music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第721回ON AIRリスト(①2020年10月24日放送 ②2020年11月22日放送)

 さて、先週に引き続きVAN HALENの話題です。彼等はそのビッグネームの割に“ベストアルバム”というのが少ないバンドです。公式には「BEST OF VOLUME I」(←ちなみにⅡはない)、「THE BEST OF BOTH WORLDS」の2作しかありません。今日はその内の1作「THE BEST OF BOTH WORLDS」のお話しです。この作品、デイヴ時代とサミー時代を網羅した2枚組ベストアルバムであります。(バンドの黒歴史とも言われるゲイリー時代はオミット)Eruptionから始まり、サミーを迎えた新曲が3曲続き、とここまでは良いのですが、そのあとはデイヴ時代の楽曲とサミー時代の楽曲が年代を問わず交互に収録されている、という作品です。個人的には聴いていて何ともシックリこないアルバム。そこでこの度、「発表順に並べ替えるとシックリくるかな?」と思い、自作のCD-Rを作ってみました。Disc1には1st「VAN HALEN」から7th「5150」までの20曲、Disc2には8th「OU812」から10th「BALANCE」までの10曲に新曲3曲、ラストにLIVE盤「LIVE:RIGHT HERE, RIGHT NOW」からの3曲で計16曲。やっとシックリきました(笑)。この方が音楽性の変化の仕方も判りやすいと思います。と説明してみたのですが、このベスト、2004年の作品なので同じ様な事をしている人は僕以外にもいっぱいいると思うのですが(笑)。


 ということで、

第721回放送の(’20年10月24日・’20年11月22日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. WHITESNAKE / BAD BOY ('87年発表7th「WHITESNAKE (SERPENS ALBUS)」)
2. ACCEPT / ANOTHER SECOND TO BE ('86年発表7th「RUSSIAN ROULETTE」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Laputa / eve -Last night for you- ('97年発表2nd SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. UP-BEAT / Tears Of Rainbow ('89年発表9th SINGLE)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 杏里 / レディの決意はダイヤモンドより硬い ('96年発表18th「Angel Whisper」)
6. 杏里 / Mr.SANTA CLAUS –Present- ('97年発表19th「TWIN SOUL」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 嵐 / A・RA・SHI ('99年発表 1st SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. DESTROSE / 破壊の薔薇 ('13年発表1st「DESTROSE」)

 今回の目玉は、WHITESNAKEBAD BOY。サイクスのギタープレイが最高です!

1. WHITESNAKE / BAD BOY

 彼等の代表作といったらやっぱりこのアルバムになるのでしょうね。初めて全米トップ10にチャートインした作品であり最高位2位を獲得した作品です。ちなみにトップを阻んだ作品はマイケル・ジャクソンの「BAD」であります。楽曲は基本的にはボーカル、デイヴィッド・カヴァデールとギター、ジョン・サイクスによる楽曲であります。この曲は個人的に彼等のレパートリーで最も好きな楽曲ですね。サイクスの攻撃的な面が良く出ていると思います。有名なエピソードでありますが、アルバムレコーディング終了後、カヴァデール以外のメンバーがクビになり、総入れ替えとなり、レコーディングメンバーは“世界的な成功”を身をもって味わう事が出来ませんでした。f:id:maniachibachang:20190914151409g:plain
 

2. ACCEPT / ANOTHER SECOND TO BE

 ボーカル、ウド・ダークシュナイダー在籍時のラストアルバムです。母国ドイツや日本では過去最高のチャート成績を獲得しますが、アメリカでは前2作ほどの成績を収める事はできませんでした。内容は非常に良い作品でしたが。そこで彼等は「アメリカでの更なる成功」を目指し、バンドの顔でもあったウドを解雇し、アメリカ人ボーカル、デイヴィッド・リースを迎え音楽性もライトでポップな方向性にシフトさせますが、これが大失敗(笑)。ほどなく解散を迎えます。彼等は自分達の武器を見誤りましたね。やっぱ、ACCEPTはこの声と音楽性ですよね。f:id:maniachibachang:20190914151859g:plain
 

