さて、私は水曜日に“4回目の”コロナワクチン接種をしました。当初は「60歳以上の方」が対象でしたが、方針変更で「60歳未満の医療従事者、高齢者施設従事者」も対象になり、私も含まれました。多分、ワクチンが余っているんでしょうね(笑)。過去3回、腕の痛み以外、副反応がなかったので、「多分、今回も大丈夫」と思っていました。接種したワクチンはモデルナ製でしたが結果は腕の痛みのみ。多分、私はコロナに感染しても無症状で終わるのでしょうね。ちなみに、私の施設の60歳未満の職員のほとんどは副反応がでていますので、私みたいな人は貴重な存在であります。今後の接種で「副反応が出た」と言っても信用されないと思います(笑)。
お盆ということですが、当家のお墓は自宅から徒歩3分のところにあるので、明日の夕方に“暑さと人混み”を避けて行こうかなと。
ということで、
第815回放送の(’22年8月13日・’22年9月11日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. FIREWIND / WHEN ALL IS SAID AND DONE ('10年発表 6th「DAYS OF DEFIANCE」)
2. W.A.S.P. / I DON'T NEED NO DOCTOR ('86発表 3rd「INSIDE THE ELECTRIC CIRCUS」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. 犬神サアカス團 / 寄生蟲 ('00年発表 Mini「赤猫」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE STREET SLIDERS / 蜃気楼 ('86年発表 5th「天使たち」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. エレファント カシマシ / 風 ('04年発表 15th「風」)
6. エレファント カシマシ / シグナル ('06年発表 16th「町を見下ろす丘」)
★ MY FAVORITE SONG
7. SPEED / Body & Soul ('96年発表 1st SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. WOLF / Heart Beat ('87年発表 Mini「WOLF」)
今回の目玉は、THE STREET SLIDERSの蜃気楼。やっぱ、カッコエエ…。
1. FIREWIND / WHEN ALL IS SAID AND DONE
FIREWINDは今ではメタルシーンでトップクラスのギタリストになったガス・Gが率いるバンドであります。ガス・Gが一気に知名度を上げたのが、09年の「オジー・オズボーンバンドへの加入」でありました。本日紹介した楽曲は丁度その時期に作られたアルバムからの1曲です。個人的にはこの手の作品は好きなのですが、レビューでは賛否が分かれていますね。その意見のひとつに「ギタープレイは素晴らしいが、“もう一歩という楽曲のオンパレード”」というのがありました。確かに、このバンドには「これがFIREWINDの代表曲」というのが無いかなあ。80点止まりの楽曲が並ぶ、というのは判る気がします。期待しているだけに勿体ないです。
2. W.A.S.P. / I DON'T NEED NO DOCTOR
デビューシングルのジャケットでコスチュームの股間に付けたノコギリが話題になり、“ノコギリ王子”の異名をとったボーカル、ブラッキー・ローレスが率いたW.A.S.P.。ヴィジュアルイメージで損をしているかも知れませんが、実は一貫して素晴らしいハードロックを演奏しております。今日はそんな彼等の意外なカバー曲をお送りしてみました。この曲、実はレイ・チャールズのカバーであります(笑)。このアルバム、カバーが2曲収録されているのですが、ローレスの作曲能力を考えると全曲オリジナルでも良かったのかなと。僕はW.A.S.P.に関してはベストアルバムしか所有していないのですが、ブラッキー・ローレスのソングライティング能力は改めて素晴らしいと思います。
3. 犬神サアカス團 / 寄生蟲
今年もお盆に登場です。このバンドの楽曲が流れる番組って少ないのかなと思っております(笑)。僕がこのバンドを知ったのは、雑誌「ロッキンf」だったと思います。当時のロクfはメタル・ハードロック雑誌というより、ヴィジュアル系に舵を切っていたので、彼等も紹介されたのかなと。“昭和のアングラ”を前面に押し出していたのが気になり、通販でアルバムを購入してみたところ、とても面白い作品でありました。歌詞も過激で“これぞインディーズ”という内容でした。このアルバム、ミニアルバムですが、内容は非常に濃く、満足の仕上がりです。その時から23年、とても長い付き合いになりましたね(笑)。
4. THE STREET SLIDERS / 蜃気楼
昨年、長期の特集を組んだスライダーズです。このアルバムは僕が中3の頃の作品で、プロデューサーに佐久間正英を迎えた作品であります。リアルタイムでは聴きませんでしたが、レンタルレコード店でこのジャケットはよく拝見した記憶があります。いい意味でメジャー感が増した作品になったと思います。調べてみるとこのアルバム、LP・カセットとCDの収録曲数が違っていたそうです。当時、CD普及のためにこのような商法が普通に行われていたのを思い出しました。彼等のカッコ良さは中高生の頃は判りませんでしたね。ほんとにここ数年で判りましたからね。
5. エレファント カシマシ / 風
6. エレファント カシマシ / シグナル
さて、「エレファント カシマシ特集」8週目、15th「風」は前作から僅か半年で発表されたアルバムです。お送りした「風」はアルバムラストの楽曲で、静かな楽曲ですが、アルバム内容としてはバンドの充実を感じさせる勢いのある内容です。16th「町を見下ろす丘」は1年半のスパンを空けて発表された作品で、内容的には非常に充実した内容でしたが、チャート成績は2作ともトップ40にも入らず、苦戦を強いられていた感じです。良い内容とチャート成績は必ずしも比例しませんが、ファンとしては悔しかったですね。結局、これがEMI在籍時の最後の作品となりました。
7. SPEED / Body & Soul
「51歳が選ぶサマーソング」7週目、個人的にSPEEDのデビューは衝撃的でしたね。メインボーカルの2人が小6と中1だっていうことが驚きでした。また、驚異の歌唱力、特にhiroのハイトーンは驚異的でしたね。そして、何より伊秩さんの楽曲が最高に良かった。今聴くと歌詞の内容は小中学生にはちょっと過激だったかな。僕は最初、「小中学生の子供がデビューか…」なんて思っていましたが、テレビで彼女達のパフォーマンスを観て、次の日にはショップでシングルを買いました(笑)。最終的には80万枚を超えるセールスを記録し、一躍スターダムに上り詰めます。
8. WOLF / Heart Beat
最終的にはメジャーシーンでの活動はありませんでしたが、ジャパニーズメタルシーンでは知られた存在だったのがこのWOLF。ギターの黒木さんのプレイが話題になりますが、僕はボーカル、松本さんのハイトーンボーカルがあったからこその評価だったと思います。ジャパメタのハイトーンでありがちな“苦しそうな”ハイトーンではなく、“どこまでも伸びるようなハイトーン”。ジャパニーズメタル屈指のボーカルと思っております。このバンド、実はリズム隊も素晴らしい。こんなバンドがインディーズで終わってしまうなんて勿体ない。
来週は「SOFT BALLET」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.084 ON AIRリスト
犬神サアカス團 / 籠の鳥、天空を知らず ('09年発表)
放送時間は2時間27分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!
お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上!
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始