music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第898回ON AIRリスト(①2024年4月13日放送 ②2024年4月30日放送)

 さて、今月末で放送900回を迎えます。番組では「100回を区切りにBGMをチェンジ」ということになっていまして(僕のルールですけど)、「そろそろ次のBGMを考えないとなあ」と思っていました。そんな事もありまして先日、BGMの選曲を行いました。実はBGMについては“自分なりの基準”がありまして「基本、イントロ開始から7、8秒で展開がある」というのが基準です。すんなりと決まるかと思ったのですが、少し時間がかかりました。すべてのBGMが基準を満たしている訳ではないのですが、なんとかそれなりのBGMになったのではと思います。お披露目は5月4日の901回放送となりますので、ちょっとだけお楽しみに(笑)。

 職場が“新体制”に移行して2週間、最近の悩みは「経営者の立場」と「現場の声」のバランスです。「経営者」の視点だけで業務を進めると、現場に無理を強いることになりますし、利用者にとっても“介護の質”を無視することにもなります。「どのラインでバランスを取ろうかな」という部分で結構悩みます。個人的には“経営”の優先度を少し低くしても、“介護の質”や“現場の職員が働きやすい環境を”と思っているのですが、難しいところですね。

 ということで、

第898回放送の(’24年4月13日・’24年4月30日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. HELLOWEEN / FEAR FOR THE FALLEN ('21年発表 16th「HELLOWEEN」)
2. ETERNAL TEARS OF SORROW / TEARS OF AUTUMN RAIN ('09発表 6th「CHILDREN OF THE DARK WATERS」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. PENICILLIN / REAL××× ('96年発表 2nd「VIBE∞」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. THE BELL'S / 夜をぶっとばせ ('91年発表 4th「HEART」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / INTER RAPTOR ('12年発表 18th「夢見る宇宙」)
6. BUCK-TICK / 夢見る宇宙 -cosmix- ('12年発表 18th「夢見る宇宙」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 大黒摩季 / ふたりが好きだから ('94年発表 9th SINGLE「永遠の夢に向かって」C/W)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. LIGHT BRINGER / ICARUS ('14年発表 5th「monument」)

 今回の目玉は、LIGHT BRINGERICARUS。彼等の楽曲でもトップクラスの完成度だと思います!

1. HELLOWEEN / FEAR FOR THE FALLEN

 HELLOWEENは78年にギター&ボーカルのカイ・ハンセンがドイツで結成したジェントリーというバンドが前身であります。数度の改名を経て84年にHELLOWEENとしてノイズレコードのコンピレーションアルバムに参加します。翌年、正式にノイズレコードと契約しデビューを果たします。1stがドイツ国内で大ヒットし海外からも注目されるようになります。専任ボーカリストとしてマイケル・キスクが加入し2nd、3rdとヒットを飛ばしますが、創設者のカイがバンドを脱退し、音楽的に迷走をはじめますが、94年に大幅なメンバーチェンジを敢行し、音楽性もメロディックパワーメタルに戻り、以降は安定した人気を保っております。16年に歴代のメンバーが集結し、7人編成でワールドツアーを開始します。その編成のまま制作されたのがこのアルバムであります。メンバーの持ち味が充分に発揮できた作品だと思います。
 

2. ETERNAL TEARS OF SORROW / TEARS OF AUTUMN RAIN

 ETERNAL TEARS OF SORROWはフィンランドメロディックデスメタルバンドであります。91年に前身バンドが結成され、スラッシュメタル志向の音楽性で活動を開始します。しかし、メンバーが兵役につかないといけなかったため、数年の活動停止を強いられます。メンバー全員の兵役が終了し、96年から活動を再開、97年に1st発表に至ります。活動再開後の音楽性はメロディックデスメタルとなりました。98年発表の2ndがここ日本の輸入盤市場で評判になり00年の3rdで日本デビューとなります。僕が初めて彼等の音を聴いたのもこの時期であります。前年に初めて“メロデス”を知り、「もっとメロデスを知りたい!」という時期に彼等に出会いましたね。特徴的なのは他のメロデスバンドより“シンフォニック”な要素が強い、というところですかね。その関係もあり、メロディアスという部分では同系統のバンドより際立っています。
 

3. PENICILLIN / REAL×××

 PENICILLINは92年に東海大学のバンドサークルで出会ったメンバーで結成されたバンドであります。デモテープの発表を経て、94年にミニアルバム「Penicillin Shock」を発表、同年末に1st「Missing Link」を発表します。この時期からインディーズシーンで人気が急上昇し、ライブでもソールドアウトか続きます。95年にはインディーズでありながらメジャー流通でミニアルバムを発表し注目されます。翌96年にメジャー進出を果たします。僕が彼等に注目し始めたのは95年のリリースラッシュの頃でした。「こういう展開の仕方はすぐにメジャーに進出するんでしょ」と思って、“先物買い”という感覚での購入でした。ボーカルの歌唱方が特徴的でしたが、黒夢清春さんの歌唱で慣れていたこともあって(笑)、個人的には気になりませんでした。少しダークでメロディアス、というところが「名古屋系」を彷彿とさせ、個人的にはかなり好きな音でしたね。この楽曲はメジャー1stからの楽曲ですが、インディーズ時代と比べると“激しさを残しながら、キャッチーに仕上げた”という感じですね。
 

