’22年10月1日・’22年10月30日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. OZZY OSBOURNE / Mr.DARKNESS ('22年発表 12th「PATIENT NUMBER 9」)
2. PANTERA / YOU'VE GOT TO BELONG TO IT ('00発表 9th「REINVENTING THE STEEL」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. MASCHERA / 運命の車輪 ('95年発表 1st SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. NEWEST MODEL / みんな信者 ('90年発表 4th「CROSSBREED PARK」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 麻倉未稀 / ヒーロー -Holding Out For a Hero- ('84年発表 11th SINGLE)
6. 丸山みゆき / FIRE ('90年発表 6th SINGLE)

★ MY FAVORITE SONG

7. 家入レオ / もし君を許せたら ('18年発表 14th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. Mardelas / Burn Out! ('22年発表 4th「Mardelas IV」)


 今回の目玉は、MardelasBurn Out!。こういう音を待っていました!

1. OZZY OSBOURNE / Mr.DARKNESS

 バイク事故で負ったケガの後遺症やパーキンソン病と闘うオジーが前作から僅か2年半で新作を届けてくれました。驚きなのはオジーの歌唱です。とても73歳とは思えません。素晴らしいの一言です。今作はギタリストにお馴染みのザック・ワイルドをはじめ、トニー・アイオミ、ジェフ・ベックエリック・クラプトンら非常に豪華なメンバーが集結して作られました。正直、音楽性は“メタル”とは呼べないかも知れませんが、現在、73歳の彼にこれ以上何を求めるのか、という作品だと思います。ちなみに本日はザック・ワイルド参加の楽曲をチョイスしてみました。
 

2. PANTERA / YOU'VE GOT TO BELONG TO IT

 結果的に最終作となった作品からの1曲でした。正直、当時のバンドの状態は人間関係などが最悪だったと思うのですが、アルバムの出来にはまったく関係していませんね。90年代初頭、グランジの台頭で“メタルは死んだ”という状態を救ったのがこのPANTERAと言われております。僕は後追いで聴いた人なのですが、初めて聴いた時は「あ、なるほど、確かに今までにはなかった音だな」と思いました。彼等の影響か「モダン・ヘヴィネス」というジャンル分けもありましたね。メロディーよりもグルーヴを重視、ということでメロディー派のリスナーはこのような音には興味がないと思いますが、ダイムバッグのギタープレイは必聴だと思います。
 

3. MASCHERA / 運命の車輪

 MASCHERAは個人的に思い入れの深いバンドになります。98年、メジャーからの3rdSG[ekou]を聴いたウチのカミさんが「このバンド、イイ!」ということになって、音源を集めることに。インディーズ作品が5作発売されていたのですが、メジャー流通の1作を除いて、かなり苦労して集めた思い出があります。一番苦労したのは「ca・tas・tro・phe Ⅱ」というミニアルバム。確か本州のインディーズショップに電話をかけまくってやっと手に入れたハズです。このバンド、演奏力が非常に高かったと思います。同時代のバンドと比べても突出していましたね。メジャー進出後、アルバム2枚で解散したのが残念。
 

4. NEWEST MODEL / みんな信者

 現在、ソウル・フラワー・ユニオンとして活動しているバンドの前身のひとつがこのNEWEST MODEL。初期はモッズやガレージの影響を受けたストレートなパンクを演奏していましたが、徐々に多彩な音楽性を取り入れ、「日本のミクスチャーロックの先駆け」と呼ばれるように。この4thは彼等の雑食性と実験性が高いレベルで融合された作品です。この「みんな信者」という楽曲は民謡のテイストを取り入れた楽曲。当時、こんなアプローチをするバンドは他にいなかったな。
 

5. 麻倉未稀 / ヒーロー -Holding Out For a Hero-
6. 丸山みゆき / FIRE

 スクール☆ウォーズ主題歌特集」でした。「スクール☆ウォーズ」は僕が中1の頃に放映されたドラマです。今から38年前のドラマですが、僕は今でもこのドラマが大好きですね。このドラマから学んだ事もいっぱいあります。このドラマが僕に与えた影響も数多くあります。“自分”という人格形成に大きく影響を与えたドラマといえます。「ヒーロー」に関してはお馴染みということで詳しく紹介しませんが、「スクール☆ウォーズ2」の主題歌「FIRE」、こちらも「ヒーロー」と同じく原曲はジム・スタインマンであります。このドラマティックな曲展開が素晴らしいです。ミート・ローフの93年発表の全米1位作品「BAT OUT OF HELLⅡ:BACK INTO HELL」にも収録されています。
 

7. 家入レオ / もし君を許せたら

 彼女の楽曲はデビュー時から聴いていますが、デビューから10年経っても安定したセールスを記録しているのは素晴らしいと思います。5年目以降、シングルのリリースの間隔が空くようになりますが、発表される楽曲が凄く印象に残る楽曲で「楽曲を厳選しているな」と感じます。何と言っても彼女の“声”が凄くイイです。どんな人の書いた楽曲も彼女の声で“家入レオの曲”になる声の強さがあります。
 

8. Mardelas / Burn Out!

 蛇石マリナ率いるMardelas、フルアルバムとしては4年振りとなる作品からオープニングナンバーをお送りしました。マリナさんについてはDESTROSE時代から注目していましたが、ここでも素晴らしいボーカルを聴かせてくれています。以前と比べて歌唱方にクセがなくなって“聴きやすく”なっていると思います。このバンドの特徴として“メタルだけど歌謡曲的な歌メロ”というのがあると思います。その部分を嫌う人もいるかと思いますが、個人的にはそこがイイと思っております。次作は4年も待たせないで下さい(笑)。
 
 来週は「Mardelas」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.091 ON AIRリスト

郷 ひろみ / THE GREATEST HITS OF HIROMI GO VOL.Ⅱ -Ballads- ('95年発表)

 放送時間は2時間00分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

「JCBAインターネットサイマルラジオ」

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アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始