music mania ちばちゃん

3月30日(土)は21時からは「第896回」の放送! 4月2日(火)の18時からは「第894回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第772回ON AIRリスト(①2021年10月16日放送 ②2021年11月14日放送)

 さて、今月に入りスージー鈴木氏の著書が発売になりました。「平成Jポップと令和歌謡」「EPICソニーとその時代」の2冊。振り返ると僕もEPICソニーに所属していたアーティストの作品はかなりお気に入りでしたね。当時はレーベルは気にしていませんでしたが、元春、美里、バービー、TM、岡村ちゃん、ドリカム、みんなEPICでしたね。本日届いたばっかりなのでまだ読んでいませんが、とてもワクワクしますね。

 先頃、元JUDAS PRIESTギタリスト、K.K.ダウニングのリーダーバンド「KK’s PRIEST」の1stを聴きました。BURRN!紙では85点平均の点数でありましたが、個人的には90点以上かなと思います。ボーカルに関しては本家のロブよりリッパーの方が上かなと。継続的な活動を期待したいですね。

 10月に入って、世の中が動き出しましたね。感染者が増えない内にショッピングでも行こうかな?

 ということで、

第772回放送の(’21年10月16日・’21年11月14日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. STRATOVARIUS / PHOENIX ('00年発表8th「INFINITE」)
2. SCORPIONS / WE LET IT ROCK…YOU LET IT ROLL ('88年発表10th「SAVAGE AMUSEMENT」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. PIERROT / 自殺の理由 ('03年発表SELF COVER「DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律-」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. NEWEST MODEL / エンプティ・ノーション ('88年発表2nd「PRETTY RADIATION」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 氷室京介 / SHAKE THE FAKE ('94年発表5th「SHAKE THE FAKE」)
6. 氷室京介 / KISS ME ('95年発表BEST「SINGLES」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 鬼束ちひろ / 眩暈 ('01年発表4th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. REACTION / INSANE ('85年発表1st「INSANE」)

 今回の目玉は、氷室京介KISS ME。ビートロックの王道ですね。

1. STRATOVARIUS / PHOENIX

 北欧様式美メタルの頂点に立つバンドと言っても良いかな。95年の4thで専任ボーカルのティモ・コティペルトを迎えたことでバンドの評価は急上昇、5thでさらにキーボーディストにイェンス・ヨハンソンを迎えその評価を決定付けます。バンドとしてはこの時期が全盛期と言って良いでしょうね。この8thは6th「VISIONS」と並んでファンからの人気も高い作品です。現在、中心人物であったギタリスト、ティモ・トルキ脱退していますが、メンバーチェンジを経ても“北欧様式美”の頂点に君臨しております。f:id:maniachibachang:20190914151859g:plain
 

2. SCORPIONS / WE LET IT ROCK…YOU LET IT ROLL

 9th発表後のワールドツアー終了後に“充電期間”に突入したSCORPIONS。そんなこともあって、この10thは前作から4年のブランクを空けて発表された作品です。前作までの「エッジの効いたギターリフ」で引っ張っていく楽曲が少ないので、その手のスタイルが好きなファンにはウケないかも知れません。ただ、アンサンブル重視の楽曲は完成度が高く、決して否定される作品ではないと思います。彼等の持ち味である叙情的なメロディーも健在です。ポップさもあるので、初心者にも聴きやすいかなと。彼等に“ハードさ”を求めるか“楽曲の良さ”を求めるかで評価が分かれる作品ですね。f:id:maniachibachang:20190914151851g:plain
 

3. PIERROT / 自殺の理由

 このセルフカバー作品はインディーズ時代の3作から「メジャーデビュー後もライブで演奏される楽曲」をリテイクした作品です。一聴して判るのはやっぱ“演奏力の向上”ですかね。やはり“ライブで鍛えられた楽曲”なので、ライブ感が凄くありますね。僕がPIERROTの楽曲を聴くキッカケになったのは「screen1 トリカゴ」という楽曲のPVを観て「あ、このバンドのメロディセンス、いいな!」と思ったから。改めてアルバムを聴くと、PIERROT節というか、彼等独特のメロディーがやっぱりイイですね。f:id:maniachibachang:20190914151814g:plain
 

4. NEWEST MODEL / エンプティ・ノーション

 彼等のインディーズ時代のアルバムからの1曲です。バンドは後にミクスチャー的な方向性に変化しますが、この時期の音楽性は基本的にはパンクがベースで、「ソウル・パンク」なんて呼ばれていましたね。高校時代から雑誌等で存在を知っていましたが音はまったく聴いた事がありませんでした。「ニューエストいいよ!」と言っていたのは一人ぐらいしかいなかったな。今思えば、彼等を評価した彼は凄いなと思います。歌詞は基本的に「反体制」なので、そこに魅かれる人は多いかなと思います。f:id:maniachibachang:20190914151707g:plain
 

5. 氷室京介 / SHAKE THE FAKE
6. 氷室京介 / KISS ME

 さて、「氷室京介特集」3週目です。5th「SHAKE THE FAKE」は前作がミリオンセラーとなった上、自身も納得する完成度であった為、BOOWYを超えた」との意識から、「対自分」ということを意識して制作された作品であります。それが大きなプレッシャーとなり“お蔵入り”にすることも考えたそうですが、ホッピー神山を迎えたことでリリースできるレベルに仕上がったそうです。BEST「SINGLES」はタイトルどおり88年のソロデビューから6年間のシングル楽曲を網羅した作品で、自身最高のセールスを記録しております。「KISS ME」は文句なしの代表曲。CMタイアップもあって、自身唯一のミリオンセールスを記録しました。f:id:maniachibachang:20190914151650g:plain
 

7. 鬼束ちひろ / 眩暈

 もう20年前の曲なのですね。時間が経つのは早いものです。この楽曲は彼女初のバラードシングルで初のチャートトップ10入りの楽曲です。「優れた歌唱と同時に、男女の間に潜む亀裂を、別れを切り出しかねている女の立場からモノローグする詞のユニークさによって広く同世代の共感を得ている」という理由でレコ大の作詞賞を受賞しております。この曲が発売されるちょっと前から彼女の楽曲を聴き始めたのですが、若干20歳の彼女の才能に凄く魅かれた記憶があります。最初の2年間のハードスケジュールで体調を崩したことがキッカケで、かなりの休養期間ができてしまったのが、勢いがなくなるキッカケになったのが残念でしたね。f:id:maniachibachang:20190914151510g:plain
 

8. REACTION / INSANE

 発売当時、インディーズ初のセールス1万枚突破を記録した伝説の作品からの1曲です。僕が中2の頃の作品ですが、実際に初めて聴いたのは高3の頃でした。とにかく勢いがあって「カッコイイなあ」と思いましたね。今改めて聴くと、若干19歳のボーカル、JUNYAのボーカルの弱さが気になりますが、とにかくこの疾走感がたまりませんね。バンドの音楽性がこの当時のパワーメタルから後年はハードロックンロールにシフトしますが、バンドのカッコ良さは変わりませんでしたね。f:id:maniachibachang:20190914151401g:plain
 
 来週は「SKID ROW」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.041 ON AIRリスト

陰陽座 / 陰陽珠玉 ('06年発表)

 放送時間は2時間38分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

以上!

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始