さて、８月最終週ということで、この番組も無事に１６周年です。もう「ライフワーク」というか番組制作が生活の一部となっていますので、これからも続けていきますのでよろしくお願いいたします！
先日、携帯の“音”が出なくなる、という現象に遭遇。そう、すべての音です。ということは、着信音も鳴らないということです。夜中の“緊急呼び出し”もある職場なので、このままでは非常にマズイということで、携帯ショップへ。原因はバッテリーが膨張し、スピーカーに悪影響を与えているとのこと。もう寿命かなと思い、その場で機種変更しました。４年１１ヶ月、これって結構長持ちしたのかな？ ということで、ここ２日間はアプリの再設定に苦戦しております(笑)。
本日、家庭菜園の枝豆を収穫しました。昨年は収穫寸前で鹿に食われて全滅したので、ホっとしております。ちょっと多く植えすぎたかな(笑)。ミニトマト、ししとうもほぼ終了。ナスとピーマンはもうちょっと採れるかな。パプリカはやっと色がついてきました。
ということで、
第817回放送の（’22年8月27日・’22年9月25日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. DREAM THEATER / AFTERLIFE ('89年発表 1st「WHEN DREAM AND DAY UNITE」)
2. DARK TRANQUILLITY / THE POISON WELL ('02発表 6th「DAMAGE DONE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. LUNA SEA / G. ('96年発表 5th「STYLE」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE MAD CAPSULE MARKET'S / 讃美歌 ('90年発表 1st「HUMANITY」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. エレファント カシマシ / 幸せよ、この指にとまれ ('10年発表 19th「悪魔のささやき -そして、心に火を灯す旅-」)
6. エレファント カシマシ / ワインディングロード ('12年発表 21th「MASTERPIECE」)
★ MY FAVORITE SONG
7. MR.CHILDREN / innocent world ('94年発表 5th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. NEMOPHILA / 雷霆 -RAITEI- ('21年発表 1st「REVIVE」)
今回の目玉は、THE MAD CAPSULE MARKET'Sの讃美歌。“パンク期”もカッコイイです！
1. DREAM THEATER / AFTERLIFE
“プログレッシヴ・メタル”というジャンルを確立した、と言われるのがこのDREAM THEATER。彼等の登場以前にもQUEENRYCHEなどもこのような音を出していましたが、ジャンルを確立したのは彼等、と言っても良いでしょう。３年後に発表された2nd「IMAGES AND WORDS」という名盤の存在があってか、この1stの印象がイマイチ弱いのですが、この1stの方がよりメタリックな作風となっていると思います。この作品でボーカルを務めたチャーリー・ドミニシの声質が現ボーカルのジェイムズ・ラブリエよりも金属的なこともあるのでしょうが。演奏に関してはデビュー作とは思えないようなハイレベルな演奏であります。
2. DARK TRANQUILLITY / THE POISON WELL
DARK TRANQUILLITYは1st～3rdまでは「スラッシュ的なメロデス」を演奏していましたが、ボーカル、ミカエル・スタンネが喉を痛めたことと音楽性の嗜好の変化もあって4th、5thは「ゴシック的な音」の作品を発表しました。この6thは初期の攻撃性とスピード、4th、5thの哀愁感を見事にブレンドしたような作品となっています。4thでのクリーンボイスの導入で激怒したファンもこの作品には納得したでしょう。今ではクリーンボイスの導入は当たり前になっていますが、当時は“背信行為”と受け取られたというのが時代を感じます。完成度は非常に高いと思います。
3. LUNA SEA / G.
この5th「STYLE」はメンバーがソロ活動に入る前に制作された最後の作品になります。個人的には彼等の最高傑作はこの5thだと思っております。セールスではソロ活動後に制作された6th「SHINE」がミリオンセールスを記録しますが、“河村隆一とLUNA SEA”的な感じがして、“バンド“としての最高傑作はやっぱこの5thかなと。LUNA SEAの魅力って“メンバーのぶつかり合い”だと思うので、そのバランスがもっとも取れているのがこの5thかな。RYUICHIの声もこの頃が一番いいかな。音の太さとグルーヴも文句無しですね。彼等にはこの作品を超えるアルバムを期待したいのですが。
4. THE MAD CAPSULE MARKET'S / 讃美歌
MADは今でこそ“日本におけるミクスチャーロックの先駆け”とされていますが、初期の彼等の音楽性は完全に“パンク”でありました。今日はインディーズ時代の1stの楽曲を紹介しましたが、この当時のギタリストは後にDIE IN CRIESに加入する室姫臣さんであります。この「讃美歌」という楽曲も室姫さんの作詞作曲であります。インディーズ時代の彼等を評価していたミュージシャンは布袋さん、hideさん、BTの今井さんなどであります。僕がMADに興味を持ったのも“彼等が評価しているから”というのが大きかったかな。ちなみにメジャーから再発されたモノは修正音が入っていますが、僕が所有しているのはもちろん無修正のインディーズ盤であります(笑)。
5. エレファント カシマシ / 幸せよ、この指にとまれ
6. エレファント カシマシ / ワインディングロード
さて、「エレファント カシマシ特集」10週目、19th「悪魔のささやき -そして、心に火を灯す旅-」は前作から１年7ヶ月のスパンで発表された作品でチャート最高位は8位を記録しました。理由は不明ですが、現在は廃盤で中古では2万円程で取り引きされている模様です。「幸せよ、この指にとまれ」は先行シングル曲であります。20th「MASTERPIECE」は前作とほぼ同じスパンで発表され、チャート最高位９位を獲得しました。もう完全に“エレカシ”という存在が定着し、一般人にも浸透した感じですね。“いい作品を作るバンド”というファンの認識も定着しましたね。この時期にエレカシの良さを気付いた人に3rdや4thを聴かせるとどのような反応をするか試してみたいですね(笑)。
7. MR.CHILDREN / innocent world
「51歳が選ぶサマーソング」9週目、最終回、僕が23歳の頃の楽曲です。僕は前作の「CROSS ROAD」で初めて彼等の楽曲に触れたのですが、この「innocent world」を聴いて「あ、ミスチル、大ブレイクだ」と確信しましたね。初のチャート１位を獲得し、194万枚のセールスを記録、94年年間チャート１位も獲得しました。僕もこの年の夏はヘビーローテーションでしたね。楽曲の構成というかラストのサビへの持って行き方が絶妙ですね。よく考えられています。この辺りが小林武史の凄いところかな。
8. NEMOPHILA / 雷霆 -RAITEI-
この１年で３回目の紹介ということから判るとおり、個人的に今、一番期待しているバンドがこのNEMOPHILAであります。まず、ボーカルのmayuが素晴らしい！ クリーンボイスからスクリームまで自由自在。こんな凄いボーカル、よく見付けたな、という感じです。リズム隊も素晴らしく、ギターの2人はテクニックが素晴らしい。海外でも間違いなく通用するバンドであります。YouTubeでの海外の反応も素晴らしいものがありました。ビジュアル的にも文句無し(笑)。世界を股にかけて暴れて欲しいバンドであります。
来週は「FLYING KIDS」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.086 ON AIRリスト
杏里 / MY FAVORITE SONGS ('88年発表)、MY FAVORITE SONGS 2 ('91年発表)
放送時間は２時間２６分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです！
お知らせ：「エフエムもえる」のＨＰで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。（６分間）
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上！
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分に放送開始
