さて、先週の土曜日、市内在住の同級生3人と食事をしました。うち、1人とは30年振りの再会でした。聞けば、2年前に地元に帰って来ていたそうです。「もっと、早く教えてくれたらいいのに」と突っ込みましたが、コロナ禍だったので、会えなかったかな。いろいろと大変だったみたいですが、元気そうで安心しました。
この7月、地元の高校では「学校祭」が開催されます。僕にとっては35年も前の話ですが、今でも記憶が鮮明に残っていますね。高1、高2、高3とそれぞれ思い出がありますが、やっぱ、高3の「最後の学校祭」が印象に残っています。「仮装行列」「研究発表」「壁新聞」「クラス合唱」の総合ポイントで順位を競うのですが、ウチのクラスは30クラス中、総合2位。準優勝でした。至って“普通”のクラスでしたが、ここぞというときの団結力はあったのかなと思います。僕は一応、「学級委員長」でしたので、準優勝のトロフィーを受け取る役だったのですが、やっぱ嬉しかったのでしょうね、ステージでトロフィーを高々と掲げ、クラスみんなの声援を受けて酔っていましたもの(笑)。
最近、ふと思った。今の職場は人数も多く、個性も人それぞれ。ある意味「学級」みたいなもの。学級委員長だった「あの頃」のような気持ちで仕事に取り組んでみたら…。実践してみようかなと思います。
ということで、
第810回放送の(’22年7月9日・’22年8月7日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. AC/DC / STIFF UPPER LIP ('00年発表 14th「STIFF UPPER LIP」)
2. BULLET FOR MY VALENTINE / DEATH BY A THOUSAND CUTS ('21発表 7th「BULLET FOR MY VALENTINE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. D-SHADE / ALONE ('98年発表 Mini「Dear」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. KUSU KUSU / オレンヂバナナ ('91年発表 3rd SINGLE)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. エレファント カシマシ / お前の夢を見た(ふられた男) ('92年発表 5th「エレファントカシマシ5」)
6. エレファント カシマシ / 道 ('93年発表 6th「奴隷天国」)
★ MY FAVORITE SONG
7. TUBE / さよならイエスタデイ ('91年発表 13th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. BLINDMAN / The Way To The Hill ('01年発表 3rd「BLINDMAN」)
今回の目玉は、D-SHADEのALONE。メロディーセンスが素晴らしいです!
1. AC/DC / STIFF UPPER LIP
イントロを聴いただけで“AC/DC”というのが判ります。1stからその音楽性はまったくブレませんね。前作が暗い雰囲気の作品だったのに対して、この作品は明るくパワフルな楽曲が多数収録されているのが特徴的です。世界的な人気は凄まじいのに、ここ日本ではそれ程の人気ではない、というバンドの最たるものがこのAC/DCでしょうね。この00年の時点で彼等は18年もの間、来日公演を行っておりませんでした。ただ、日本のファンもこの“レジェンド”の雄姿が観たい、という声が大きくなり、01年に19年振りの日本公演が実現しました。横浜アリーナ、大阪城ホール、共に超満員でありました。
2. BULLET FOR MY VALENTINE / DEATH BY A THOUSAND CUTS
先程のAC/DCと比較してこちらはアルバムごとに作風が異なるバンドであります。メタルコアの王道を行くかと思いきや、ちょっと軟弱な路線に走ったり、そしてまた戻ったり。正直、迷走している感が否めません。この作品に関しては「勢いを取り戻した」という感じに仕上がっております。前作が余りにもメロディアス方向にシフトした反動なのか、こちらはヘヴィに特化した作風かな。そんな訳で“メロディー”という部分がちょっと弱いかな。“ヘヴィだけどメロディアス”となればこのバンドは敵なしだと思うのですが。次作に期待です。
3. D-SHADE / ALONE
個人的に「若いけど、メロディセンスが素晴らしい!」と認めていたバンドがこのD-SHADE。人によっては「CRAZEフォロワーじゃん」で済ます人もいると思いますが、20歳そこそこでこの演奏力、作曲能力は単純に凄いなと。人気も高く、当然のようにメジャーに進出しますが、メジャーでは楽曲の質は文句無しだけど“丸くなった”イメージがありますね。そんな訳で、個人的にはインディーズ時代の2作のミニアルバムがお気に入りですね。
4. KUSU KUSU / オレンヂバナナ
KUSU KUSUはイカ天出身バンドであります。実は彼等はFLYING KIDSに接戦の末、敗れたため「イカ天キング」にはなっておりません。しかし、ファンの人気を掴み、番組内の「アマチュアバンドベストテン」コーナーでは10週連続の1位を獲得し、メジャーへのキッカケを得ます。この「オレンヂバナナ」は番組出場時に演奏したナンバーでバンドの代表曲であります。しかし、公式音源化はデビュー2年目、とかなり遅くなりました。この代表曲がメジャーデビュー曲だったら、展開が少し変わったかも知れません。歌に耳がいってしまいますが、演奏がかなり上手いのが判ります。
5. エレファント カシマシ / お前の夢を見た(ふられた男)
6. エレファント カシマシ / 道
さて、「エレファント カシマシ特集」3週目、5th「エレファントカシマシ5」は前作から1年7ヶ月のスパンを持って発表された作品です。前作は“孤高の名作”だったもののバンドサウンドという面ではちょっと弱かったのが事実です。この作品では“バンドサウンド”をちょっと意識したかな、という作りになっております。6th「奴隷天国」は理由は判りませんが長期に渡り廃盤になっていた作品であります。初期エレカシの作品では非常にバランスの取れた作品と感じます。内容的にも文句無しですが、“孤高”のイメージが強いせいか、ヒットには繋がりませんでした。
7. TUBE / さよならイエスタデイ
「51歳が選ぶサマーソング」2週目、ということでチョイスしたのがこの楽曲であります。やっぱ、僕の中では夏といえば「サザン・オメガ・チューブ」なんですね(笑)。先週に引き続き、今週も“ラテンテイスト”です。実はこの曲、彼等にとってチャレンジングな楽曲であります。「ラテンテイスト」「女性言葉」、この2つはこの曲で彼等が初めてバンドとしてチャレンジした事であります。この曲のヒットで明らかに楽曲の幅が広がったと思います。
8. BLINDMAN / The Way To The Hill
個人的に“日本が誇る正統派ハードロックバンド”と思っているBLINDMAN。今日の楽曲はメジャーデビュー作のオープニング曲なのですが、貫禄十分であります。ま、この時点でインディーズでフル2枚、ミニ1枚、ライブ1枚を発表していたので当然でしょうかね。ボーカルの好みは分かれると思いますが、この音楽性には合っていると思います。ギタープレイに関してもメロディセンスあるプレイを聴かせてくれています。もっと評価されても良いバンドだと思っているのですが。
来週は「MEGADETH」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.079 ON AIRリスト
BON JOVI / GREATEST HITS -THE ULTIMATE COLLECTION- ('10年発表)
放送時間は2時間32分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!
お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上!
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始