music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第767回ON AIRリスト(①2021年9月11日放送 ②2021年10月10日放送)

 さて、今日は「9.11」です。あの「アメリ同時多発テロ」から20年です。今でも覚えています。旅客機がワールドトレードセンターに突っ込んだというニュースが流れた時、僕はカミさんと近所の寿司屋で夕食をとっていました。テレビでその映像が流れた時、まるで映画のワンシーンのようで、にわかには信じられませんでしたね。あれから20年ですが、今もこの世界からテロは無くなってはいません。残念ですね。

 話題はガラっと変わって、今日は今シーズン最後のバーベキューを楽しみました。日が暮れるのが早くったのを実感しましたね。片付けにもたついているとあっという間に暗くなってしまいます。今年もコロナ禍ということで、外出に制限が掛かっているということで、バーベキューの回数も多かったかな。野球観戦が多い時は2、3回しかできないのですがね。

 IRON MAIDENの6年振りの新作「SENJUTSU」を聴きました。僕の正直な感想は「つまらなかった」であります。総てミドル~スローテンポの曲、というのが辛かったです。「プログレ大作志向」が好きな人にはたまらない作品だと思うのですが、僕みたいなアップテンポのナンバーが好きな人には退屈以外の何物でもありませんでした。メタル専門誌「BURRN!」での評価が気になり拝見したところ、90点、98点、86点、99点という評価。「マジかよ!」と思いましたね。僕の感性がおかしいのでしょうか。個人的には80点以上はありえないですね。

 ということで、

第767回放送の(’21年9月11日・’21年10月10日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. ANTHRAX / OUT OF SIGHT,OUT OF MIND ('88年発表4th「STATE OF EUPHORIA」)
2. CELTIC FROST / THE HEART BENEATH ('90年発表5th「VANITY/NEMESIS」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Deshabillz / 静寂の花嫁 ('96年発表Mini「博雅の翼」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. AUTO-MOD / Life ('85年発表3rd「EESTANIA」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / 赤毛のケリー ('01年発表6th「Rodeo Tandem Beat Specter」)
6. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / スイミング・ラジオ ('02年発表BEST「GRATEFUL TRIAD YEARS」)

★ MY FAVORITE SONG

7. B’z / 孤独のRunaway ('91年発表Mini「MARS」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. FLATBACKER / DEEP INSERT ('86年発表2nd「餌 -ESA-」)

 今回の目玉は、B’z孤独のRunaway。これを聴くと、20歳の夏を思い出します、

1. ANTHRAX / OUT OF SIGHT,OUT OF MIND

 以前も申しましたが、僕にとってANTHRAXは「スラッシュ四天王」の内、最後に聴いたバンドになります。彼等に関しては“ミクスチャーの元祖”と呼ばれていたのが個人的には気に食わなくて(笑)、“純粋なスラッシュ”を求めていた僕のアンテナには引っ掛かりませんでした。最終的には「勉強のため」ということで聴くことになるのですが、コレがとても良かった(笑)。初期から中期にかけてはボーカルのジョーイ・ベラドナの声質もあり“とても聴きやすいスラッシュ”になっていると思いますね。この4thは2nd、3rdと比べるとスラッシュ度は落ちますが、ポップセンスが光っていて「スラッシュ初心者」には丁度いい作品かなと。f:id:maniachibachang:20190914151859g:plain
 

2. CELTIC FROST / THE HEART BENEATH

 このCELTIC FROSTは「スイスの地下メタル王」と呼ばれています。元々は「HELLHAMMER」というバンドが母体となっております。2nd「TO MEGA THERION」は荘厳なムードでありながら、徹底してダークでヘヴィな作品でこのジャンルでは「名盤」となっております。3rdで実験的な作風となり、4thで何故か“LAメタル”になり、ファンを失望させました。この5thは初期のサウンドにやや揺り戻された作品です。“やや”なので初期の陰鬱さはありませんが、半音階を多用した独特の音作りで“らしさ”を保っていますf:id:maniachibachang:20190914151851g:plain
 

