さて、先日YU-KIクンの通う中学校で“職場体験”なるものが行われました。彼がチョイスした職場は「エフエムもえる」! 最初は私の職場の老人ホームを希望したそうですが“コロナ禍で園への出入りが制限されている”こともあって却下されたそうで。ま、私の職場は“隣町”なので、そもそも無理だったかな(笑)。ただ、父親の仕事に興味を持ってもらえるのは嬉しい事です。(ラジオは仕事ではありませんがね) 職場体験では「30分の生放送番組」を体験したそうです。今日の正午から再放送があり、私も聴いてみました。親バカですが「なかなかやるなあ」という感じでした(笑)。予想以上の出来だったと思います。そんな訳で、親子で「エフエムもえる」に出演が実現してしまいました。ただ、現在のところ“親子共演”の予定はありません(笑)。
明日、「エフエムもえる」の17周年記念特番「FMC番組名鑑」が放送されます。「music mania」は午前11時42分頃となっております。ほぼ一発録りで持ち時間“6分”丁度におさめました。放送内容を簡潔に紹介したつもりなのですが。
ということで、
第775回放送の(’21年11月6日・’21年12月5日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. ACCEPT / FAST AS A SHARK ('82年発表4th「RESTRESS AND WILD」)
2. HIBRIA / THE SHELTER'S ON FIRE ('11年発表3rd「BLIND RIDE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Ravecraft / Marmelade ('96年発表Mini「Illution」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. 有機生命体 / 目覚めの電気パウダー ('90年発表2nd「避雷針と火星の人形」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 氷室京介 / Believe ('00年発表8th「MERROW」)
6. 氷室京介 / OUTSIDE BEAUTY ('00年発表9th「beat haze odyssey」)
★ MY FAVORITE SONG
7. ROBERTA FLACK / KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG ('73年発表4th「KILLING ME SOFTLY」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. SABER TIGER / THRILLSEEKER ('00年発表BEST「THE HISTORY OF THE NEW WORLD」)
今回の目玉は、ROBERTA FLACKのKILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG。これは名曲!。
1. ACCEPT / FAST AS A SHARK
ドイツのメタルバンドとしてはSCORPIONSに続く存在のACCEPT。3rd「BREAKER」で自分達のスタイルを固め、さらなる飛躍を目指したのがこの4th。ドイツ民謡とボーカル、ウドの叫びから始まるこの「FAST AS A SHARK」はアルバムのオープニング曲で、メタル史上に残る名曲であります。ただ、ACCEPTの楽曲というのは基本的にはミドルテンポのナンバーが主なのである意味“異質”な楽曲でもあります。このアルバムの高評価から彼等の快進撃が始まります。
2. HIBRIA / THE SHELTER'S ON FIRE
ブラジルの正統派メタルバンドの3rdからの1曲です。04年発表のデビューアルバムで高評価を受け、ベーシストのチェンジを経て発表された作品なのですが、1曲、1曲は聴いてのとおり素晴らしい“正統派メタル”なのですが、アルバム全体がこんな感じなので「一本調子」になっているのが残念かな。初期作品のようにメリハリを付けてドラマティックな展開があれば100点のアルバムになったと思います。そのあたりが気にならなければ“高評価”の作品だと思いますね。
3. Ravecraft / Marmelade
このRavecraftは大阪のバンドですね。聴いての通り音はかなりソフトですね。勢いよりも楽曲重視という感じですかね。ボーカルも演奏も問題ないと思います。ただ、強烈な個性というのは正直、感じないので「中の上」という評価になってしまいます。この時期のヴィジュアル系バンドは「Break Out!」という番組で紹介されることも多く、状況としてはかなり恵まれていましたが、露出が多くなることで、観ている人には“満腹感”が感じられ飽きられるのも早かったのかなとも思います。
4. 有機生命体 / 目覚めの電気パウダー
女性ボーカル、パーム・ルージュ・マリリンが率いたバンドです。イカ天にも出場経験がありましたね。マリリンのボーカルは特別上手いとは言えないのですが個性的です。楽曲は非常に幅広く、ジャンルで括るのが難しいバンドですね。個人的にはこの“狂気じみた”歌詞が気に入っています。この楽曲はジャジーな楽曲ですが、アルバムにはロックンロール、プログレ、ディスコ、激しいロック、など多彩な楽曲でかなり楽しめる内容であります。ま、「聴いてみよう!」という人はほぼいないと思いますが、中古では安値で販売されていましたね。
5. 氷室京介 / Believe
6. 氷室京介 / OUTSIDE BEAUTY
さて、「氷室京介特集」6週目です。8th「MERROW」はタイトルどおり“メロウな楽曲”が中心の作品。10曲中7曲をミディアム、スローナンバーが占めています。個人的にはこのようなバランスの作品は好きではないのですが、この作品に収録されている楽曲がかなりの高品質ということもあって嫌いではありません。“大人の”ヒムロックが味わえるアルバムですね。9th「beat haze odyssey」は前作から僅か8ヶ月でリリースされた作品。これはツアー用の新曲のためのレコーディングと言われています。通常版は7曲入りということで実質的には“ミニアルバム”という作品であります。それもあってか、何となく“中途半端”という感じのアルバムになったのが残念ですかね。ちなみにこの2枚、バックのミュージシャンはすべて外国人でありました。
7. ROBERTA FLACK / KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG
邦題は「やさしく歌って」。73年に全米チャート1位を獲得し、同年のグラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門を受賞しました。有名な楽曲なので、どこかで耳にした事があるという人も多いはず。有名どころでは平井堅さん、渡辺美里さん、本田美奈子さんがカバーしていますね。先日、とあるテレビ番組でこの曲が流れていて、改めて楽曲の良さに魅かれてしまいました。
8. SABER TIGER / THRILLSEEKER
彼等の4th「PROJECT ONE」はロン・キール、柴田直人、本間大嗣が参加したその名の通り“プロジェクト”な作品でした。その制作過程でガイドボーカルを務めたのが現ボーカルの下山さん。このベストアルバムでは「PROJECT ONE」の全曲を“改めて”下山さんが歌い直しております。オリジナル盤でのキールのボーカルも悪くはないのですが、楽曲的には下山さんのパワフルなボーカルが合っているかな。なぜ、このボーカルで最初から発表しなかったのかな。
来週は「AMARANTHE」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.044 ON AIRリスト
小比類巻かほる / Black Kohhy Best '85-'89 ('95年発表) White Kohhy Best '89-'95 ('95年発表)
放送時間は2時間24分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!
以上!
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放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始