4. THE BELL'S / 夜をぶっとばせ

 THE BELL’Sは86年よりライブハウスや「ホコ天」で活動を開始し、88年にキャプテンレコードからミニアルバムを発表し、89年にメジャー進出を果たしたバンドであります。89年というと僕が高3の頃です。当時、バンドブームということもあって、毎月のようにメジャー進出するバンドがあったと記憶しています。この頃の僕のお気に入りは“ビートパンク”。このバンドに関しても僕は“ビートパンクバンド”と思って購入いたしました。確かに雑誌などでは“ビートパンク”に括られていましたが、明らかにブルーハーツジュンスカとは異質ですね。音の疾走感、開放感が“パンク”じゃないんですよね、僕にしてみれば。メンバーのファッションもパンクという感じではなく、とてもスポーティーなルックスでした。個人的には“明るいビートロック”と捉えていたバンドでしたね。期待されたセールスを挙げることはできなかったのですが、彼等が残したアルバムはとてもいい作品だったと思っています。演奏力を含めて再評価してもらいたいバンドですね。
 

5. BUCK-TICK / INTER RAPTOR
6. BUCK-TICK / 夢見る宇宙 -cosmix-

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、18週目、メジャーデビュー25周年を迎えた彼等が自主レーベル「Lingua Sounda」発足後、初めて発表したアルバムがこの作品です。前作からのスパンは約2年ということで、彼等の活動でいうと“平均的な間隔”で発表されましたね。アルバム全体の印象は“明るい”という感じでしたね。やっぱり、この“振れ幅”がBUCK-TICKの魅力だなあ、と改めて思います。1曲目「INTER RAPTOR」は個人的にはこのアルバムの“キラーチューン”だと思っている楽曲です。どちらかというとミディアムテンポのロックナンバーです。メロディーのメランコリックな感じが気に入っている楽曲ですね。櫻井さんの熱唱が素晴らしいと思います。この時期の彼等、このような“ロックンロール的”なナンバーの出来が素晴らしいと思います。2曲目「夢見る宇宙 -cosmix-」はタイトル曲になります。サウンドがきちんと“宇宙”を感じさせる音になっていると思います。なんというか“拡がりを感じさせる音”というか。また、メロディーの“浮遊感”も宇宙を感じさせるようなメロになっているかなと。
 

7. 大黒摩季 / ふたりが好きだから

 僕が90年代にかなり聴き込んでいたアーティストの一人が大黒摩季であります。2ndSG「DA・KA・RA」がCMソングに使用されていて初めて彼女の歌声を知りました。「歌上手いなあ」というのが第一印象でしたね。3rdSG「チョット」を聴いた時に「あ、彼女は大ブレイクする!」と確信しました。楽曲の良さはもちろんでしたが、歌詞が「ちょっと気の強い女の子」の感情がストレートに表現されている、というところが気に入りましたね。彼女のシングル曲のカップリング曲ってアルバムに収録されることはほぼありませんでした。そんな事もあって、当時は自分で「カップリング曲集」なんていうのを作って楽しんでいましたね。カップリングって基本、なかなか知られる事がないと思いますが、“隠れた名曲”の宝庫でもあると思います。この曲に関しては僕の中でそんな“隠れた名曲”のひとつであります。もっと日の目を浴びて欲しいと思うのですが、あまり知られて欲しくないなあ、という気持ちもありますね。
 

8. LIGHT BRINGER / ICARUS

 現Unlucky MorpheusのボーカルFukiがかつて在籍していたバンドがこのLIGHT BRINGERであります。この作品はメジャーからの3作目となりましたが、結果的には最後の作品となりました。僕が彼等を知ったのは2010年の2nd発表の頃でした。「凄い女性ボーカルを見つけた!」というのが第一印象でした。楽曲も素晴らしく、この番組でも積極的に取り上げてきました。12年にメジャー進出、13年にメジャー2作目のアルバムを発表、と順調に活動をしてきました。アルバムの出来に関しても非常に高品質な作品を発表してきたと思います。しかし、このメジャー3rdですが、メインソングライターのベースhibikiが不調で、ほとんど曲作りを行えず、キーボードのMao主体の楽曲が多くなりました。正直、過去作と比較すると印象に残る楽曲が少なかったと感じました。しかし、hibikiが作った数少ない楽曲のひとつであるこの「ICARUS」、彼等の全楽曲でもトップクラスの楽曲でした。僕が彼等に望んでいる楽曲がまさにこのような楽曲でした。あんきもと掛け持ちでもいいので再結成しないかと思います。
 
 次回は「CREATURE CREATURE」が登場します!

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