3. Deshabillz / 静寂の花嫁

 このミニアルバムが4枚目となります。彼等は前作から「勢い・攻撃性」だけでなく、歌メロの美しさを追求するようになりました。この作品は基本的にはミディアムテンポ、バラードが多く、今日の楽曲は数少ないアップテンポの楽曲であります。正直、ボーカルが上手いとは言えないので(笑)、歌メロが美しいかどうかは判りません。ただ、非常に個性的なメロディだとは思います。歌詞の内容が「愛する人の屍を愛し続ける男」の歌、ということで狂気的で猟奇的な内容です。ま、この歌詞にこのボーカルはマッチはしますね。f:id:maniachibachang:20190914151535g:plain
 

4. AUTO-MOD / Life

 こちらも「特徴的なボーカル」の代表格であります。僕がAUTO-MODを初めて聴いたのは19歳の頃。BOOWYの布袋さん、高橋さん、PERSONZの渡辺さんが在籍していたバンド、ということで1stを聴いたのですが、このジュネのボーカルに度肝を抜かれました(笑)。ただ、メロディーセンスに魅かれましたね。91年に全5作品が再発された時に一気に揃え、この3rdもその時に初めて聴きました。驚いたのは、その音作り。当時のメジャーシーンでこんな音を出していたバンドは無かったと思うのですが。この楽曲は中東風の曲調が妖しい雰囲気を醸し出しているところがイイですねf:id:maniachibachang:20190914151722g:plain
 

6. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / スイミング・ラジオ

 さて、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT特集」6週目です。6th「Rodeo Tandem Beat Specter」は彼等の全作品で最高位となるチャート3位を獲得したアルバムです。音は前作にも増してハードな作りです。特徴的なのは“叙情性”が増したことかな。これまでの作品には余り感じられなかった「暗さ」「冷たさ」「悲しさ」が表現されている作品です。完成度は素晴らしいです。BEST「MICHELLE GUN ELEPHANT GRATEFUL TRIAD YEARS」はレーベル移籍に伴い発売された作品です。基本は2枚組なのですが、初回盤のみレアトラック集が付いた3枚組。今日はそのレアトラック集からの1曲でした。シングル「キャンディ・ハウス」にはライブバージョンが収録されていましたが、デモながらスタジオバージョンはこのテイクだけだと思います。f:id:maniachibachang:20190914151655g:plain
 

7. B’z / 孤独のRunaway

 もう30年前の楽曲になります。僕が20歳の夏に一番聴いた楽曲はこの曲ですね。カラオケでよく歌った記憶があります。B’zに関しては3rd「BREAK THROUGH」から聴き始めましたが、聴き始めの時に一番聴いたのはミニ「BAD COMMUNICATION」でしたね。当時、いちばん魅かれたのは稲葉さんの歌詞ですね。「これは面白い作詞家が登場したな」と。この曲、元々は後にKIX・Sというユニットは結成することになるギタリスト、安宅美晴さんに提供した楽曲であります。とういうことで、セルフカバーということになりますね。f:id:maniachibachang:20190914151633g:plain
 

8. FLATBACKER / DEEP INSERT

 FLATBACKERは後追いで聴き始めたのですが、「日本にこんな凄い奴等がいたんだ」とビックリしましたね。スラッシュとパンクとハードロックを融合するとこういう音になる、という見本かな。何と言っても山田雅樹のボーカルが素晴らし過ぎます。この2nd発表後、彼等はアメリカ進出を果たし「E.Z.O」として活動することになるので、“日本語で制作された最後の作品”ということになります。個人的には「FLATBACKERで3rdを制作したらどんな作品になったのかな」と思わずにいられません。f:id:maniachibachang:20190914151417g:plain
 
 来週は「GLIM SPANKY」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.036 ON AIRリスト

BUCK-TICK / BT ('99年発表)

 放送時間は2時間33分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

以上!

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「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始