music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第759回ON AIRリスト(①2021年7月17日放送 ②2021年8月15日放送)

 さて、たまに話題にでてくる“ウチの金魚さん”、先代が産んだ卵から成長して残った2匹ですが、その内の1匹(通称、オレンジ君)が今月初めに病気にかかって瀕死の状態になりました。結論から言うと、今は復活し元気に泳いでいます。約10日程、別水槽で薬浴、塩浴、絶食。体が“くの字”に曲がってひっくり返って、正直、「もうダメかな」と思ったのですが、元気になってくれました。ウチの金魚でこの状態から生還したのは初めてでしたね。夏場は水が汚れやすく、水温も高くなりがちなので注意したいと思います。

 先週に引き続き、雑誌「ヘドバン」の話題です。今回は「X Jealousy 30周年メモリアル特集」の他に「GASTUNK」と「ZI:KILL」の特集がありました。僕みたいな“オッサン”世代にはたまらない特集でしたね。この2バンドに共通なのは「解散までに音楽スタイルが変化し続けている」というところでしょうか。こういうバンドの音源は連続して聴くと非常に面白いです。ファーストアルバムとラストアルバムを聴き比べると「え、同じバンド?」と感じることもしばしばです。そんな訳で月末のhyperは急遽「ZI:KILL特集」になりました(笑)。

 ということで、

第759回放送の(’21年7月17日・’21年8月15日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. AC/DC / HELLS BELLS ('80年発表7th「BACK IN BLACK」)
2. PANTERA / I'M BROKEN ('94年発表7th「FAR BEYOND DRIVEN」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. CLOSE / MOMENT -激情の行方- ('99年発表1st FULL「So Close」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. THE MINKS / パッシュ ('89年発表1st「THE MINKS」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. サザンオールスターズ / 海 ('84年発表7th「人気者で行こう」)
6. サザンオールスターズ / 夕方 Hold On Me ('84年発表7th「人気者で行こう」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 長渕 剛 / とんぼ ('88年発表20th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. DANCER / TIME TO DIE -For Replicant ('88年発表1st FULL「Violent Emotion」)

 今回の目玉は、サザンの海。隠れた名曲かな。

1. AC/DC / HELLS BELLS

 この作品は初代ボーカル、ボン・スコットが急死し、新ボーカルにブライアン・ジョンソンが加入しての1作目です。この楽曲はオープニングを飾る曲で、ボン・スコットを追悼するかのような鐘の音から入るイントロが特徴的な楽曲です。これまでに全世界で5000万枚以上のセールスを記録し、MJの「スリラー」に次ぐ記録となっています。アメリカだけのセールスでも2500万枚のセールスを記録していて、「ロック」を聴く人は必ず聴いていると言ってもいい作品であります。この事はここ日本では余り知られていないのかな。f:id:maniachibachang:20190914151829g:plain
 

2. PANTERA / I'M BROKEN

 PANTERAは90年代を代表するメタルバンドだと思います。そのサウンドは「ヘヴィでグルーヴィーでアグレッシヴ」。特に“グルーヴィー”という部分が重要で、同年代のバンドに大きな影響を与えたと思います。前作6thでこの路線にシフトし、それが布石となりこのアルバムで遂に全米チャート1位を獲得します。僕はというと80年代的な音が好きなオッサンだったので、彼等の音を初めて聴いたのは00年代になってからでした。それまでに味わったことのないようなグルーヴで驚きましたね。そして「あ、これが時代の音なんだ」と思いましたね。f:id:maniachibachang:20190914151715g:plain
 

3. CLOSE / MOMENT -激情の行方-

 98年インディーズデビュー、99年メジャー進出、01年解散、とあっという間に駆け抜けたバンドです。メロディーセンス、歌唱力、演奏力、すべて申し分無いのですがセールス的にはそれ程でもなかったかな。個人的にはもっと売れると思ったのですが。自分なりに原因を考えてみたのですが、まず、ボーカルを前面に出し過ぎたことにより、せっかくの“演奏力”が生かし切れていない、また、アレンジがシンプルすぎる。もっと、「バンド」として自由にやることができていれば展開が少し違ったのかなと思うのですが。f:id:maniachibachang:20190914151510g:plain
 

4. THE MINKS / パッシュ

 彼等は86年に北海道で結成され、地元で圧倒的な人気を誇りメジャー進出したバンドであります。僕が高校時代、彼等の音源を買う担当は確かM君だった記憶があります。M君からCDを借りてテープにダビングした記憶があるので。最近、そのことを思い出し、急に聴きたくなったのですが、テープが紛失していて中古でゲットしました。「あー、これこれ。懐かしい!」ということで本日の紹介となりました。僕等の世代でバンドブームに夢中だった人なら、この曲は耳にしたことがあると思うのですが。2年ほど前に活動を再開したとのこと。f:id:maniachibachang:20190914151451g:plain
 

6. サザンオールスターズ / 夕方 Hold On Me

 さて、“初期の”サザンオールスターズ特集、7週目です。個人的にはこの「人気者で行こう」が初期サザンの最高傑作だと思っております。シングル「ミス・ブランニュー・デイ」収録、前作に続いてシンセサイザーを使用した洗練された音づくりとなっています。今日はLPレコードでいうとB面の1曲目と2曲目を紹介してみました。1曲目「海」はサザンのメジャーセブンスバラードの傑作です。当初、シングル候補でしたが、「ミス・ブランニュー・デイ」に差し替えに。どちらも甲乙つけ難いです。2曲目「夕方 Hold On Me」はホーンアレンジの新田一郎先生が非常にイイ仕事をしています。英語と日本語の言葉遊びが桑田さんらしさ全開の楽曲です。f:id:maniachibachang:20190914151623g:plain
 

7. 長渕 剛 / とんぼ

 「瀬尾一三先生アレンジ集」3週目、僕が高校時代の87年から89年、突如、“長渕ブーム”がやってきます。僕はそれ以前から好きだったのですが、この時代は“一般層”まで人気が広がった感じがしましたね。その時代の代表曲がこの「とんぼ」。ドラマで最初に聴いた時に大好きになった曲ですね。同名のドラマ主題歌ということもあってか通算で7週、1位を獲得しミリオンセールスを記録しました。丁度、このブーム期に彼の楽曲のアレンジを手掛け始めたのが瀬尾先生です。f:id:maniachibachang:20190914151633g:plain
 

8. DANCER / TIME TO DIE -For Replicant

 このDANCERはANTHEMの初代ボーカリスト、トニー前田と後のジュディマリ初代ギタリスト、藤本泰司を中心としたバンドであります。インディーズでミニアルバム1作、シングル1作、フルアルバム1作を残しますがメジャー進出前に解散。僕はリアルタイムでは聴いていませんでしたが、メタル雑誌で「ジャパニーズメタル名盤」の記事で必ず彼等の作品が挙げられるので「どうしても欲しく」なり、プレミア価格で購入しました。かなり満足のいく内容で、メジャー進出して欲しかったとつくづく思いましたね。f:id:maniachibachang:20190914151451g:plain
 
 来週は「METALLICA」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.028 ON AIRリスト

大黒摩希 / BEST OF BEST -All Singles Collection- ('99年発表)

 放送時間は1時間59分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

以上!

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「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始