さて、10月に入りまして今年も残り3ヶ月。今年の夏“も”レジャーに行けないまま終わってしまい、2ヶ月後には“除雪”のシーズンがやってきます。そう考えるととっても残念な年なのですが、春から職場が変わり、充実した毎日を過ごしているので良しとしましょう。
最近、シティーポップのディスクガイドを読み直していて、気になる“少しマイナーな”アーティストの作品を購入して聴いております。90年代の作品なのですが、まったくスルーしていたアーティストの作品なのですごく新鮮です。実は作家陣が豪華だったり、演奏陣が豪華だったりして新たな発見があります。どこかで紹介したいと思っております。
ということで、
第770回放送の(’21年10月2日・’21年10月31日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
2. HAREM SCAREM / RIOT IN MY HEAD ('20年発表16th「CHANGE THE WORLD」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. GLAY / 彼女の“Modern…” ('94年発表3rd SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. GRASS VALLEY / CYNICAL SKY ('87年発表1st「GRASS VALLEY」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 氷室京介 / LOVE & GAME ('88年発表1st「FLOWERS for ALGERNON」)
6. 氷室京介 / CALLING ('89年発表2nd「NEO FASCIO」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 勇 直子 / センターラインが終わるとき ('86年発表1st SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. GALNERYUS / BLEEDING SANITY ('21年発表13th「UNION GIVES STRENGTH」)
今回の目玉は、勇 直子のセンターラインが終わるとき。もっと売れてもよかったかな?
1. TIMO TOLKKI'S AVALON / THE ENIGMA BIRTH
このAVALONは元STRATOVARIUSのティモ・トルキによる“メタルオペラプロジェクト”であります。そんな訳でメンバーは固定ではありません。ボーカルに関してはアルバム毎に5、6名参加していますね。演奏陣に関しては1st、2ndではティモの地元であるフィンランド人脈が多かったのですが、3rd、そして今作ではイタリアンメタル人脈中心で制作されておりますね。シンガーに関しては国籍問わず、メタルシーンで名前が知られている方を起用していますね。この楽曲のシンガーはペルケイというノルウェーのシンガーソングライター兼俳優の方です。僕は彼の歌唱を初めて聴いたのですが、なかなかですね。
2. HAREM SCAREM / RIOT IN MY HEAD
カナダのメロディアスハードロックバンドです。この番組での紹介は少ないのですが、ここ日本ではメロディアスハード愛好家からは抜群の支持を受けていますね。実は僕が彼等の楽曲を聴き始めたのは9年程前からです。もちろん存在はかなり前から知っていたのですが、この番組を始めた時は未聴でしたね。彼等に関しては“2ndが名盤”だったことから、新作を発表するたびに2ndと比較される運命にありますが、ここ2作はその名盤に匹敵するくらいの名盤だと個人的には思っています。
3. GLAY / 彼女の“Modern…”
この楽曲はインディーズ時代後期からある楽曲でインディーズ1stにも収録されていた楽曲です。個人的には1st収録曲の中では一番好きな楽曲でした。リテイクしてメジャー3rdSGとして「勝負」を賭けた楽曲だったのですが、最高位45位と惨敗。僕が思うに楽曲そのものの評価よりも、3作続けて「インディーズ時代の楽曲のリテイク」というのが惨敗の原因かなと。ファンは新曲を待ち望んでいたと思います。ただリーダーのTAKUROは「いつか100万人に聴かせてやる!」と思い、ベストアルバムの選曲では真っ先にこの曲をチョイス。
4. GRASS VALLEY / CYNICAL SKY
GRASS VALLEYは僕が高校時代、ビートパンク全盛の時に聴いてかなりの衝撃を受けたバンドですね。とても洗練されてというかスタイリッシュな音に驚きましたね。同時代にこのような音を奏でていたバンドはほぼ無かったかなと思います。この1stですでに“彼等の世界”が完成していますね。当時は集めるまでには至らなかったのですが、大人になって全作品を集めました。時代を考えると、かなり“新しい事”を演っていたのかなと思います。結局、彼等のフォロワーというのも現れなかったと思うので、オリジナリティーとしてはピカイチのバンドだったと思います。
5. 氷室京介 / LOVE & GAME
6. 氷室京介 / CALLING
さて、今週から始まる特集は今年で還暦を迎える「氷室京介さん」であります。僕等世代には“カリスマ”ですね。ライブ活動引退から5年、ニューアルバム制作中という情報もありますが、ここで改めて彼の歴史を追ってみようと思いました。基本的には“シングルA面曲は極力避けて”お送りしたいと思います。その方が少しマニアックになるかと思いまして。1st「FLOWERS for ALGERNON」は良い意味で我々ファンが彼に期待していた音で作られた作品かなと思います。要は“BOOWYの音楽性が好きだった人”がすんなり受け入れてくれる作品。2nd「NEO FASCIO」は1stとは趣を変え、ファシズムをテーマにしたコンセプトアルバム。正直、最初に聴いた時はテーマが難しくて評価が難しい作品、と思いましたね。ただ、「ソロでやっていくということはこういうことなんだ」とも思いましたね。
★ Midnight Best Vol.039 ON AIRリスト
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始