3. Laputa / eve -Last night for you-

 一部では「黒夢と共に名古屋のヴィジュアルシーンを創生したバンド」とも言われています。「ダーク、ハード、メロディアス」という典型的な“名古屋系の音”ですね。個人的にはこのバンドの“メロディアス”という部分が気に入っていますね。このメロディーセンスは当時のシーンでもトップクラスだったと思っております。僕がこのバンドの音源を初めて購入したのは96年の春だったと思います。丁度、インディーズのラストミニアルバムが発表になった頃ですね。「インディーズでのセールスが良さそうだから、とりあえず聴いてみようかな」というぐらいの軽い気持ちで購入したのですが、これが当たりでしたね。f:id:maniachibachang:20190914151655g:plain
 

4. UP-BEAT / Tears Of Rainbow

 UP-BEATに関しては高校時代からもちろん存在は知っていましたが、当時はそれ程思い入れのあるバンドではありませんでした。友人がアルバムを所有していたので、借りて“取り敢えず”カセットテープに録音する、というぐらいでした。結局、CDでアルバムを揃えたのは’00年くらいだったと思います。驚いたのはボーカル、広石さんの整った顔から歌われる意外な“骨太な”声でしたね。3人編成になってからは音の方も骨太になりましたね。f:id:maniachibachang:20190914151350g:plain
 

5. 杏里 / レディの決意はダイヤモンドより硬い
6. 杏里 / Mr.SANTA CLAUS –Present-

 さて、杏里特集、13週目です。18th「Angel Whisper」はオリジナルとしては3年振りの作品です。「夏」「海」を歌った杏里さんらしい作品ですが、アップテンポの曲は少なく、バラードが中心の作品となりました。また、長年彼女の作品に歌詞を提供していた吉元由美さんの曲が1曲も無かったのが特徴的でした。チャート最高位4位。19th「TWIN SOUL」は彼女の作品では珍しく「秋」に発売された作品。チャート最高位9位。ここに来て「あ、勢いが無くなってきたかな」という感じですかね。ま、時代は小室サウンドの全盛期でしたからね。「Mr.SANTA CLAUS -Present-」は今回の選曲にあたって、改めて聴いた時、「あ、この歌詞すごくイイなあ」と感じた楽曲です。f:id:maniachibachang:20190914151623g:plain
 

7. 嵐 / A・RA・SHI

 80年代から90年代の「ジャニーズアーティストのデビュー曲」を紹介しております。今年いっぱいで活動が終了する嵐。この番組では初登場です。正直、思い入れはありません(笑)。彼等がデビューした時も「なんでまた、バレーボールのワールドカップでジャニーズなんだよ!」と思っていましたから。サビの「A・RA・SHI、A・RA・SHI」も「そのサビはないでしょ」と否定的でしたね。ただ、改めて聴くと、楽曲としてはそれ程悪くないかも、と思ってしまいました。調べてみると作曲、編曲は馬飼野康二さん。さすがですね、手堅い仕事をします。90年代までにデビューしたジャニーズアーティストはここまでなのですが、月末まであと1週、微妙に余ったので、もう1週お送りします(笑)。f:id:maniachibachang:20190914151630g:plain
 

8. DESTROSE / 破壊の薔薇

 さて、このDESTROSE、現在は解散しており、メンバーはそれぞれMardelas、LOVEBITES、FATE GEARという3つのバンドで活動中であります。そんな事もあり“源流”であるこのアルバムは現在中古市場でそれなりの高値で取引されております。ボーカルは現Mardelasの蛇石マリナさんです。僕は「ガールズメタルの注目バンド」ということで購入したのですが、コレが当たりでしたね。本格的なスピードメタルっていうのがたまりませんね。また、メロディーラインの美しさも素晴らしかったですね。程なくして分裂して、それぞれの活動に移るのですが、今、再結成したら面白いことになるのかなと思います。f:id:maniachibachang:20190914151510g:plain
 
 来週は第5土曜ということで「music mania hyper」をお送りします! 第1部の特集は「追悼エディ・ヴァン・ヘイレン」ということでVAN HALEN特集です。「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

★ Midnight Live Vol.336 ON AIRリスト

RED WARRIORS / LIVE "Lesson 21" ('07年発表)

 放送時間は2時間12分。 深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!

以上!

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放送局は  エフエムもえる】(北海道)>

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Live」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分頃に放送開始(前後します)