さて、「エフエムもえる」では毎年この時期に“〇周年記念特番”が放送されます。今年の放送は11月7日(日)です。今年の特番の内容は「FMC番組名鑑」。“BGMと楽曲なしの6分間で紹介を”というルールです。私は生放送の出演が出来ないので、“収録”ということにしました。ま、いつものスタイルですが(笑)。
先日の番組収録時に「番組名鑑」の収録も済ませました。紹介の冒頭で、①番組タイトル ②放送時間 ③番組内容 ④出演者の名前 を伝えて後は自由に、という決まりだったのですが、何となくしっくりこなくて、勝手に構成を①→④→③→②に変えてしまいました。ただ、番組紹介としてはかなりの出来だと自負。時間も6分ちょうど。6分って意外に短いと感じましたね。2テイクで終わったところが“収録放送の鬼”と改めて思いました。
先日、「45 GODIEGO 1976-2021」という本を入手しました。とある書店で偶然に発見し「ゴダイゴのすべてがわかる一冊!」というオビの文句に魅かれ「あ、コレは買わなきゃ」と思い値段を確認すると5500円! ちょっと高いなあ、と思いましたが、“ゴダイゴフリーク”の私には必要不可欠な1冊と思い購入しました! 永久保存版ですね。
ということで、
第773回放送の(’21年10月23日・’21年11月21日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
2. ETERNAL TEARS OF SORROW / NOCTURNAL STAINS ('00年発表3rd「CHAOTIC BEAUTY」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Silver-Rose / Deep ('92年発表2nd Mini「Keen Kiss Me」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. GYMNOPEDIA / LOST CHILD ('90年発表2nd「Aches For Relatives」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 氷室京介 / MISSING PIECE ('96年発表6th「MISSING PIECE」)
6. 氷室京介 / RE-BORN ('97年発表7th「I・DE・A」)
★ MY FAVORITE SONG
7. Cocco / 樹海の糸 ('99年発表5th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. LADIES ROOM / BIG BOOBS AND BUNS ('96年発表BEST「BAND CRUSH #1(ROCK'N ROLL PIECES XXX)」)
今回の目玉は、GYMNOPEDIAのLOST CHILD。皆さんにもっと知ってもらいたいバンドです。
1. SKID ROW / SWEET LITTLE SISTER
“BON JOVIの弟分”という触れ込みでデビューしたSKID ROW。その音は聴いてのとおり、BON JOVIよりヘヴィでアグレッシヴであります。僕も“BON JOVIの弟分”というキーワードが気になって購入したクチであります。聴いてみるとこのような音で、「BON JOVIとは違うけど、スゲー、かっこいい!」となって一発で気に入りましたね。バラードナンバーも違和感なく収められているところがイイですね。この作品は全米最高6位、300万枚のセールスを記録しました。結果的にBON JOVIではなく“ガンズのフォロワー”的なポジションに付くことになります。2ndで全米1位に上り詰めますが、個人的にはこの1stが一番好きですね。
2. ETERNAL TEARS OF SORROW / NOCTURNAL STAINS
2000年頃、僕が一気にメロデスの良さに引き込まれた時期に購入した作品です。雑誌のレビューでの高評価も購入のキッカケになりましたね。キーボードが挿入されていることもあって、“ゴシックテイストの強いメロデス”に仕上がっております。とにかくドラマティックで“泣きのメロディ”が素晴らしいですね。この手の泣きメロが好みの人はデス声も気にならないと思うのですが(笑)。ま、慣れかな。1stが入手困難で初めて海外から通販で仕入れしました。そんな事もあって、個人的には思い入れの強いバンドでありますね。
3. Silver-Rose / Deep
「名古屋系の重要バンド」Silver-Roseです。この「Keen Kiss Me」という作品は2作目のアルバムとなります。1stミニは4人編成で“ダークなビートロック”みたいな音でしたが、ドラマーをチェンジし、ギターをツインにしたことで劇的な変化を遂げました。全6曲と曲数的には物足りませんが、内容は非常に充実していますね。この作品のヒットでインディーズでの知名度が全国区になりましたね。黒夢と共に“名古屋系”を知らしめたバンドだと思っております。つくづくメジャー進出直前での解散が惜しいバンドでしたね。
4. GYMNOPEDIA / LOST CHILD
僕が高校時代に“日本のインディーズ”にハマっていた頃、「キャプテンレコード」というレーベルは僕にとって「宝の宝庫」でありました。ビートパンク好きの自分にはたまらないレーベルでしたね。基本的には“ソツなく聴ける作品”を発表してくれていました。このGYMNOPEDIAもそのひとつ。ブランキーがイカ天に登場した時、ジムノと被った記憶があります。3ピースでボーカル&ギターが上半身裸で奏でるスタイルはそのまんまでしたね。ブランキーはその後、シーンのトップに躍り出たので、「もしも、ブランキーではなく、ジムノが出ていたら…」と思ってしまいますね。
5. 氷室京介 / MISSING PIECE
6. 氷室京介 / RE-BORN
さて、「氷室京介特集」4週目です。6th「MISSING PIECE」はレーベル移籍第1弾、前作から2年振りの作品となりました。内容としてはアップテンポナンバーとバラードナンバーのバランスが良いと思います。特徴的なのは「ハードなギターサウンド」ですかね。唯一、不満があるとすれば、“既発曲の多さ”かな。“新曲少ねーよ!”と思ったファンも多いハズ。ただ、楽曲の質は高いですね。7th「I・DE・A」はほぼ全てアメリカレコーディングの“初”セルフプロデュース作品です。この時期から氷室さんはアメリカに移住し、ロスに制作拠点を置くことになります。最近、改めて聴き直したのですが、このアルバムは“ザ・ヒムロック”という感じで素晴らしいですね。
7. Cocco / 樹海の糸
僕の中でのCoccoさんの音楽イメージは“オルタナティヴなサウンド”というのがあったので、この曲を初めて聴いた時は少し驚きましたね。優しいサウンドに「あれ、イメージと違う」と。ただ、歌詞を読むとやっぱり“Coccoらしさ”が出ていますね。ラストの「やさしく殺めるように」なんて特に。この毒気がCoccoですね。
8. LADIES ROOM / BIG BOOBS AND BUNS
“エクスタシー第2の刺客”としてシーンに登場したLADIES ROOM。「Xと同じレーベル」というだけで購入に至ったバンドですね(笑)。ただ、こういう“ノリの良いロックンロール”は好きですね。インディーズ1stは音が軽過ぎて別の意味でビックリしましたが(笑)。そんな事もあってメジャーデビューの2ndを聴いた時は音の厚さに驚きました。「ああ、やっぱメジャーは違うな。金かけてるわ」と。Xほどの爆発的なセールスは記録しませんでしたが、固定ファンはしっかり掴んでいたバンドですね。作品を重ねるごとに演奏が上手くなるのが判ったバンドでもあります。
来週は第5土曜ということで22時から「music mania hyper」をお送りします! 第1部の特集は「44MAGNUM特集80’s」。「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.042 ON AIRリスト
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放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始