music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第808回ON AIRリスト(①2022年6月25日放送 ②2022年7月24日放送)

 さて、2年程前に購入した「JAPANESE ROCK 80'S」というディスクガイドがあります。著者の独自の定義で83年から93年のアルバムが紹介されております。この時代が“青春時代”だった僕には思い出のアルバムが多数、紹介されています。かなりの作品を所有しておりますが、「おや、知らなかった」というバンド、作品もかなりあります。紹介文を読み、気になった作品は財布の中身と相談しながら購入しております。もちろん中古ですけどね。先日もそんな感じで2バンドの音源をゲットしました。何となく“夏向き”だったので近々紹介したいと思います。
最近は“ダウンロード販売”がメインですので、“ディスクガイド”というのも将来的には無くなるのかなあ、なんて思うと寂しくなりますね。

 ということで、

第808回放送の(’22年6月25日・’22年7月24日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. HELLOWEEN / WHERE THE RAIN GROWS ('94年発表 6th「Master of the Rings」)
2. U.D.O. / KICK IN THE FACE ('91発表 4th「TIMEBOMB」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. L'Arc-en-Ciel / いばらの涙 ('99年発表 7th「ray」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. RED WARRIORS / NEVER GIVE UP ('88年発表 3rd「KING'S」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. エレファント カシマシ / ファイティングマン ('88年発表 1st「THE ELEPHANT KASHIMASHI」)
6. エレファント カシマシ / おはよう こんにちは ('88年発表 2nd「THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ」)

★ MY FAVORITE SONG

7. T.M.REVOLUTION / HOT LIMIT ('99年発表 8th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. DESTROSE / MAZE ('13年発表 5th SINGLE「霖-RIN-」C/W)


 今回の目玉は、DESTROSEMAZE。この曲はカッコイイです!

1. HELLOWEEN / WHERE THE RAIN GROWS

 名作「KEEPERS OF THE SEVEN KEYS PART 1、PART 2」でその人気を確かなものにしたHELLOWEEN。しかし、4th、5thで音楽性を拡散させたことで迷走してしまいます。バンドは大きなメンバーチェンジを敢行し、音楽性も“自分達に求められているもの”へ回帰することに。そして制作されたのがこの6th。パワフルでキャッチーな楽曲は「HELLOWEEN復活!」と呼べるものでしたね。名盤です。90年代初めに迷走し瀕死状態に陥ったバンドがここまで蘇り、大きく飛躍したのは奇跡的だと思います。
 

2. U.D.O. / KICK IN THE FACE

 元ACCEPTのボーカル、ウド・ダークシュナイダーが率いるU.D.O.。本家ACCEPTがウド脱退後、アルバム1枚を残し崩壊したことで、ファンはこのU.D.O.を“ACCEPTの後継者”と捉えていたでしょうね。この4th「TIMEBOMB」に影響を与えたのはJUDAS PRIESTの90年発表の名作「PAIN KILLER」です。スピード感、重厚感、楽曲の完成度、どれも過去最高の出来になっております。個人的にはギター、マティアス・ディートのメロディアスなプレイが気に入っています。
 

3. L'Arc-en-Ciel / いばらの涙

 この時期の彼等は正に“絶頂期”でありましたね。V系ファンだけでなく、一般層にも聴かれる存在でしたね。このアルバムは6th「ark」と同時発売、チャート1位、2位を独占し1週目で共にミリオンセールスを記録しました。最終的には2作とも200万枚を超えるセールスになりました。個人的にはこちらの「ray」の方が“アルバムとして”の完成度が高いかなと。この「いばらの涙」はアルペジオから入って、静かな曲調からサビでヘヴィになる、という構成が素晴らしいと思います。僕はこういう楽曲展開に弱いんですよね。
 

4. RED WARRIORS / NEVER GIVE UP

 僕がRED’Sの音を初めて聴いたのは確か高1だったと思います。2nd発表後に1st、2ndを同時に聴いたハズ。当時の僕はスライダーズのようなロックンロールは受け付けなかったのですが、彼等の音はすんなりと受け入れられましたね。多分、この“疾走感”がその理由だと思っています。この3rdは発売と同時にリアルタイムで聴いた作品です。期待通りの出来で、当時はかなりヘビロテで聴いた作品ですね。当時、ユカイのボーカルスタイルが凄く好きだったなあ
 

5. エレファント カシマシ / ファイティングマン
6. エレファント カシマシ / おはよう こんにちは

 さて、「エレファント カシマシ特集」1週目、新たな特集はボーカルの宮本さんがすっかり有名なってしまったエレカシです。1曲目「ファイティングマン」は1stのオープニングを飾る楽曲で“ここからすべて始まった”ともいうべき楽曲です。宮本さんの歌唱で荒々しく聴こえますが、実は楽曲としてはポップだと思います。でも最初に聴いた時はやっぱ衝撃でしたね。2nd「THE ELEPHANT KASHIMASHI Ⅱ」は1stから僅か8ヶ月のスパンで発表された作品です。当時のバンドブームでも彼等は“異端”だったと思います。まずこんなボーカルスタイルの人はいませんでしたからね。僕が彼等の演奏をテレビで始めて観たのがこの時期だったと思います。あまりに衝撃的で怖くなったのを覚えています。「絶対このバンドには手を付けないだろうな」と思いました。
 

7. T.M.REVOLUTION / HOT LIMIT

 この「HOT LIMIT」は自身2曲目のチャート首位獲得曲であります。僕は西川貴教さんをボーカリストとして非常に評価しております。彼がLuis-Maryのボーカルとしてデビューした時はそれ程気にならない存在でしたが、ソロになりテレビ出演が多くなって来たときに「あ、彼は上手いな」と。実際に札幌で彼のライブも観たことがあるのですが、パワーと歌唱力に脱帽しましたね。
 

8. DESTROSE / MAZE

 多くのガールズメタルバンドのメンバーを輩出したことで知られる“伝説のバンド”がこのDESTROSE。現Mardelasの蛇石マリナがボーカルを務めたこの時期のDESTROSEが最強だったかな。マリナのボーカルも凄いが、バックの演奏も女性とは思えないヘヴィさです。この「MAZE」という楽曲は結果的にマリナ在籍時のラストシングルになるのですが、楽曲が日本人の琴線にふれるメロディがイイな。できれば、このラインナップでもう1枚アルバムを作って欲しかったな。
 
 来週は「サザンオールスターズ」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.077 ON AIRリスト

TM NETWORK / STAR BOX ('99年発表)、TMN / STAR BOX ('99年発表)

 放送時間は2時間23分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始